このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


その2



 七百駅の横は用水路が流れ、その用水路の反対側には道路があるのでこんな感じで3本並んだ写真が撮れます。 この日はクハ3810+モハ3809と、社型のクハ4406+モハ3401が使用されてました。
 三沢は温泉地、沿線は田畑や牧場が広がる土地柄で、集落に駅があるという感じ。
十和田市近辺には学校も多く、学生の姿をたくさん見かけます。とにかく立派な道路が線路に沿ってあり、本当に鉄道危うし、といった感じがしました。


 七百を出発していくモハ3401。十和田観光電鉄ではこの車輌のイラストをおこし、Tシャツやマグカップなどを駅や売店で販売していました。三沢と十和田市には硬券入場券もあり、私もいくつか購入。少しは売り上げのお手伝いができたかな?
 なお、クハ4406は話によると将来電動車化することを視野に入れた設計だったとか。ワンマン運転のため運転台直後に運賃箱があり、停車駅でキップやお金を入れる人たちは順番に、ドアから前まで行き、またドアに戻って……を繰り返します。窓二枚分の距離がこうなると長く、じれったく感じさせます。あまりワンマンに向いた車輌じゃないのかもね。


 七百に入線する3809です。右の後ろに貨物ホームがあり、木製のトラが2両休車中でした。十和田から行って三沢に着く4〜500mくらい手前にJRまでの連絡線(?)がありました。機関車も2両あったし、昔は貨物営業でもしていたのかな?←してました。
 3809は元デハ3801で、やはりクハ側の運転台はあとから増設したもの。車輌からこちらを見ている人が多いのは、この日なにかの出し物でちょっと派手なおそろいの衣装を着ながら踊って練り歩くというのをやっていたためです。なんとかサンバとか……、良く覚えていませんが、頭の中ではえんえんと聴かされたメロディーが……、津軽が、下北が、男と女が、コイがどうした……、こーゆーのって洗脳の一歩手前?


 場所を移して田んぼの真ん中にある柳沢駅。棒がニョキニョキと生えてるのは、たぶん冬に防雪対策でネットかなにかを張るからだと思います。
 上の車輌と同じ3809ですが、モハ、クハとの連結面に乗務員扉がないのおわかりいただけますでしょうか、車内は残念ながら確認できなかったのですが、半室運転台とのことですがら、きっと先頭に出た時は特等席なんでしょうね。東急最後の釣り掛けモーター車3800形、台車もYS-M1と板バネでない新しめの構造で、きっと少しは乗り心地が良かったのでは、と思います。タイミングが悪くて乗れなかったのが心残り……。

 ちなみにこの日は3811が入場中。なにをしていたかまではわかりませんでしたが、3810の入線した日などと一緒なので。全検が近いのだろうと推測します。モハは3両あるので休んでいる方を休車扱いにすれば検査周期をのばせるから? という手でも使っているのかなぁ……。

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