このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
「タイ国鉄 北線・サワンカロック線に乗る」2
チェンマイ駅に停車する快速(前日の撮影)
チェンマイ駅は夜行列車からの客を待ち受けるホテルの客引きや、トゥクトゥク(オート3輪タクシー)の運転手で、朝にしてはにぎやかである。快速の乗車券は前日に2等指定席を確保してある。ついでに明日朝のピサヌローク−バンコク間の特急列車2等指定席も確保してあるが、ちなみにこの特急はサワンカロックからバンコクへ引き返す列車でもある。タイ国鉄の駅に改札はないので、直接ホームに向かうが、発車20分前にもかかわらず、列車は入線していない。嫌な予感がする。時刻表を見ると、5時35分に到着する夜行快速がある。しかし、そんな車両は見当たらない。車両に余裕のないタイ国鉄のこと、この夜行快速が、わが快速に変身予定で到着が遅れている。などと予想しているとそれが当たり、夜行快速は私の待つホームに50分遅れで到着した。発車まであと10分、急いで車内清掃をして発車・・・というわけにはいかなかった。寝台車両を切り離し、荷物車を付け替え、別の車両を増結するという作業を、はるばるバンコクから夜行快速を引っ張ってきた機関車がマイペースで行った。そしてわが快速もこの機関車のお世話になって、50分遅れで発車した。
チェンマイ駅に停車する快速(当日撮影)
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