可部線廃線区間(可部〜三段峡)
Kabe Line abolition section(Kabe-Sandankyou)
山陰への縦断の願いも虚しく…
又、地元住民による再生運動も実ることなく
廃線となった…。
やがて赤錆び廃れ行く屍の存在は
人々の記憶から薄らぎ消え行く…。
屍は記憶の風化と共に草木に飲み込まれ、
徐々に自然へと還っていく…。
過疎化という狂い始めた歯車の暴走を
誰も食い止める事が出来なかった。
操縦不能に陥った飛行機の如く…。
誰もが予想しなかった事。
誰もが気にかけなかった事。
それが今となっては後悔という波に押され話題となる。
しかし、それが事実…
輝かしき日々の後に必ず訪れる悲しき事実…。
盛者必衰という避けられぬ虚しき事実…。
by Серг. Климов
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梅林駅の南側にある歩道橋から広島方面を眺める…。
写真左奥に見える「そごうサンホームズ」は閉業されているが、管理者が存在し、機械警備が入っている為探索不可能であった。
電化区間(現存区間)は通常、2両編成の105系が使用されているが、
朝・夕のラッシュ時には山陽本線や呉線で使用されている4両編成の103系や115系が充当される。
広島市民の水源、太田川を跨ぐ鉄橋「太田川橋」(安佐北区側から撮影)。
ここを渡って安佐北区に入る。
広島市安佐北区に存在する可部線の終着地点、可部駅。
2003年11月30日までは終着地点ではなく、電化区間(現存区間)と非電化区間(廃線区間)との境目の駅だった。
可部駅には1〜3番線まであり、3番線が廃線区間へ行く気動車用のホームだった。
1・2番線は中規模の私鉄の終着駅を彷彿させる「コ」の字型のホームが特徴。
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