このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

Linux ちょこっとTips


ここではLinuxに関するちょっとしたことを紹介していきます。
Tips一覧
  1. Windowsで作成したファイルがLinux側で変に表示される
  2. テキストファイルの文字コードを知りたい
  3. コマンドプロンプトやターミナルで鳴るビープ音を消したい
  4. コンソールの解像度を上げたい
  5. MBR(マスターブートレコード)を元に戻したい

  1. Windowsで作成したファイルがLinux側で変に表示される
  2. これはWindowsとLinuxで扱う文字コードと改行コードが違うためにおきる現象です。
    Windowsでは通常S-jis、CR+LFですがLinuxではEUC、LFという文字コード及び改行コードを使用しています。これを直すにはnkfコマンドを使用します。

    ・s-jis、CR+LFのファイルをEUC、LFに変換する
    # nkf -ed abc.txt > abc2.txt
    -e:文字コードをEUCに変換する
    -d:改行コードをLFにする
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  3. テキストファイルの文字コードを知りたい
  4. 作成される文章は基本的にWindowsはs-jisでLinuxはeucです。これを共有する場合などどのファイルがどんな文字コードなのか知りたい場合があります。
    この場合kccコマンドを-cオプションをつけて使用します。

    # kcc -c abc.txt
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  5. コマンドプロンプトやターミナルで鳴るビープ音を消したい
  6. よくプロンプトでバックスペースを押しつづけたり、コマンドを展開しようとするとピッピ!ピッピ!鳴るときがあります。四六時中鳴らせておくのもなんですのでビープ音を消す方法を紹介します。
    まず/etc/inputrcファイルをユーザーのホームディレクトリに.inputrcと名前を変更してコピーします。そして以下の一行を追加します。(RedHatなんかではすでにコメントアウトされて登録されてますのでコメントアウトをはずします。)
    set bell-style none

    編集が終了したら一度ログアウトして再度ログインします。これでコンソールのビープ音とは無縁な関係となります。
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  7. コンソールの解像度を上げたい

  8. ノートパソコンにLinuxを入れて使用しているとこんなソールの解像度が低く情報が一度に表示しきれないことが多々あるかと思います。そんな時のために画面の解像度を上げる方法を紹介します。
    これはGrub.confまたはlilo.confを編集することで実現できます。それぞれのKernel行の一番後ろにvga=<数字>と付け加えリブートします。これにより起動後は指定した解像度になります。

    ・解像度と指定する数字の対比表

    数字解像度
    771800*600(256色)
    7731024*768(256色)

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  9. MBR(マスターブートレコード)を元に戻したい
  10. Linuxでliloなどを入れている場合Linuxをアンインストールしてもliloだけ残ってしまう場合があります。
    この場合Windowsだけの環境に戻ってもいちいちliloが起動してきます。そこでlilo自体を消しMBRを元の状態に戻す方法を紹介します。

    1.まず起動ディスクを立ち上げDOS環境にします。
     (Linuxで作成した起動ディスクは使用できません。必ずWindowsかDOSで作成したものを使用して下さい。)
    2.プロンプトが表示されたら次のコマンドを実行します。

     fdisk /mbr

    終了したらフロッピーディスクを抜いてマシンを再起動すればliloは消えMBRが元に戻りそのままWindowsが立ち上がります。
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