このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

翌日の放課後、浦島はグラウンドでその箒に乗ってみた。
浦島「うわっ、うわっ、うわーーーっ!!」
箒は垂直離陸し、前進した。
浦島「すげぇ加速だーーっ!!」
箒は時速100キロで前進・・・
浦島「機動性もいいぞ!!」
時速100キロで前進したまま左右に旋回・・・そのままクィディッチ部の練習に入り込んだ。
しかし浦島の後方からブラッジャーが・・・・
??「おーい!後ろ!」
浦島「やべぇ!」
ゴォーーン!!
しかし浦島は墜ちなかった・・・・
浦島「被弾性にも優れているぞ!これ!」
??「あっ!」
すると浦島の横からクァッフルが飛んできた!
浦島「はいよ!」
浦島はクァッフルを受け取った!
そして浦島はゴールへ向かった・・・
浦島「いけぇーーーっ!!」
浦島はクァッフルを放り込んだ!
クァッフルはゴールの中へ・・・・
ピッピーーーーッ!!
??「こら!練習の邪魔をするでない!」
浦島「ええっ!?」
??「ちょっと来い!」
浦島は呼び出された・・・・

浦島「すいません。」
??「いや、お前のプレイはかなり良かった。」
浦島「ああどうも。」
??「私は、このクィディッチ部の部長の福永だ。」
浦島「俺、3年8組、浦島太郎(本名:風野藤丸)。」
福永「お前のプレイは本当に良かった。良ければこのクィディッチ部に入ってほしい。」
浦島「えっ?どうかしましたか?」
福永「実はこのクィディッチ部、かつては全国レベルの強さを誇っていたのだが・・・
   今や地区大会ですら初戦敗退する弱小チームなのだ・・・・
   それに今部員はたった7人で試合ができるのがやっとのことだよ。
   だから今年で廃部するかもしれないんだ・・・・
   たのむ・・・入部してくれ・・・」
浦島「でもな・・・」
福永「やはり無理なんでしょうか・・・」
浦島「いえ、とんでもない。こんな実績のある部を取り潰されるなんてことは遺憾だ。」
福永「おお、入部してくれるのか・・・どうかこの部を救いたまえ・・・」
浦島「ただし、出場できるのは1試合につき3分。
   3分経つと、大変なことが起きるらしい。」
福永「なぜ3分なのだ。」
浦島「3分経つとぶっ倒れてしまいますから。」

??「わーい!新入りだー!」
浦島「あっ、よろしく。」
??「僕の名は藤田ファド(戸籍名:藤田葉土)」
??「私の名は藤田ミド(戸籍名:藤田未土)」
??「俺の名はレッシー・センパウロ。キャプテンデス。」
??「僕の名は猿山ソラオ(戸籍名:猿山空男)」
浦島「あれ?あとの3人は?」
レッシー「新入生で一応内定してる奴。」
浦島「えーっ!?もし一人でもキャンセルしたら試合は無理だ!」
ファド「なんで?」
浦島「この箒は試合では3分しか使えないんだ。」
ミド「マ、マジ!?」
ソラオ「ってことは・・・」
浦島「あーーっ!!ますます心配だ!!」

続く

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