このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

Sukhoi-Aerotech別館

 

S.A.S.P.E.C.

"Sukhoi-Aerotech Special Program and Emotional Column"

 

1弾

 

山陰への縦断の願いも虚しく…可部線廃線区間 探索レポート(04/17更新)

 

 

■はじめに

 

 実家のある広島市にあるJR線(国鉄含む)では宇品線(広島〜宇品港)に次いで2本目の廃線となる可部線非電化区間(可部〜三段峡)。可部
線の非電化区間の動向については結構前から気になっていた事だったが、多忙な日々を送っていた為になかなか調査出来ず、2004年に入っ
て時間に余裕が出来た時にオンライン上で調査してみると2003年11月30日を持って廃線となっていた事が判明した。現在住んでいる場所が関
東地区で、しかも1年以上実家へ帰省していなかったのでなかなか情報が入らなかったのもあった為気付くのが遅れてしまった。

 

実は俺はこの沿線にあるメインストリートを幼少時代から何度も通った事があり、物心を付いた頃から車内から見える可部線非電化区間とその周
辺に存在する廃墟の存在が妙に気になっていた。

…そんな理由から俺にとっては身近な存在でもあり、又、沿線には生コン製造工場跡やドライブイン跡などの比較的規模の大きい廃墟が点在す
る為、廃墟探索を兼ねての廃線探索…という、合理的な探索も可能という観点からも、廃線探索を計画する事となった。但し、探索時に通りかか
った時には生コン製造工場跡地は整地され、遺構は門扉が残るのみとなっていた。

 

3月半ばに諸事情により帰省、時間に余裕があったため19日に検証を兼ねた事前調査を行う事となり、広島〜梅林・上八木〜可部の現存区間
と可部〜河戸の廃線区間を探索した。廃線から3ヵ月半以上を経過した線路は既に錆びており、踏切は道路部分が埋め立てられ、線路方向へ
は立入禁止のバリケードが設置されていた。また、線路を容易に横断出来るようにする為、周辺住民によって線路にブロックやスキッド等が置か
れ、一部はバラスト(敷石)をスロープ状に盛り上げた場所もあった。

 

バラストが敷かれている場所は思った以上に安定性が悪く、足を取られることがあるので要注意。軌道上で最も安定しているのは枕木の上では
あるが、場所によっては地上子等が置いたままになっており、躓く危険性も十分あり得る。また、周辺住民が置いたスキッドが腐っている場合は
間違って踏み抜いてしまう危険性もある。

鉄橋を渡る場合も、線路脇や枕木中央部に打たれている転落防止用の鉄網はあまりアテに出来ないと思ってもらってもよい。探索時は廃線に
なってからあまり期間が経過していなかったため腐食は進行していなかったが、梅雨時の激しい雨や朝もやなどに晒されると腐食は急速に進行
していく。枕木も現役時代には比較的よく交換されていたと思われるが、廃線になってからは当然交換されなくなっているため、こちらもあまりア
テには出来ない。

 

場所的にも、環境面でも、DQNやホームレスとの遭遇する確率は極端に低いと思われるが、その代わりに野犬やサルなどの野生生物の脅威と
の遭遇率は高くなってくるという事は忘れてはならない。実際に線路上には野犬のものと思われる足跡があり、又、一部の沿線集落では数ヶ月
前にツキノワグマが出没、農作物が食害に遭っているという。

 

周辺は河戸から終点の三段峡までは民家や建物が少なく、廃線になってからは周辺住民が生活の道として使用している事もあるため、発見さ
れても通報されるという事はなかったが、場所によっては民家と隣接した場所にあるため、民家との境界線を踏み越えないように注意が必要で
ある。昼食時に沿線の喫茶店でお話を伺った時に廃線探索が目的であるいう事を話してもお咎めはなく、むしろ「貴重な廃線跡の探索を楽しん
できて下さい…」という感じの対応だった。どうやら、他にもこの沿線で探索を楽しんでいる方も多いようだ。

大声で騒いだり、破壊活動など、周辺住民に迷惑をかけるような事をしなければ特に怪しまれることはないと思われる。

 

 

 

 

 

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