415系(800番台)
113系に485系から捻出した交流機器を装備させた車両で、800番台を名乗る。1991年の七尾線電化の際に導入された。
専ら七尾線の専用車となっているが、全ての列車が北陸本線の金沢まで乗り入れる。一部は美川、小松まで乗り入れる便も。
車内は大幅に手を加えられており、ボックスシートはシートピッチを拡大したうえで、バケットタイプの椅子に交換、それに伴い、ドア横の2人掛けロングシートは撤去された。これは、急行“能登路”運用を考慮したものであり、実際2001年3月まで同車が急行運用に就いていた。
塗装はご覧のようにケバケバしいもので賛否両論あるようだが、JR西日本はコスト削減を名目に鋼製車の単色化を進めており、同車は輪島漆器をイメージした赤一色に変更される。 |