このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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本格的に水郷シリーズを充実させようと、連休明けの第一弾は烏鎮に行って来ました。8万人体育場に8時前に着きましたが、8時45分のバスは満員で次の9時半、おまけに途中はノロノロ運転で現地到着は11時半でした。ぼうっとした天気で写真に色が出なっかったので、また天気の良い日に出直しです。 料金は烏鎮の入場料も含めて148元(お寺回りのないツアーの場合140元) 今回はガイド付きでどちらというとありがた迷惑、出発の場所を聞いたけどわからないので、仕方なくツアーについて行きました。 | ||||||||
八万人体育場から出発 | 烏鎮地図 上海からバスで約2時間 | |||||||
■烏鎮街並み | ||||||||
壁の向こうが古い水郷の街 | 烏鎮の古鎮は街のど真ん中にあるため、古鎮の中からでも一般のアパート等のビルがチラホラ見え隠れする事がありますが、東大街や東市河の中に入り込むと古い水郷の街にタイムスリップ(観光客がいなければ)したかと思われる風景が見られます。 時間の関係上全部を見られませんでしたが、他の水郷に比べ、烏鎮特有の産業や文化が見られます。産業では「三白酒」「藍染め」 文化面では花鼓戯や影絵芝居、拳船などの民間芸能と賑やかな香市(いち)で有名です。 これは烏鎮が単なる田舎村でなく、京杭運河につながる運河があった事で、産業や文化に広がりが出たんだと思います。 今回のはツアー方式でガイド付き、これが「ありがた迷惑」修真観と芽盾故居1時間以上使ったので、その他を見る時間は1時間半くらいしかありませんでした。 | |||||||
これはレストラン 比較的新しい建物 | 椅子が準備されている「廊棚」 | |||||||
小さな路地は水路につながっています | 家々のトンネルをくぐると水路です | |||||||
狭い路地やトンネルを抜けると、そこは水路に下りる石段・・・おばあさんが野菜を洗ったり洗濯物をしたりしており、のぞかな水郷風景が見られます。 残念ながら水が汚い事です。これは何処の水郷も同じですが「服の色が変わらないか? 食べ物は綺麗な水で濯ぐのか?」と心配になるのが江南地方の水郷です。 でもまあ江南の水郷は、水の汚さを差し引いても見る価値が在ると思います。 | ||||||||
■修真観・劇台 | ||||||||
烏鎮に着いて一番に行ったのが「修真観」、普通のお寺なのにお寺の字がない。看板の上には「そろばん」なんでしょうか? ガイドがいたのでたぶん説明していたしょうが、中国語が理解でいないのでチンプンカンプンです。 中庭では大きな線香が売られており、バケツの油を燃やして火を付け、写真のように取り付けられます。線香売り場も線香立て風景も写真を写していると断られました。 下の写真は影に隠れて写したけど見つかってしまいましたが、何か訳ありなのでしょうか? 「修真観」の前には劇台があり、今でも京劇みたいな田舎劇をやっていました。アップで撮影するには耐えられないのでやめましたが、烏鎮ではいろいろな行事があるようです。 | 修真観 なぜかそろばんが看板です | |||||||
境内にはビッグな線香がありました | 劇台 修真観の前にあり、ときどき劇をしているようです | |||||||
■水路と石橋 | ||||||||
廊棚(回廊) 椅子があるのが特徴です | 烏鎮は西塘と同じうように、雨の日でも行動しやすくするために「廊棚」が発達しています。 西塘と違う所は「廊棚」に下に椅子が並べられている事で、雨の日の行き来はもちろんですが、雨や夏の炎天下の下でのコミュニティの場となっています。 西塘も同じですが、橋に屋根がかかったり、椅子があったりと「橋の概念」も違うと思います。車や馬が通るのでなく、湯涼みをしたりするコミュニティの場所として使われているのが、この地方の特徴です。 | |||||||
廊棚(回廊)でくつろぐ地元の人たち | 古鎮の良さは、今でも実際の人が住んで使っていることです。休日には廊棚(回廊)の下も観光客の休憩の場所になっていますが、今でも地元の人たちのコミュニティの場所としても使われてるようです。 写真を見て気が付きましたが、何処を見ても休んでいるのはおじいちゃんたちばかりでした。 なぜかと言うと、どこでも「女性は働き者」 のんびりと休まないで料理を洗い物をしたりのんびりと休んでいる暇はないのでしょう・・・・と勝手に解釈しています。 | |||||||
福慧橋 回りには遊歩道のある林があります | 逢源連橋 屋根付き・2本橋(2列)珍しい | |||||||
仁義橋前 | カワニナ洗いのおばちゃん これからどのくらい濯ぐのか? | |||||||
川辺水閣 | 烏鎮のもう一つの特徴は「水閣」です。水路の上に突き出した部屋には小窓があり、小船で販売して回る食料や日用品を窓から手を出して買える様になっている事です。 水郷の村の輸送手段は当然の事に水路です。水路優先のため、橋は一段高くなっており、階段があるため車(馬車)は通れません。車社会から見ると考えられない事ですが、水路や家々を見ていると、非常に合意的に作られていると思います。 | |||||||
■烏鎮の食べ物 | ||||||||
烏鎮羊肉 見る目は悪いが食べたら美味そう | 各水郷にはそれぞれ特徴がありますが、一番の違いが目立つのは食べ物だと思います。 烏鎮の食べ物は「羊肉の角煮・菊茶・三白酒」のようです。粉蒸肉や粽子もあるけど、朱家角に比べると少ないので名産ではないのでしょう。 全体的に美味そうだから食べてみようと思うのが少なかった気がします。やっぱり朱家角が一番です。 | |||||||
周庄名物「万三蹄」と同じ物か? | 粽子(粉蒸肉)売り 石臼で炒めたもち米を引いています | |||||||
昼食の牛肉拉面 どちらかというと蘭州拉面に近い | この饅頭は美味かった |
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