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小さな港町・満寺町で、一人のスーパー少年がいた。
名は、星川弘。
しかし、彼には、暗い過去があった。
2年前、父親を交通事故で亡くした。
そして今は、この港町で、祖父と姉とで同居している。
ある日、星川は、地元の満寺中学校に入学
しかし、その満寺中学校には野球部とサッカー部とテニス部とドッジボール部しかなかったのだった。そのうえ、どの部活も弱小レベルで、特にドッジボール部は、廃部の危機に立たされていた。
「見ろ、あいつ、ドッジボール部に入るらしいぞ」
「ドッジボールなんてもう時代遅れだな。」
ドッジボール部はあまりにも酷評だった。
そんな星川はというと
「俺、ドッジボール部に入る。」
と星川が言うと、クラスメイトは大爆笑した。
「見ろ!あいつドッジボール部なんかに入るんだぜ!」
「相当馬鹿だよな。あんな小学生がやるスポーツを」
とすると、クラスメイトたちは、星川をいじめる考えを示した。
「よし!やっちまえ!」
「俺らの中では非国民だ!」
クラスメイトは星川に襲いかかる!とその時!
「やめて!」と、クラスの女子が言った
するとクラスメイトは一気に静まった。
「た、高野!!」
彼女の名前は、高野優美、星川の幼なじみだった。
「何でそんなことを言い出したの!?」
「す、すまねぇ・・・・」
放課後、星川は高野と帰り道を歩いていた・・・
「何でドッジボールはいちいち弾圧されなければならねえんだよ!」
「私もおかしいと思うよ」
「結構おもしれえじゃねえか。」
「そうね・・・中学に入るとドッジボールという小学生的なスポーツはやらなくなって、みんなもっとメジャーなスポーツをやりはじめるのよ。」
「でもすげぇやつがいるんだろ?この県内に」
「そうね・・・、自分の実力をみせつけて「ドッジボールってこんなすごいスポーツだ」と認めさせなさいよ。」
と、そこに星川の姉である星川理恵が現れた。
理恵「やぁ、弘」
星川弘「おっす」
高野「誰なの?この人」
弘「俺の姉貴」
理恵「よろしく」
3人はこの後も語り合った・・・
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tamak