このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ミャンマー鉄道に乗る(1)

ヤンゴン駅

2003年末にミャンマーの鉄道に乗りに出かけた。ミャンマーは、現在軍事政権下の人権弾圧により、アメリカの経済制裁を受けている。強権政治のおかげで、治安はよい。物価も安い。現地人と同じ生活をするならば、1日の食費は100円以内である。けれども、ホテルや鉄道では外国人料金が適応され、十数倍から百倍以上の料金をとられる。たとえば中級ホテルは1泊25〜30ドルであるが、これは公務員の給料より高い。また、首都ヤンゴンには環状線があるが、現地人の料金は1円以下、外国人は1ドルである。


ヤンゴン環状線車内


 どちらかと言うと、ローカル線好きではあるが、初めてのミャンマー鉄道なので、日本の東海道線に相当するヤンゴン−マンダレー間に乗ることにする。マンダレーは最後の王朝のあった街で、ヤンゴンの北方約600㎞に位置する。ヤンゴン−マンダレー間には、1日7往復の列車が走るが、昼間に走るのは1往復で、あとは夜行である。なるべく景色の見える列車に乗る主義なので、昼間の列車で往復するつもり。前日に上等クラス30ドルの乗車券を購入し、早朝5時半にホテルをチェックアウトして駅に向かう。

ヤンゴン市内の元京都市バス

 

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