このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

  江南の水郷  南潯  nan xun
                                         2006年3月25日
千年古鎮 世紀商埠    
江南の古鎮水郷 HOME

11回目の水郷は浙江省にある南潯に行って来ました。南潯は烏鎮から30分程度行った所にある古い水郷の街で、隣は江蘇省の呉江市です。なぜ南潯か? 意味はありません。八万人体育場から行く水郷で残っているのは南潯と**の2箇所だからです。
 
いつもの八万人体育場から出発

八万人体育場 南潯の看板

バスはいつもの八万人体育場からの出発ですが、烏鎮行きと共用のバスなので烏鎮に寄って行きます。

南潯は有名なのか? 八間人体育場には大きな看板がありました。

春になって段々と水郷の観光客も多くなりつつあります。今回のツアーはバス2台です。南潯までバスで焼く3時間、途中でトイレに行きたくなり、とうとう途中の道で止めてもらいました。



バスの中
 

途中烏鎮に寄る
南潯の地図


南潯の街に着いたのが12時過ぎで、それから2時間ばかりガイドが案内です。帰りは4時過ぎのため、自由時間が少なく、じっくりと回れませんでした。

上海から3時間程度かかるため、ゆっくり見るには1泊するのがいいようにあります。



南潯の石橋
南潯には橋が多いが、なんとなくバランスが悪い気がします。一つは再開発中で新しい建物が多いこと。も一つは緑が少ない事かと思っています。

蒋家橋

通利橋

広恵橋 向こう側は広恵宮

通津橋 南潯で一番大きな橋

地図に載っていない新しい橋

三共済橋

興福橋
 

小さな廊橋 名前は??
川辺の風景

小蓮庄の前
南潯のお奨め水路は南西街/南東街です。少し緑が少ないのが問題ですが、回りの建物と調和しています。

西大街の方は新しい建物が多く、古い水郷としてのバランスが悪く、なにか物足りない気がします。


南東街

百間楼民居

南西街
 

南東街
張石銘旧居



南潯はお金持ちが多かったせいか、立派な建物があります。彫刻などをみていると、他の水郷より立派な気がします。
この中でも、驚いたのが奥の方にある西洋風の建物です。なんでも目立たぬように中庭に立てたとの事。

一部の建物しか見ていませんが、この張石銘の旧宅は江南第一と言われています。

中国風の建物中庭に西洋風の建物があります
 

中庭の中
その他建物

劉氏梯号

劉氏梯号は立派な建物ですが、日本語インターネットにも情報がないので、どんな建物かのかよくわかりません。こんな時にはガイドが日本語でしゃべらないので

窓の枠内は昔の文字
 

名もない家の彫刻も立派です
南潯の食べ物

途中の菓子パン屋でつまみ食い

定勝糕 ding sheng gao 米のお菓子か

昼飯はラーメンと豆腐とビール 
 

昼食はビール付き、小さな食堂で「冷えたビールがあるか?」 と聞いたら「今日は寒くないから冷えてない!!」との回答・・・一瞬??? つまり「ビールは冷蔵庫の外に置いているから、寒くないので冷えていない」という事です。

次の食堂で同じように聞いたら「あるある」との事なので、いつものようにラーメンをメインに注文しました。まずはビール、しかし来たのは生ぬるいビールです。いつもは栓を開ける前に触って確認しますが、今回はその前に開けられたので、しかたなく飲んでしまいました。


ドクダミの根 前の雲南旅行で食べた
 
春節の時に雲南に行った時に、はじめてドクダミの根を食べましたが、同じ物が南潯でも売られていました。

我が家の庭にダクダミが生えるので、いつも草取りをしていましたが、こんなに長いとは思いませんでした。ドクダミ茶は知っていましたが、まさか根が食べられるとは思いませんでした。


にせ壁模様
偽者を作るのは中国の得意わざですが、古い水郷にもこの技術が相当使われていると思います。下の写真は立派な壁模様ですが、よく見ると発泡スチロール製でした。

一見立派な壁模様
 

よく見ると発泡スチロール製
その他

  
尻出しズボン


中国特産の開褲子(kai ku zi) 過去最高の開口度です。

  
屋根に古かめを使用

水郷の街の楽しみの一つが建物壁や屋根の形です。変な屋根と思ってよく見ると「古カメ」でした。

時々発泡スチロールを塗り込んだりしますが、この事例はましな方だと思います。

蛇の干物

道路に並べられているのは全部蛇の干物です。自然乾燥か? 火炙り品か? 相当に貴重品らしい。

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