このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ラダック マルカ谷トレッキング2

ユルツェ→シンゴ 15.05.21
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マルカ谷トレッキング2日目はユルツェ4150mからGandaLa4960mを越えてシンゴ4120mまで。ちなみに「La」はラダック語で峠の事です。初めての5000m級の峠でしたが、思っていた以上に苦しかった登りでした。

朝の景色
ユルテェの朝は透き通るような青空に下で、麦の新芽が輝いていました。 富士山より高い4150mに高地に人が住み、放牧をして麦が育つ・・・ 考えられない環境です。

Ganda La方向を見る

お堂のシルエット

朝日に輝く天空の麦畑

ユルツェを出発
朝の景色を撮影し終わると、荷物の整理をしてリビングで朝食です。カンビルにオムレツとミルクティとラダック地方の標準的な朝食を済ませて7時に出発です。

ダック地方の一般的な朝食

ユルツェを出発

GandaLaをめざして
今日は4150mのユルテェから4960mのGanda Laまで標高差800mの登りです。平地の標高差800mなら問題ありませんが、5000m近くの800mはどうか? 今から初めての体験が始まります。

雪渓が見えて来た

Stok Rangeの最高峰であるStok Kangriが見えて来た

途中のキャンプサイトで休憩

またまたブルーシープに遭遇
またまたブルーシープの大群に遭遇・・・ 昨日はメスが中心でした、今日はつのが大きなオスが中心です。危険人物と思われないように、そうっと近づき撮影です。

またまたブルーシープの大群に遭遇

今度はオスが多い

延々と登る
登っても登っても、峠は近づいてこない・・・ だんだんと天気が悪くなり、雪が降り出したので冬山スタイルで黙々と登ります。

Rumbak Kangriをバックに登る

しばし休憩

雪が降り寒くなったので着替え

完璧な冬山スタイルのツェ・タン

雪渓を登る寺下さん

Ganda La直下を登る
4500mを過ぎるとだんだんと足が動かなくなります。1分は普通に歩く、次の1分はゼーゼーハーハー、次の1分は休憩して深呼吸です。この繰り返し・・・ 4960mのGanda Laに着いた時は感動!! 苦しさが一挙に吹き飛んだ一瞬です。

苦しかったGanda Laへの登り

Ganda Laが見えて来た

Ganda Laへの最後の登り

Ganda Laに12時に到着  なんと800m登るのに5時間かかった

峠の向こうにはザンスカールの山々が

マーモット
Ganda Laから下る途中にマーモットを発見!! マーモットは良く見かけるがくつろいだ姿を見るのは珍しいとの事。 昨日・今日のブルーシープと同様にラッキーな出会いらしい。

息の合ったマーモット

マーモットの立ち姿

マーモットの相撲

もうすぐシンゴ
天気も悪くなり景色もイマイチ・・・・ 殺風景な下りをダラダラと歩きます。途中で、ドイツ・イギリスの混成部隊に追いつかれてしまったが、さすが若者は体力があるな~
ヤクと牛の配合したゾが登ってきた

イギリス、ドイツ混成メンバーが追いついて来た

シンゴの村
ユルテェを7時に出発し、シンゴに到着したのは3時でした。シンゴは標高4120m 民宿2軒と民家2軒の小さな村です。 村の後ろにはあるのは土柱か? 不思議な形をした土の壁がありました。

シンゴの村  家の後ろが土柱みたいになっている

牛小屋  ここは雪豹に襲われないのか

ホームスティ先
泊まった民宿のリビングは改装中だったので、食事は仮のリビングを使いました。中には鋼板製の薪ストーブが使われており、暖かく快適。 この薪ストーブはスグレモノ・・・ 燃料は牛の糞を使っていましたが、炎の吸い込みも良くゴーゴーと燃えていました

ホームスティ先  リビング・キッチンは改装中で使えなかった  

仮のリビング・キッチン

ストーブの燃料は牛の糞

簡易方法でのバター茶作り

リビングは改装中

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