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  江南の水郷  新場  xin chang
                                         2006年3月19日
   
江南の古鎮水郷 HOME

かねてから行ってみたかった上海南匯区の水郷「新場」に行って来ました。我が家から中山公園の地下鉄駅までは自転車で、それから地下鉄に乗り、張江高技区からはバス、バスを降りてまた自転車・・・・少し寄り道をしましたが、家を出て5時間でやっと到着です。新場はまだあまり開発されておらず、ガイドブックや地図が整備されていませんが、昔ながらの水郷を楽しむ事ができます。
 
地下鉄までの道
朝7時過ぎに愛用の折りたたみ自転車で我が家をスタート。朝の楽しみは行列のできる饅頭屋で饅頭を食べる事です。出来立ての饅頭は格別、隣は煎餅屋、ここの煎餅は油条を挟んで食べていました。

饅頭屋で腹ごしらえ
 

隣は煎餅屋 
南匯まで
中山公園から地下鉄に乗り込みます。張江高技で降りて南匯行きのバスに乗り込みます。満員で肩身の狭い思いをしながら南匯まで揺られていきました。

地下鉄内 折りたためば持ち込み可能です

バスでリニアの下を通過

上海桃花節は3月25日からです
少し時間があるので、桃花祭りの会場探しでウロウロして回りましたが、残念ながら発見できませんでした。

仕方ないので、バスセンターからバスに乗って行こうと思いましたが、何処行きに乗っていいかわかりません。聞くのもめんどうなので自転車に乗っていく事にしました。

南匯 バスセンター 
 

バスルート 結局よくわかりませんでした
新場の入り口
新場の街についたので、地図を買おうと本屋を探すが見つからないのであきらめです。そのうちに「石笋里」の門を発見、水郷はこの近くにありました。

朝陽路入り口

朝陽路・新場大街入り口

北柵口 新場大街北側入り口
 

新場大街南側入り口
新場の石橋
水郷の楽しみは石橋です。最も有名な石橋は千秋橋 その他はレンガ作りの名もないような石橋ですが、有名な水郷にない素朴な雰囲気を味わう事ができます。

千秋橋  新場で一番大きな石橋

千秋橋の隣にある橋

洪福橋  この近くが一番の繁華街です

石橋の階段を登る親子

包橋
 

改修工事中の石橋
新場の水路
新場は観光地化されていないので、単なる田舎の水路そのものです。石橋や通りには洗濯物が並び写真写しの邪魔になりますが、昔ながらの古鎮の生活が見られます。

洪福橋

包橋の東側

モップ洗いのおばさん
新場を紹介する情報が少ないので、頼りは現地についての自分の足です。そういう面では折りたたみ自転車が非常に役立ちました。

上海エクスブロアの「 知らざれる上海の水郷 その1 新場 」が参考になります。



物置場になった橋
新場の建物
新場はまだまだ観光地化されていないので、昔ながらの古鎮の景色を見る事が出来ます。こんな景色を見た後に再開発されて古鎮を見ると、なんとなく違和感を覚えます。

南山寺 現在改築中です

観光客がちらほら

洪西路 入り口の彫り物が素晴らしい

トイレもなかなかのデザイン


新場は古鎮としては無名ですが、だんだんと再開発さて観光地らしくなりつつあります。
この中で、一番に変わっているのがトイレです。昔ながらのデザインに統一されており、中は非常に綺麗に掃除されています。

中国のトイレは汚い・・・・というイメージが多いですが、こんな小さな古鎮でも大きく変わりつつあります。

街外れの民家
 

屋根が面白い
路地裏の風景
意外や意外、新場には穴場がいっぱいありますが、情報不足なので名前がわかりません。南北に走っている新場大街を南にいくと、無名の小路が見つかります。

新場大街の路地裏



なかなか立派な小路です。これなら先日行った楓jingの小路にも負けません。


洪福橋の上から
 

洪西路・新場大街
新場の食べ物

素拉面+豚から揚げ煮
 
昼食はいつものラーメン・ビール 冷えたビールがないので冷えたビールがほしいと言ったら、店の床に置いているビールを持って出て行き、しばらくすると冷えたビールを手に持って帰って来ました。
冷えたビールは無いか? 聞いても「没有」で片付けられてしまう中国・・・嬉しい一瞬です。

炒面を注文したら、しばらくして肉は何にするか? と聞いて来ました。炒面だから肉は入らないと返事をすると変な顔をする。そして持って来たのは「素ラーメン」 俺は炒面を注文と言ったら、はじめて「炒面はない」との答え。素ラーメンでは食べられないので豚肉のから揚げ煮を追加。合計10元、信じられないほどの値段でした。

その他の風景


散髪屋

窓は汚い、扉も汚れている。営業をしていないかと思って覗いてみると営業中でした。



 
単なる展示か?

民家の前にさかさまのカメがありました。単なる展示か? 物置か? 


  
すごい田舎だけどCATVが完備

何処の水郷も同じですが、CATVが整備されています。水郷の街にTVアンテナやクーラの室外機は似合いません。

帰りの道は大変だった
新場の出口に上海は右という標識があったので、なにも疑わず右折しました。バス停があればバスに乗ろうと思ってましたが、なかなかバス停がありません。10kmくらい走りやっと見つけたバス停でバスに乗り込み、バスの車掌に行き先を言うと、なにかワーワーと言われました。どうも逆の方向らしい、次のバス停で降り反対側の車線でバスを待ちました。

やっと上海行きのバスに乗り込みました。行き先の名前がわからないので、「上海・上海・・・」というと東昌路との言葉が出たので「そうそう」といいやっと切符を買いました。今度は「終点」という言葉を覚えておこう。

切符を買って安心と思いきや、バスは超満員で、バス停が来ると人が乗り降りします。折りたたみ自転車が乗客の乗り降りに邪魔になるので、車掌いやな顔をされるは文句は言われるは、最後には後ろの方を指差され「あっちに行け・・・」 ここもここも安住の場所ではありませんでした。


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