26日から八幡市議会が始まり、予算案などの審議が行われます。26日には今年度の補正予算案の審議があり、僕も、消防費、たばこ税、基金、国民健康保険の4項目を質問しました。
八幡市政のうち、たばこ税の税収は、ここ数年2億円前後、減少していました。それが急速に回復しています。当初予算では3億9900万円と見込んでいたのが8億1800万円に増額。来年度当初予算では9億円を計上しています。
たばこ税は不可思議な税制度で、自治体をまたがって営業している事業所が、小売、卸の事業所の所在地に応じて変動しています。理由はともかくとして、今年度当初に比べ2倍近い税収に膨らんでいるのです。
こうした税収増に伴って、補正予算では八幡市の貯金である基金が増額されました。9億円余の増額で、ほとんどが公共施設整備基金に積み上げられました。市庁舎の建て替えを控えて、基金を積み増そうとういうことでしょう。
本会議での質問では、基金総額の推移を確認しました。
昨年秋の決算審査時点で、今年度末(今年3月末)時点の基金は下水道事業基金含め約67億円。これが補正後は74億円近くに膨らみます。補正予算での増額幅は近年にないほど大きな増額です。
こうした状況を視野に入れて、3月議会での予算審査に臨む必要がありそうです。 |