このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


可部線廃線区間(可部〜三段峡)

Kabe Line abolition section(Kabe-Sandankyou)






可部駅3番線の駅名票。廃線区間の「河戸」の表記も消された…。

山陰への縦断の願いも虚しく…

又、地元住民による再生運動も実ることなく
廃線となった…。

やがて赤錆び廃れ行く屍の存在は
人々の記憶から薄らぎ消え行く…。

屍は記憶の風化と共に草木に飲み込まれ、
徐々に自然へと還っていく…。

過疎化という狂い始めた歯車の暴走を
誰も食い止める事が出来なかった。
操縦不能に陥った飛行機の如く…。

誰もが予想しなかった事。
誰もが気にかけなかった事。
それが今となっては後悔という波に押され話題となる。

しかし、それが事実…
輝かしき日々の後に必ず訪れる悲しき事実…。
盛者必衰という避けられぬ虚しき事実…。


by Серг. Климов







梅林駅の南側にある歩道橋から広島方面を眺める…。
写真左奥に見える「そごうサンホームズ」は閉業されているが、管理者が存在し、機械警備が入っている為探索不可能であった。





瀬戸内色の115系

電化区間(現存区間)は通常、2両編成の105系が使用されているが、
朝・夕のラッシュ時には山陽本線や呉線で使用されている4両編成の103系や115系が充当される。







広島市民の水源、太田川を跨ぐ鉄橋「太田川橋」(安佐北区側から撮影)。
ここを渡って安佐北区に入る。





可部に到着する103系

広島市安佐北区に存在する可部線の終着地点、可部駅。
2003年11月30日までは終着地点ではなく、電化区間(現存区間)と非電化区間(廃線区間)との境目の駅だった。





可部駅2番線にて待機する105系

可部駅には1〜3番線まであり、3番線が廃線区間へ行く気動車用のホームだった。
1・2番線は中規模の私鉄の終着駅を彷彿させる「コ」の字型のホームが特徴。





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