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      江南の水郷  楓 涇  feng jing
                                         2006年3月18日
    歴史文化名鎮
江南の古鎮水郷 HOME
  
久しぶりの水郷です。上海と浙江省の間にある 金山区の水郷 楓涇 に行って来ました。バスはいつもの八万人体育場から出発、まだシーズンオフなので直通バスはなく、西塘行きと同じバスでした。ほとんどが西塘行きで楓涇行きは6人、今回はガイド付き。周庄や朱家角に比べると地味でですが、ゆっくりと散策するにはお奨めの水郷です。
 
八万人体育場より出発
春になって八万人体育場のバスセンタのお客もだいぶ増えてきたようです。

出発はいつもの八万人体育場
 

バスはほぼ満員状態
楓涇入り口
水郷の入り口は、どこも同じパターンです。ここは農民画で有名らしく、駐車場の隣にあるアパートの壁には大きな農民画が書かれていました。

入り口は何処も同じパターン
 

中心地は右上 左下周辺も穴場です
石橋

致和橋

水郷のポイントは石橋、どこでも立派な石橋が作られています。

一番有名な橋は致和橋 1328年建設というからだいぶ古いようにあります。その次は工農橋・竹行橋・北豊橋の「楓涇三橋」です。

その他、南街の方には

工農橋

竹行橋

地図では「城皇廟橋」 現物名は泰平橋
  

施王橋 真ん中が広くなっています
水辺の景色

廊棚内部 長椅子が並んでいます

楓涇の特徴は長い廊棚です。もしかしたら西塘より長いかも知れません。棚廊の下にはオープンカフェが並んでおり、水辺を見ながら食事が出来るようになっています。

楓jingの水路は他の水郷に比べて川幅が広く視界が広がっていますが、緑が少なく変化がないというか・・・・水辺の景色は単純です。






長い廊棚が特徴

水辺の洗濯 

棚廊から見た対岸
 

どこも似たよう川辺の風景
建物など

施王廟

双亭廊 これも廊棚か?

郵電局跡

古戯台
 

旧人民公社 隣に毛沢東記念館があります
路地裏の小路
最近、水郷の路地裏の小路(弄)が面白くなって来ました。水辺につながる路地裏路、狭く手細い路地裏路、家々の庭につながる路・・・・いろんな水郷の生活が見られます。 各小路には**弄という名前が付いていますが、名前を確認するのを忘れていました。



 

油車弄
楓涇の食べ物
楓jingにはいろいろな食べ物があります。一番に目に付いたのが「蛙のから揚げ」 から揚げだけでなく、剥き身の材料まで置かれています。ほんとうは「こんな新鮮な材料を使っているんだ!!」というアピールでしょうがあまり見たくありません。

かえるの剥き身

かえるのから揚げ

紹興酒販売店 
江南の水郷では「丁蹄」が売られていますが、街の中に「丁蹄」の記念館がありました。


「丁蹄」は豚のもも肉を角煮みたいに煮たものです。江南地方では周庄が一番有名かと思っていましたが、楓涇もなかなかのようです。

丁蹄記念館

名物の丁蹄

粽子(ちまき) 1個2元 アッツアッツです。
  

こんなクッキー屋も多い
民芸品

農民画書き 4枚まとめて書いています
楓涇は単なる水郷の街だけでなく、農民画、切り絵、漫画、色っぽい中国画などが有名なようです。


この中でも、特に農民画で有名らしく、展示場や専売店が目に付きました。左の写真は農民画で有名な家族の娘さんとの事で、楓涇の本で説明してくれました。


農民画世家展丁
 

切り絵作り
その他

木製おまる 綺麗に磨いています
裏路に綺麗に洗った木製のおまるがありました。上海の裏街や田舎に行くとトイレがないのか、おまるがいっぱい使われています。

街の中を良く見ると、おまるを運ぶ人がいたり、おまるの中身を捨てるトイレがあったりで、昔ながらの生活を垣間見ることが出来ます。



かご売りのおばちゃん
前から写そうとしたら、目があったので取りやめ、後ろから写しました。





毛ちゃん像と毛ちゃんバッチ
人民公社跡の隣の毛沢東さんの記念館があります。ここにキラキラ輝く物があるので見てみると、なんと全部も毛沢東さんのバッチでした。

今でも裏街のお土産物屋に行くと、毛ちゃんグッズが売られていますが、こんなにバッチを見るのは初めてです。





袋に入った白菜から目が出て花が咲いています
水路の横の石の上にナイロン袋に入った白菜の花がありました。

置いている間に芽が出て咲いたのか?
ナイロン袋で白菜を育てているのか?

どこまで大きくなるのでしょうか?

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