このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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第62回正倉院展と平城遷都1300年祭

2010.10.23

午前11時から、奈良へ行く事にしました。私たちにしては遅い出発です。

駐車場に車を止め、奈良公園を通り、奈良国立博物館の行列に並びます。

 

 

 

正倉院展初日から、やはり大変な人出です。

今回の、人気はこの螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんび

びわ)。

ガラスケースを囲み、二重三重の行列です。

聖武天皇・光明皇后のご遺愛品の世界唯一の古代の五絃琵琶の

遺例として名高い琵琶です。

19年ぶりの公開だそうです。

私は、背面しか見ることができなかったのですが、咲き誇る花の素

晴らしい細工文様でした。

 

正倉院展を後にし、興福寺境内を通ります。

奈良遷都1300年記念として、五重の塔の初層の公開もしていました。

広い境内は、観光客でいっぱいです。

 

 

 

 

再び車に乗り、薬師寺へ向かうことにしましたが、途中で、きらびや

で巨大な門が見えました、どうも、平城宮跡の朱雀門のようで

す。予定変更です。

近くへ行くと、門の遠くにも、立派な建物が見えます。

 

 

 

大極殿です。はるか向こうです。

平城宮跡は埋蔵文化財という名目で、世界文化遺産に登録されま

した。

夕暮れも近いので、今日は、朱雀門あたりを見学するだけになりました。

閉門の儀式を再現してくれました。

厳かに門が閉まります。

正倉院展では1年に一度のこの機会、1300年もの前の、貴重な品を目にして、

シルクロードの終着地、都のあった跡にも立ち、歴史の重さを感じた日でした。

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