このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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江南の水郷シリーズの7回目は甪直に行ってきました。甪直は蘇州の南側にある古い水郷で、古橋が多い事で有名で、現在で40座(昔は72座)あるとの事です。最高の天気の中、いつもの上海八万人体育場を9時に出発、料金は用直の入場料も含めて100元。本当は錦渓に行こうと思って切符を注文したら席が空いていない・・・もう残るは甪直しかないのでここに決めた次第です。 バスの客は総勢8名、他の水郷は満杯なのにここはガラガラ、なにか事情があるのでしょうか? 10時半頃用直の駐車場に到着、ガイドが一緒について来ました(いや引率してきたか)。この前と同じくガイド付きかと思っていましたが、自由行動だったのでのんびりと観光が出来ました。 *甪直 lu zhiの正式な字は「ノ用」で日本語にありません 「用」を使ったり「角」を使ったりしています。 | ||||||||
用直観光案内 | ||||||||
いつもの八万人体育場から出発 | 今日の行き先の看板 | |||||||
■甪直直入り口 | ||||||||
甪直入り口 どこも門は立派です | 何処の水郷も同じですが、甪直にも目新しい大門が作られています。もちろん最近観光用に作られた物ですが「一見豪華主義」の代表建物です。 最近は、入り口に大門がないと寂しい気がするようになりました。だんだん自分が現地化しつつ気がします。 大門から少し行った所にある甪直橋の下では何かの水耕栽培をしています。中国で始めて見る水耕栽培ですが、肥料はやらなくてもすくすくと育つんじゃないかと思います。 天気が良いの嬉しいですが、完璧な熱帯性気温で暑くて暑くてたまらない暑さでした。 | |||||||
バイクタクシー 姉ちゃん乗らんかね~という感じ | 水耕栽培 栄養たっぷりです | |||||||
■甪直の街並みと生活 | ||||||||
廊棚 ここの廊棚は全部で200mと短い | 廊棚内 片側が開いています | |||||||
商店街 屋根付きで明かりも取れます | 裏側入り口 和豊橋 | |||||||
萬盛米行 もともと米屋で、現在は道具等を展示 | ここの建物の特徴は屋根が丸い | |||||||
名産はわらぐつ | 甪直の名産は何か? 残念ながら甪直の街を見てもよくわかりませんでした。他の水郷に比べて目に付いたのが「骨董屋」ですが、なにか意味があるのでしょうか? 周庄とか同里では、毛糸の子供靴が目に付きましたが、ここはわら靴、やっぱり子供用は可愛くていいと思いますが、わらの場合、部屋が汚れるのでは? と少し気になります。 他の水郷と同じく、蘇州刺繍の店が多くありますが、店の前での実演が少ない気がします。下の写真のように一箇所だけありましたが、うちわへの簡単な刺繍だけでした。もしかしたらプロがいないのでしょうか? | |||||||
骨董屋が多い | 蘇州刺繍 | |||||||
路地裏のおばあちゃん | 水郷の楽しみは路地裏の風景です。 ・水路につながるトンネル ・天橋のある狭い路地 ・民居の中庭が見えたり メインストリートから少し外れると、本当の水郷の生活を見ることができます。 残念ながら、甪直はこんな風景が少なくシャッターチャンスが見つかりませんでした。しいて言えば、この左のおばあちゃんが縫い物をしている写真くらいです。赤ん坊が向こうを向いているのが残念でした。 | |||||||
■水路と石橋 | ||||||||
観光舟乗り場 | 水郷の楽しみは水辺の散歩です。石橋・観光舟・水辺の茶館・・・・甪直の特徴は水路が小さいぶん橋も小さいけど、そのぶん数が多く、双橋がいっぱいあります。 甪直の良さは「素朴さ」です。周庄や朱家角に比べて呼び込みが少ないので、のんびりと回ることが出来ます。 橋の回りには、照明が取り付けられており、夜にはライトアップされるようです。どこの水郷も同じですが、2回目に来る時は夜にしたい物です。 | |||||||
のぞかな水辺 | ここの水路は小さいので石橋も小型が多い | |||||||
狭い水路を行く観光舟 | 烏舟 仕事はしていないようです 7回目の水郷ですが、まだ観光舟に乗った事がありません。理由は時間がない事ももちろんですが、左の写真のように「右も左も壁」が多く、観光客からは見下ろされる。しかも水が汚い・・・・などなどです。 | |||||||
村はずれの水門小屋 | 村はずれにある南昌橋の向こう側に立派な水門小屋がありました。こんな立派な水門小屋は初めてです。 中に入って見たかったですが、入り口が向こう側だったのであきらめです。 それにしても、ここから先は観光地外なのでメチャクチャ汚い!! これが普通なのでしょう。 | |||||||
■水郷の昼食 | ||||||||
水郷での昼食は、一番気に入った形をしている店で食べることです。今回は、左の写真の茶館で昼食です。建物の形がいいからお客がいっぱいかと思って入って見ましたが、中はガラガラ、お客はだれもいませんでした。 何故でしょうか? どうも茶館のためメニューが少なく、点心類しかありません。たぶんこのせいでしょう。 川辺の風が窓から通り抜けて爽快・・・・と言いたい気分ですが、体温に近い温度なので爽快とは言えません。 水郷でビールを選ぶ時は「ご当地ビール」ですが、今回は少し離れたご当地ビールでした。太湖水・・・名前は良いですが、太湖の水は汚水と言ったほうが良いくらい汚れているので、ありがたくありません。 | 水辺の茶館 壁の「茶Cofee」はイメージダウン | |||||||
レストラン内部 ガラガラでした | 太湖の水はありがたくない | |||||||
鶏肉拉面 八角の香りが強すぎ | 八宝飯 甘く中身はぼたもちみたい | |||||||
■甪直の食べ物 | ||||||||
甪直の名物は「大根の漬物・甫里蹄」 花より団子・・・水郷を歩きながら食べるというような物が少ないので、朱家角に比べると寂しいですね。 | ||||||||
大根の漬物屋 特産らしい | これは何か? | |||||||
かぼちゃのケーキ? | 万三蹄と同じでここでは甫里蹄というらしい |
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