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  上海の古鎮水郷  南翔nan xiang
                                         2006年6月3日
   
江南の古鎮水郷 HOME

「上海の30古鎮」の一つである南翔に行って来ました。南翔は古鎮としてはあまり有名ではありませんが、南翔小龍包では非常に有名です。会社から近いのでよく食事には来ますが、ゆっくり街の中を歩いた事は初めてです。しかしながら来て見てびっくり、古鎮としての形が出来ており、少しずつですが整備も始まっています。
 
南翔の石橋
南翔の石橋は古く使われていない石橋と、新しい出来たてと思われる石橋の両極端みたいな気がします。

吉利橋と太平橋 この辺が中心地

隆興橋と太平橋  ここで南北の水路が合流

香花橋(解放路・人民街)

菜場橋

大名橋  向こうは行き止まり
  

老庄橋 今は使っていません
南翔の水路

水郷の雰囲気

南翔の水路は人民街と生産街にそって二本の水路が流れています。この周辺は江南に水郷の雰囲気を持っており、一見「どこかの水郷か? と思われる場所もありました。

しかしながら、生活排水で水路が汚れる一方、生活様式の変化により水路や石橋が不要になりつつあります。

その一方で保存の動きや整備が確実に進んでおおり、数年後には昔の良さと現在の便利さを兼ね備えた古鎮に生まれ変わりそうな気がします。

家庭排水が多いので汚れが激しい
 

ここの階段はごみ捨て用らしい

壊れかかった石段
生活様式の変化か? 汚れて使えなくなったのか?水場に降りる降りる階段もすくなく、わずか残っている所も壊れつつあります。


その一方保存しようとする活動も進んでおり、水路の周辺は綺麗な石畳の道になったり、清掃活動が進められています。


水路沿いは整備が進んでいます

それでもごみ取りはしています
南翔寺zhuan塔


 
正式には「五代zhuan塔」 五代から北宋の時代に立てられた物です。当時は白鶴南翔寺の山門の内側にあったのが火災で消失 現在の物は清乾隆三十一年(1766年)に立て替えられたものです。

七球八面 高さは11m レンガ製(瓦みたいな材質)で作られています。

南翔の街並み
昔ながらの通りは人民街と共和街です。人民街がメインストリートで共和街は食材や生活必需品が売られている裏路です。今でも大勢の人たちが集まって賑わっています。

共和街 にぎやかです

油条とか粽子とかいろいろ

人民街の酒屋さん
酒壷が綺麗に並んだ酒屋さんを見つけました。1斤(500g)当たり3元ー5元と格安です。

こんな店をみると買って帰りたいような気がしましたが、残念ながらビンの手持ちがありませんでした。


解放街 いまでも石畳
 

乳母車はガタガタと大変です
古猗園
民代嘉靖年間(1522−1566年)に建てられたもので蘇州の拙政園に近い形になっているそうです。

入場券の地図

古猗園入り口 

九曲橋

不系舟

唐経幢

石畳も非常に凝っています
 

ここは竹林が多い

地元の人は入場無料なので、朝からダンスをしたり大極拳をしたりの人たちでいっぱいです。

亭子の中でダンス
 

太極拳 この二人は形が出来ている
南翔小龍包
南翔で一番有名なのは「小龍包」 上海では豫園が有名ですが元祖は南翔です。日本ではここが銀座に、豫園が六本木ヒルズに支店を出しています。 

古猗園入り口

前が食券レストラン

こっちは食券を買って食べる所
 

小龍包 20個12元 前は10元だったが値上がり
南翔情報
歴史文化名勝鎮南翔
古猗園
千年古鎮銀南翔

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