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今まで「江南の水郷」というタイトルで紹介して来ましたが、中には「水郷」と言われないような「古鎮」もあります。中国のホームページを見ると「水郷」より「古鎮」の方がよく使われているので、名前を「江南の水郷」から「江南の水郷古鎮」に変えました。
中国では昔から「南船北馬」と言われるように、上海・江蘇省等の江南地方は多くの水郷古鎮があります。一見何処も同じようですが、よく見るとそれぞれ特徴があります。
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■水郷古鎮の特徴 |
水郷と言えば「水路と石橋」 一見、何処の水郷古鎮も同じようですが、よく見るとそれぞれ特徴があります。
石橋 shi qiao |
廊橋 lang qiao |
廊棚 lang peng |
牌楼 pai lou |
劇台 xi tai |
これは? |
川辺水閣 |
牌坊 pai fang |
祠堂 ci tang |
寺廟 si miao |
弄堂 long tang |
観光船 | | | | | |
■古橋の種類 |
| 碇歩 | 碇を歩く 写真を見ると「飛び石」みたいです。これも橋の一種か? | | 浮橋 | 読んで字の如く浮かした橋ですが、昔はどんな材料を使ったのでしょうか | | 石梁橋 | 梁が石で出来ている橋で、形は普通の橋の形をしています | | 木梁橋 | 石梁橋と同じで、材料が違うだけです | | 石拱橋 | 石で作ったアーチ型の橋です | | 石拱廊屋橋 | 屋根の付いた石橋。一般的には「棚橋 lang qiao」と言っています。 | | 八字型石橋 | | | 立交式石橋 | | | 拱梁組合橋 | 拱と梁の複合式の石橋 | | | |
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■江南以外の古鎮 |
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■上海の古鎮 |
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■中国は古鎮ブーム |
中国は古鎮ブームか? 古鎮の古さ・量・再開発状況を見ると日本とは比較にならないほどのレベルだと思います。 一番目の特徴は、レンガと漆喰をベースにした建物のせいか、耐久年度が長いので明代建物が数多く残っている事です。二番目は貧苦の差が激しかったのか、立派な建物は凄いと思うように立派な建物があります。三番目の特徴は古橋。石橋が多く、築1000年程度の石橋が今でも数多く残され使われています。
何年か前の日本のテレビで諸葛村にあやかってか、村おこしか、歴史を発掘しようと街ぐるみで取り組んでいる内容が放送されていました。話によると偽物古鎮もあるとの事です。何でも偽物が出回る中国、まんざら嘘話ではないかも知れません。
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■中国古鎮情報 |
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