このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
あれから半年後、浦島らは3年生になった。
部活は夏に最後の大会の後引退し、その後は大学受験や就職に向けて猛勉強する大変な学年である。
しかし、浦島は野球部を退部してからずっと帰宅部だった。
ある日、浦島は広池と帰宅している途中だった。
浦島「あっ、あれは・・・」
広池「クィディッチ部よ。」
浦島「クィディッチって、確か箒に乗って空を飛ぶ空中ハンドボールのようなもんだったっけ・・・」
広池「そうだよね・・・・あっ、あぶない!!」
突然、一本の箒が浦島に飛びかかった!!
浦島「ぎゃーーっ!!」
グサッ!!!
浦島が気絶すると、箒から謎の精霊が・・・・
精霊「はっはっはっはっ・・・帰宅部でもう高3になった君・・・・君にはこの箒を与えてやろう・・・・・・」
浦島「箒って・・・」
精霊「その箒とは、クィディッチの箒じゃ・・・」
浦島「クィディッチって・・・・」
精霊「そう、いきなりクィディッチ部に入っても・・・この箒によって・・・君は即戦力となり・・・春の大会にはもう大活躍するだろう・・・」
浦島「どんな性能なんですか?」
精霊「スピードは普通の箒の2倍出せて、グリップもより効き、振り落とされにくく、扱いやすいものじゃ」
浦島「それはいい箒だね」
精霊「ただし、練習では何時間でも使えるが、試合ではたった3分しか効果がないんじゃ。もし3分経つと、大変なことが起きるじゃろう・・・・」
浦島「うん。」
精霊「それじゃ。」
すると精霊は消え、浦島は立ちなおった・・・
広池「どうしたの?」
浦島「俺、何やってたんだろ?」
広池「さあね。それより早く帰ろう。」
浦島「うん。」
続く・・・
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