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ここでは美鉄バス時代の美唄営業所所管路線時刻表を掲載します。資料作成にあたり各駅停車様のご協力を頂きました。ありがとうございます。 なお三菱バス・美鉄バス時刻表については 各駅倉庫 サイト にも掲載されておりますので併せてご覧下さい。−2012.4.30時刻表3点追加・記述修正− |
美鉄バス時刻表 美鉄バス移管時 美唄営業所管内 (1981.9) 三菱鉱業セメント時代末期の時刻改正は新会社である美唄鉄道株式会社にそのまま引き継がれた模様で,「美鉄」の名前を冠した最初の時刻表であると思われる。美唄炭山線は上り40本,下り36本と昭和53年改正時とそれほど変化がない。三菱バス美唄ターミナルは移管時に供用廃止となり[北2丁目」へ名称変更されているが,この時刻表ではターミナル表記のままである。なお時刻表からは見えないが,休止中である美唄炭山線の一部(炭山駅前〜常盤台駅前・常盤台局前・三ノ沢・旭台行きと東明口経由),市民会館線は休止扱いのまま引き継がれ,一部は1992(平成4)まで新生美鉄バス路線として存続した。 |
美鉄バス時刻表 昭和59年8月6日改正 美唄営業所管内 (1984.8) 美鉄時代・美唄地区初の大規模なダイヤ改正である。このダイヤから美唄炭山線は東美唄線と名称変更され,停留所も炭山駅前→国設スキー場前,栄町→落合栄町,盤ノ沢駅前→盤ノ沢,東明駅前→東明一区など,旧美唄鉄道存続時からの停留所を中心に改称が行われた。東美唄(旧美唄炭山)線,南美唄線の旧東明駅前折返し,旧盤ノ沢駅前折返し便はすべて落合栄町折返しに集約され,以降美唄市内路線の基本形となった。国設スキー場行きナイター便の記載も興味深い。 |
美鉄バス時刻表 昭和62年6月14日改正 美唄営業所管内 (1987.6) 美鉄バス2回目の改正となる今回は,東美唄線について日祝祭日便が全体で約3割ほど減便となっている。申請理由としては,平日は通勤客の利用があるも日祝日はマイカーや自転車の普及に伴い利用者が皆無の便も出ていることが挙げられている。札幌地区では昭和50年頃から日祝ダイヤの分離が進められていたが,昭和60年代には美唄地区でも都市型の移動形態が定着してきた。東美唄線では平日39往復,日祝27.5往復。この改正ダイヤは少なくとも1990(平成2)年頃まで大きな変更なしに存続したようである。 (資料提供:各駅停車様) |
美鉄バス時刻表 平成9年10月1日改正 美唄営業所管内 (1997.10) 残念ながら平成期の美唄地区改正ダイヤについては手元資料が少なく,残っているのは10年後の1997(平成9)年改正以降の時刻表である。認可申請資料によると,前ダイヤ(平成8年12月1日改正)との違いは沿線住民の要望により東美唄線の旭通り経由便をすべてコアビバイ〜美唄市役所〜市立病院経由とし(16.5往復),また利用者の少ない東明中央〜公園口の技専経由を東明三区経由に集約,経路変更に伴う停留所新設(5箇所)などである。美鉄バス最後の新規経路申請となったダイヤという意味でも興味深い。東美唄線は平日28往復で,平成2年〜平成8年の間で3割ほどの便数減があったことになる。 |
美鉄バス時刻表 平成11年10月1日改正 美唄営業所管内 (1999.10) 表・裏 美鉄バス最後の改正時刻表で,2002(平成14)年3月の美鉄バス事業廃止まで使われたダイヤである。美鉄バス(株)すでに1999(平成11)年9月30日をもって一般乗合旅客自動車運送事業(乗合バス)を廃止する旨の申請を出していたが,美唄市から生活路線確保の要請を受けて,以降は一般貸切旅客自動車運送事業による乗合運送許可(いわゆる21条バス)を申請し,認可となった。ダイヤ改正内容としては東明通り,旭通り経由ともに日中の便をコアビバイ〜市役所〜市立病院経由とし,前ダイヤで休止とした技専(養護学校)経由を復活(6往復)したことなどである。落合栄町→アルテピアッツァ美唄バス停改称はこのダイヤから。 (資料提供:各駅停車様) |
美鉄バス三角運賃表 平成10年11月5日改正 美唄営業所管内 (1998.11) 美鉄バス最終期の三角運賃表。対キロ路線のため短区間乗車では安いが,通しで乗ると大都市圏の利用者に比すると割高に見えるかも知れない。美唄市民バス移管後は全線一律200円となり,沿線利用者にとっては歓迎すべきことであるが,他方で地方自治体の運営コストに跳ね返ってくることにもなる。 (資料提供:美鉄バス) |
美唄市民バスへ移管されて間もない頃,市民バス東線=旧美鉄バス路線に乗車した際車内で配布されていた時刻表です。 |
美唄市民バス 東線時刻表 平成14年4月1日改正 (2002.4) 表・裏 美鉄バス(株)では一般貸切旅客自動車運送事業による乗合運送(21条バス)の形態でも事業継続は困難と判断,貸切事業を含むバス事業全般を廃止,美唄鉄道時代以来バス事業54年の歴史に幕を閉じた。以降は自治体(美唄市)の自主運営による自家用有償旅客運送(道路運送法旧80条→改正後は同78条による)に転換,旧美鉄バス路線は美唄市民バス東線として再出発することとなる。 上記は美鉄バスから美唄市民バスへの移管直後の時刻表。移管当初は美鉄バス時代のダイヤをほぼ踏襲する形で運行されている。裏面の「問い合わせ」欄には市役所の他に委託事業者の名前も見える。 註)美唄市民バスについては現行路線であるため縮小画像のみを掲載します。 |
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