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日本海沖
<ブラックアイヌ団貨客戦艦 ドレッドノート>
ブーッ!ブーッ!
放送「警報!警報!敵艦が貴艦に接近中!」
ブラックアイヌ団海軍 イ・スンソン「どこへ行きやがった?」
すると戦艦は機動艇に包囲されていた!
イ・スンソン「はっ」
機動艇の乗組員はイ・スンソンに銃を向け、撃たれた!
イ・スンソン「ぐはっ!」
すると戦艦にアスベストが散布され、戦艦の乗組員が次々と苦しみ、海に落ちた・・・
マキタ「みろ!ブラックアイヌ団兵がゴミのようだ!よし!拿捕せよ!」
タロウ「防毒マスクを忘れるな!」
日本人民軍とガロイン軍がドレッドノートを拿捕した・・
<BA本部>
ブラックアイヌ団副司令長 ビル・バーター「ドレッドノート号が拿捕されました!」
アンダーソン「なにーーーっ!?」
ビル「やはり戦局は悪化したのか・・・」
アンダーソン「何としても変えたい!」
<デイン本土>
米兵「突撃!!!」
ズドォーン!ズドォーン!ズドォーン!
デイン軍は後退する・・・・
<グレー団本部>
乙女「どうしよう、このままでは負けちゃう」
すると乙女の前にロシア兵が現れた。
ロシア兵「グレー団女王、乙女、覚悟!」
バァーーーン!
ロシア兵は乙女に拳銃を発砲した。
乙女「きゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ロシア兵「さあ、乙女、グレー団の降伏を認めるか」
乙女「こ、降伏します・・・」
グレー団、降伏
乙女、戦死
<デイン王城>
アシュナード「グレー団が降伏!?」
デイン軍参謀「はい!乙女もロシア兵によって殺されました!」
アシュナード「くそぉーーーっ!!今に見てろ!」
するとデインから極民国に向けて・・・
デイン兵「弾道ミサイル「デ・ポン」発射準備OK!3,2,1,0」
バァーーーーン!
東北部の町が弾道ミサイルによって被害を受けた・・・
極民国兵「弾道ミサイルなんかにひるむな!」
極民国も必死だ・・・・
そして日本では北海道のBAの基地に向けて国連軍が石狩から上陸!
米兵「いけぇーーっ!!」
駐留してたBAを追い込んでいった・・・
<BA本部>
米兵「さあおとなしく手を挙げろ!でないと本部を爆撃する!」
BA団員「この野郎!日本は我々とデインで支配することになっているのだ!」
BA団員「でないと発砲する!」
米兵「問答無用だ!突撃!」
ドカァーーン!ドカァーーン!ドカァーーン!
バーン!バーン!バーン!バーン!
<司令室>
北條「完全にやられてます!」
アンダーソン「くそぉ・・・なんてことだ・・」
すると司令室の扉が開かれた・・・
米兵「アンダーソン、覚悟!」
アンダーソン「くっ・・・とうとう追いつめられたか・・・」
米兵「さあおとなしく」
アンダーソン「降伏だ!頼む!撃たないでくれ!」
米兵「誠か」
アンダーソン「はい!本当のことだ!」
米兵「よし!ついでに北條と他の幹部も連れて行け!」
ブラックアイヌ団、降伏
こうしてアンダーソンら首脳と幹部が米軍によって連行された・・・
<デインシティ>
民間人が退去し、300万人の兵で寄せ集められた要塞
街は静まりかえり、廃墟と化していた。
その中で、ガロイン軍とロシア軍が迫ってきていた。
<デインシティから30キロ離れた地点>
アレス「さてもうすぐデインシティか」
ウキア「こうなってしまったもんだ」
その中には日本人民軍もいた。
マキタ「瀬名、お前あまり体動かせてないだろ」
瀬名「うん」
収容所でずっと捕縛されていた瀬名、運動不足による体力低下が心配である。
マキタ「ま、心配するな。窮地に立たされた場合、必ずお前は全力を出すはずだ」
瀬名「でも・・・」
そして1時間後、デインシティに到着した。
<デイン王城>
軍参謀「大変です!」
アシュナード「どうした」
軍参謀「ガロイン軍とロシア軍がこっちへ迫って来ます!」
アシュナード「やはり、よし!決死で守り抜け!!!」
アシュナードはこう叫ぶと、それはデインシティ全域に響いた・・・
アレス「よし!突撃!」
ガロイン軍、攻撃開始
ガロイン兵「姫を返せーっ!!」
ババババババババババ!
デイン兵「ぐわぁっ!」
デイン兵「ぐわぁっ!」
ガロイン軍のいきなりの攻勢により、デイン軍はずるずると後退していった・・・
さらにその反対側からロシア軍の攻勢にも後退していた・・・・
マキタ「日本を解放させろやーーっ!!」
バキッ!ドカッ!ズバァーン!
デイン兵「ぐわぁっ!」
さらに上空からガロイン軍の爆撃機も飛んでいた・・・
ヒューーッ!ドカァーーン!ヒューーッ!ドカァーーン!
300万人いた兵力が半分に落ちていた・・・・
<デイン王城>
アシュナー「くそぉ!追いつめられたな!よし!郊外からさらい徴兵しろ!」
スタルヒン「でも・・・」
アシュナード「いいから集めろ!反対するものは粛清すればいい!」
<デインシティ郊外>
スタルヒン「国王軍が貴方を徴兵しに来た」
すると民家の玄関扉が開き、凶器を持った主が
市民「なにがなにが徴兵だ!」
市民「こんな戦争もうやってられんわ!」
市民「さっさとやめろ!」
スタルヒン「何だと!反対するとでも言うのか!」
市民「もうとっくにみんな反対しとるよ」
市民「とっとと立ち去れ!」
すると市民は刃物でスタルヒンの腹を刺した!
グサッ!
スタルヒン「ぐわぁっ・・・・」
市民「徴兵を中止しろ!」
スタルヒン「意地でも・・・」
市民「何が徴兵だって言ってるんだ!そっちは!」
さらに刃物でスタルヒンを刺した!
グサッ!
スタルヒン「ぐっ・・・・」
市民「よし、行くぞ」
スタルヒン、死亡
この後も50人の軍人が市民によって殺害された。
<デイン王城>
アシュナード「なにっ!?スタルヒンが殺された!?」
軍参謀「はい!市民が反対運動を起こして・・・」
アシュナード「とうとう人民までもが裏切りやがったか・・・・」
そしてガロイン軍はついに王城の手前まで到達した。
アレス「やっと王城だ!」
ウキア「よし!攻め入れ!」
アシュナード「ははははははは!」
アシュナードの声が聞こえた。
タロウ「アシュナードよ!どこにいる!」
アシュナード「それよりあれを見よ!」
特設されたプレハブに、エリシアが監禁されていた。
アレス「ひ、姫!」
アシュナードははははは!おとなしくここから立ち去れ!でないとこのプレハブの中で練炭を焚くぞ!」
マキタ「れ、練炭だと!」
瀬名「やめろアシュナード!そこまでして何になる!」
アシュナード「デインの繁栄と発展のためだ」
ウキア「自国の栄と発展だけを考えるなんて最低だ!発展途上で貧しい国のことも考えろ!」
アシュナード「くっ、しつこいな、よし!練炭を焚け!」
アレス「何っ!」
ウキア「王国の名誉のためにも、死守する!行くぞ!」
ガロイン軍、侵入
そして決死の防衛にあたるデイン軍・・・・しかし戦力は歴然としていた・・・
<国王室>
アシュナード「さて今のうちに練炭のスイッチを入れろ」
デイン兵「了解」
するとその時!
瀬名「見つけたぞ!アシュナード!」
アシュナード「せ、瀬名!貴様はたしか強制収容所で捕まったはずじゃ・・・・」
情報も伝達されない状況であった・・・・
瀬名「さあアシュナードよ!死にながら謝罪してもらおうか!」
アシュナード「やれ!そいつをやれ!」
瀬名「火炎の蓮!北海断絶剣!!」
瀬名のエレメントによって、刀から炎が吹き上がり、アシュナードを斬りつけた!
ズバァッ・・・・・
アシュナード「ぐっ、ぐわぁぁぁぁぁ!!」
デイン兵「国王陛下っ!!」
グロー「アシュナード!しっかりせんか!」
するとマキタとタロウも姿を現した・・・・
マキタ「さて、デイン帝国主義よ、大人しく降伏を認めるか」
タロウ「そして植民地支配していた地域の独立を認めるか」
アシュナード「こ、降伏する・・・・」
デイン帝国、降伏
その瞬間、世界か喜びに湧いた・・・
<東京>
市民「やったーっ!!」
市民「よっしゃーっ!!」
市民「ついに楽してくらせるぞーっ!!」
市民「ここまで生き延びれてよかった・・・」
<ソウル>
市民「うおーーっ!!」
市民「ついにやったぞーっ!!」
市民「アメリカ万歳!極民国万歳!ガロイン万歳!我が国万歳!」
<ニューヨーク>
市民「デインが降伏したぞーっ!」
市民「ついに平和が訪れたぞーっ!」
市民「明日から仕事だーっ!」
<北京>
市民「やったやったーっ!!」
市民「うおーーっ!!」
市民「枦哲治同志万歳!!」
エピローグへ続く
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