このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

トップページに戻る

旅行記に戻る

日立電鉄を訪ねて Part1

今年の三月に、廃止になる日立電鉄へ一度でいいから乗ってみたいと思い、休みの日を利用して彼女を誘って、日立電鉄が走る大甕まで行ってみることにした。上野初いわき行きの普通電車へ乗り込み、もちろんボックスシートを陣取った。
松戸までは都会的な景色が続いていたが、その駅以降は畑が続く。こんな景色がやはり落ち着くなあ。
上野から二時間三十分、大甕駅へ着いた。
JRの大甕駅と日立電鉄の大甕駅は跨線橋で繋がっており、アクセスはすごく便利。日立電鉄の大甕駅には、夏に利用したと思われるビール電車が留置してあった。この電車も今年は出番が無く廃車となるのだろう。
ご存知の通り、日立電鉄の電車は旧丸ノ内線の電車。10年前くらいに中古で購入したものだ。運転席も今どきの電車と違って、すごくシンプル。
さっそく、終点の常北太田まで乗ってみることに。
丸ノ内線の車両だった証明が、扇風機に記されてあった。それにしてもホコリのかぶった扇風機だなあ。
僕たちが乗ったときは、中学生の下校の時間と合ってしまい、電車の中はとてもにぎやか。このような雰囲気でもやはり廃止になってしまうとは。ただ、車体、車内手入れがほとんどされておらず、なんだか汚いイメージだ。彼女も、廃止になっても仕方ないのでは、という意見。
大甕から約20分、終点の常北太田駅へと着いた。
奥の方に、一両電車が留置されているのが見える。この中古車を導入するときは、今よりも本数が多かったのだろうか。一時間に一本の割合の電車にも関わらず、これだけの車両数は多いのではないだろうか。
近くに重要文化財があり、一応、観光にも力を入れてみようという試みは見られるようだ。今回は時間の関係で、見ることは出来なかった。

次へ

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください