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2018年12月29日(土) | 市民の声 | | 2018年もあとわずか。みなさん、よいお年をお迎えください。
12月の市議会で、市民の方から寄せられた子育て充実の請願署名が不採択となりました。賛成したのは、日本共産党の4人だけで、他の会派、無会派の人たちは賛成しなかったためです。
市内病院での夜間小児救急の受け入れ日数(現在週1日)を増やしてほしい。高校卒業まで医療費無料化を広げてほしい。少人数学級の拡充。大規模化した学童保育の改善。学校にエレベーターを設置してほしい。保育環境の充実などです。
こうした切実な請願に、なぜ、他の会派の議員たちは背を向けるのでしょうか。
9月の水道料金の値下げを求める請願にも日本共産党以外の議員の方は不採択にしました。
市民の声を市政に届けるのが議員、議会の役割です。こうしたことを繰り返していたのでは、市民の声は市政に届きません。
これからも、市民の方といっしょに力合わせて、市民の願いを市政にしっかり迫っていきます。
議会全体としては問題ありの市議会ですが、来年春の市議選を意識してなのか、最近の議会では、日本共産党しか求めていなかった課題が、他の会派にも広がりを見せている分野が出てきました。
例えば、プラスチックごみの毎週回収の実施です。ほかにも、学校のスクールカウンセラーや栄養教諭の配置改善などです。
こうした動きも積み重ねていきながら、市民の声を市政に届ける議会の役割を果たしていきたいと思います。
年末になって、働き盛りの年齢との懇談、生活相談に乗っていた方からの近況報告が続いています。国民が安心して暮らせる社会には程遠い現状を反映しています。 |
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2018年12月24日(月) | 防災時の情報提供について | | 今、日本共産党が地域アンケートに取り組んでいます。さまざまな方からの意見も寄せられ、たいへんありがたく思っています。
その中に、僕が7月にツイッターで書いた一文について、疑問、意見が寄せられています。返答先が記入されていないのでホームページで説明をしておきます。このホームページを見ておられたらいいのですが…。
指摘された一文は、7月の台風接近による暴風警報の際に関連して書いたものです。
・市民の方から、防災無線で何を言っているのかわからないという苦情が寄せられる。
・市のホームページで放送内容を確認できるようになった。
・インターネットを使う人は活用してください。
こういった内容のツイートです。
これに対して、市民の方から、高齢者の何割がインターネットを使っているのでしょうか。高齢者など、本当に不安を感じたり困っている人の立場を考えていない発言ではないか——という趣旨のご意見をいただきました。
念のために僕がツイッターを書いた時の事情を説明しておきます。
警報が出されたときのことについて、高齢者、障害者など要配慮者の方の避難誘導にあたっておられる方から、「避難場所に引率しようとしたけれど、どこに誘導していいのかわからず、その時は断念した」との話を聞きました。
当時の事情を調べると、防災マップなどに示される場所とは違う施設が避難場所になっていました。防災無線では、雨と風の音で、具体的な避難先は聞き取りにくくなります。とくに防災計画では、要配慮者とその支援者にたいし、一般の避難勧告に先立って避難準備情報段階で避難を始めるよう求めているため、関係者への情報伝達が大事な意味を持ちます。
こうした事情をふまえて、防災時の市職員とのやり取りや議会での論議で、防災無線の改善を図るとともに、市のホームページ、テレビの「Dボタン」による情報提供で確実かつ正確に、情報伝達することを求めました。局所的には放送車による伝達も有効です。
ツイッターは140字という文字数の制限があるため、言葉足らずの表現があったかと思いますが、ご理解いただければと思います。 |
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2018年12月21日(金) | 続報。水道ヴェオリア | | 5日の市議会本会議で、市の水道料金徴収業務で受託しているフランス水メジャーの日本支社・ヴェオリア社がホームページで「八幡営業所」の所在地や連絡先を市役所内にあるかのように記載していた問題で、続報があります。
20日の朝日新聞夕刊で「水道受託業務の仏ヴェオリア日本法人 自治体庁舎を所在地」の記事が掲載されました。
記事によると、金沢市では12月上旬に市民からの指摘で「金沢営業所」として市企業局の住所が記載されていることを把握。「適切ではない」としています。
報道によると、ホームページに営業所の所在地として自治体庁舎内の住所を記載し複数の自治体に抗議されていたといいます。
僕が質問した時期と同じくして、同じような問題意識を持っていた人たちがたくさんおられたことに励まされます。八幡市も、僕が質問内容を示した日(質問の2日前)から対策を講じ、質問当日には、ホームページを手直しし、市役所の電話番号などを削除させていました。新聞が書いている自治体からの抗議のひとつに八幡市も含まれているのだと思います。
現時点でヴェオリア社のホームページを確認すると、全国の事業所一覧は非表示になっていました。
今後、国による水道法の改悪を受けて、自治体レベルで水道事業の公共制を守るのか、民営化するのかが大きく問われることになります。ヴェオリア社の業務委託をめぐる問題は、きちんと見極めておく必要があります。 |
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2018年12月18日(火) | 消防車の整備を | | 昨日は市議会総務委員会がありました。消防分野の報告・質疑で、市の消防車の整備が焦点になりました。
①過積載
八幡市の消防車6台のうち、はしご車を除く5台が、車検証で記載されている総重量を超過していることが報告されました。道路運送車両法に違反していたことになります。消防用の水や装備を積み込み、1台につき500キロほど超過している車もありました。車検証の重量を変更し再登録すること、積み込む装備を再検討して違法状態を解消します。
原因は、出動する車両、隊数が少ないため、いろんな装備を積み込んでいたためといいます。そうした重量超過ということに気づかなかったのかと聞くと、今まで考えてもいなかったようで、総重量を測ることもなかったといいます。今後の対応としては、車検の前などに適宜、総重量を測定するとしています。
②はしご車の故障
市のはしご車の年次点検で、はしごを上げ下げする2対の油圧シリンダーの一方が、沈降速度が速く、はしごの昇降の安全性を損なうことが判明し、現在使用できない状態です。
油圧シリンダーの修理に時間を要すること、はしご車自体のオーバーホールで対応するか、まだ対応策が確定していません。
日ごろから、法定の点検、ルールを守ること、機器の整備、安全確保に万全の対応をしていただきたいものです。 |
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2018年12月16日(日) | 演説会 | | 昨夜は、「倉林明子、国政を語る」演説会に150人が参加されました。
来年の京都府議選・森下よしみ府議、八幡市議選・さわむら純子予定候補、中村せいこう、かめだ優子、いわおひろし、山本くにお各市議、倉林明子参院議員があいさつしました。
弁士には、光永府議団幹事長、自治活動、平和運動に献身的に貢献された市民の方など3人の方にも応援の言葉をいただきました。
会場には、共産党の演説会に初めて参加された方もおられました。中でも、僕の出身大学の超超大先輩の方も来られました。親子ほどの年齢差ですが、会場内で紹介していただき初対面でした。演説会が貴重な対面の場となりました。 |
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2018年12月12日(水) | 原発固執路線、断念を | | 三菱重工が進めてきたトルコへの原発輸出計画が条件折り合わず断念することが明らかになりました。
三菱、日立、東芝の原発御三家が進める原発輸出がことごとく中止に追い込まれています。
東芝は、傘下の米ウェスチングハウス社の巨額損失で、国内の東芝の主要業務を手放さざるを得なくなりました。
日立は、リトアニアの進出が国民投票で反対。イギリスでは、東芝と日立が窮地に追い込まれています。ベトナム、台湾でも日本政府や原発3社が手掛けた事業が撤回、凍結という事態です。
東日本大震災の結果、原発の安全管理をめぐり建設・運営経費が高騰し、採算が見通せなくなっているからです。
日本政府は、国内で老朽化原発の再稼働を進めていますが、こうした流れが長続きするはずがありません。原発固執路線を見直す時が来ています。 |
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2018年12月11日(火) | 景気の落ち込み | | 安倍政権は来年10月に消費税を10%に引き上げる計画ですが、景気の落ち込みが続き、消費税増税と国民の暮らしとの矛盾は深まるばかりです。
10日発表された国内総生産(GDP)改定値は、実質値で前期比0.6%減、年率換算で2.5%減となりました。速報値を大幅に下方修正しました。自然災害が相次いだこと、個人消費と輸出の低迷、設備投資の落ち込みが影響しています。
主要品目で「プラス」なのは住宅投資くらいで、これは消費税増税前の駆け込み需要や災害からの復興作業などが影響しているのだろうか。
経済のエンジン役の個人消費が落ち込んでいては景気回復はあり得ません。安倍政権のかじ取りのまずさは、政治の面だけでなく経済面でも深刻です。
賃金の引き上げ、年金の改善、社会保障を切り捨てから充実に転換すること、中小企業の支援——。国民のフトコロをあたためる政策に転換しましょう。 |
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2018年12月9日(日) | 学校体育館にエアコンを | | 7日の一般質問で、学校体育館のエアコン設置をめぐって大きく前進しました。
日本共産党の亀田議員と公明党の太田議員の質問に対し、市教育委員会は、「学校体育館のエアコン設置について検討していきたい」と答えました。さらに亀田議員への答弁では、平成32(2020)年度までの期間となっている「緊急防災・減災事業債を活用できるよう検討する」という回答でした。
この緊急防災・減災事業債は、2020年度までの期間、地方自治体の災害拠点の整備等を支援する制度で、指定避難所における避難者の生活環境の改善のための施設整備も含まれます。費用の100%を地方債に充てることができ、その70%が地方交付税交付金で交付されます。自治体の負担は3割で済むことになります。
学校体育館のエアコン設置は、全国的にはまだ1%程度で、東京が8%台で、ようやく全国的に日が当たってきた課題です。関西では箕面市がLPガスを活用した方法で100%普及しています。僕が9月議会で防災問題として取り上げた時、市長も、体育館のエアコン設置への支援について、国への制度創設・改善を京都府に口頭で申し入れたと述べていました。
11月には日本共産党市議団と森下よしみ府会議員とともに東京で省庁交渉をしたとき、国としての改善を求めてきたばかりです。
国会でも、日本共産党だけでなく、政権与党の公明党からも声が上がっており、学校体育館へのエアコン設置が確実に広がる様相を見せています。この数ヵ月の進展を見ると、たいへん元気が出ます。今回の市教委の答弁を確実な動きにしていくためにも、議会での論戦、市民のみなさんとの運動を広げていきます。 |
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2018年12月5日(水) | 水道民営化を考える | | 参院本会議で、水道法の採決が強行され、自民、公明、維新の賛成で可決されました。6日の衆院本会議で成立する見込みといいます。世界では、民営化で料金が高騰、水質が悪化するなどの弊害が明らかになり、フランス・パリをはじめ再公営化の動きが顕著なのに、なぜ日本は真逆の方向を選択するのだろうか。
5日の八幡市本会議では、僕が一般質問で、水道料金の徴収業務などを委託されているヴェオリア・ジェネッツ社について質問しました。
ヴェオリア社は、世界3大水メジャーと言われるフランスの会社。5年前から民間委託されています。
委託先のヴェオリア社について調べていたら、ホームページ上で引っかかる表現を見つけました。
ヴェオリア社の事業所所在地を見ると、なんと「八幡営業所」が書かれています。住所は市役所分庁舎の住所で、「上下水道部内」と書かれています。おまけに市の代表電話と水道部のファクス番号も。
さらに、隣接する自治体の水道料金徴収についての同社の求人募集のホームページでは、「面接は八幡営業所で行います」と書かれています。
八幡市は、ヴェオリア社に営業所の設置を認めたり、同社が行う他の自治体の求人募集に協力するようになったのでしょうか。
これらのことはヴェオリア社との契約に反することであり、直ちに改善するよう迫りました。
市もこうした事実を把握していなかったようで、ホームページに掲載された電話番号などは、僕の一般質問までに削除されました。ただ、「八幡営業所」と対外的に表示することは、市として削除してほしいが、この件については同社と協議していくと回答しました。料金徴収などの民間委託を通じて、市が知らないうちに契約に反する行為が積み重ねられている事態を裏付けています。 |
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2018年12月4日(火) | 開発指導要綱? | | 枚方の地域紙「河北新聞」12月1日号が、前号(11月15日号)に続いて八幡市に関する記事第2弾を掲載しています。
「市長困惑 U氏、県政振るう源を問う」の見出しです。(紙上では実名が登場しますが、ここでは肩書含め伏せています)
前号では八幡市盛戸の農地買収をめぐる詐取疑惑、今号では美濃山地域の住宅開発をめぐるやり取りなどが書かれています。市の開発指導要綱で「近隣住民、関係機関と調整」するとしている規定が、同氏による圧力の源にあるというのです。
確かに市の開発指導要綱には、開発業者への指導が弱いなどの弱点があります。同時に、今回の記事で同紙の指摘が当たっているかどうかは、ことの経過の全容などが明らかにならないと判断できない面もあります。
同紙のキャンペーンはしばらく続くのだろうか。注目しておきたい。
(12月1日号=上=と11月15日号=下=)
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2018年12月1日(土) | コスタリカの奇跡 | | 「コスタリカの奇跡」という映画の上映会が市内であったので妻と見に行きました。戦争反対、安倍政権の改憲ノーの運動にとりくむ市民団体が連携して開催されました。
コスタリカは1948年に常備軍を撤廃し、憲法にも規定されています。軍隊に頼らず、条約や国際法、国際機関との関係を強化しながら独自の安全保障体制を構築しています。
コスタリカの憲法を紹介しましょう。
第12条 常設の組織としての軍隊はこれを禁止する。公の秩序の監視と維持に必要な警察力はこれを保有する。米大陸内の協定または国内防衛のためにのみ、軍事力を組織することができる。これらはいずれも常時、文民の権力に従属し、個別・集団の如何を問わず、いかなる示威行為あるいは(戦争の)布告も審議することができない」
こうした結果、コスタリカは軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福のために力を入れてきました。
映画の中でも、軍の廃止をめぐって、アメリカなどからの圧力、危機に直面しながらも乗り越えてきた状況が分かります。軍隊をなくしたコスタリカモデルは、近隣のパナマやハイチの非武装化に貢献しています。2017年、国連で核兵器禁止条約が圧倒的多数で採択された時、交渉会議の議長をされていたのがコスタリカ大使のエレイン・ホワイトさんです。コスタリカは世界の平和に大きな役割を果たしています。
日本では、戦争をしない、武器は持たないという、すぐれた憲法があるのに、艦船を空母に改造し、ミサイルや戦闘機を装備する動きが強まっており、憲法と真逆の政治が進行中です。日本もよく学ぶことが必要だと痛感しました。
この映画、みなさんもぜひご覧になってください。 |
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2018年11月27日(火) | 質問通告始まる | | 12月3日から始まる12月市議会の一般質問の通告が始まりました。通告開始の8時30分に市議会に集まった議員は5人で、くじ引きをして質問の順番を決めました。僕の質問は質問初日の5日の2番手です。10時開会で、11時30分ごろになるのかなぁ。
質問内容は、①防災問題、②水道料金、③バスなど公共交通——の3つの柱です。
理事者には、今週中に質問の骨子を示したいのですが、うまくいくかどうか。とにかく頑張ります。 |
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2018年11月23日(金) | 2億超の詐取疑惑 | | 11月中旬発行の「河北新聞」(枚方市)に、八幡市役所を舞台に「農振地域に物流倉庫が建つ」と約2億4000万円をだまし取った疑惑が浮上、刑事事件に発展する雲行きとの衝撃的な記事が掲載されました。市内の有力団体関係者、参院議員、市議会議員の名前も載っています。
捜査の進行については、今後の経過を見守ることにしておきます。
上の写真は、今回買収騒動となっている農地です。
以前から、私たちのもとに情報提供があり、静岡県内の物流関係業者が八幡市内の農業振興地域の買収に動いていること、農地の売買価格などについても聞いていました。今回の新聞報道で記載された農地の売買価格などは合致しています。議会で、農業地域を守ることなどを求め、市の対応を確認してきました。市も、農業振興地域を農業以外の用途に転用することは考えていないことを答えていました。
河北新聞の記事は、1面の大半を使った記事で、一言でのべることはできませんが、概略をたどっておきましょう。
・枚方市内の不動産業を営むコンサル会社が不動産業者から「流通センターを紹介してほしい」との依頼を受け、八幡市内の盛戸(さかんど)地区について「開発可能で流通倉庫も建設可能」と約束し、売却を約束。
・浜松市の倉庫用地を専門に扱う会社と売買契約を締結。バイバイ総額は12億3300万円。
・契約した者の開発許可が下りないことから浜松市の会社から催促。
・八幡市内の人物を紹介し「森戸地区の開発許可」の協力を要請。
・地権者の「開発要請」を提出し、市議会関係者とも面接したうえで、市長の同意を得る——といったシナリオが詳細に報道されています。
・開発を約束したコンサル会社は、他県選出の参院議員に200万円を持参し開発を依頼したが、後日「協力できない」と返金されました。同議員の秘書が八幡市長に開発依頼をしたところ、市長が「協力できない」と断ったとの事情も明らかになっています。
おおむねこんな感じの記事です。 一つひとつの事柄の真偽は定かではありませんが、農地開発をめぐり大掛かりな動きになっているのは確かなようです。さらに議会でも、個別の対応でも市長の対応は、農業振興地域の転用について「協力できない」との立場を繰り返し表明しているのは大事な点です。今後の進展、私たちの独自の調査も進めていきたいと思います。 |
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2018年11月22日(木) | データ偽装 | | 外国人労働者の受け入れ拡大に向けた出入国管理法改定案をめぐって、データの偽装が相次いで明るみに出ています。実態を覆い隠して外国人労働者拡大に突き進む安倍政権の姿勢は異常です。
外国人技能実習生の失踪が増えている理由について政府は、「賃金への不満からより高い賃金を求めて疾走するものが87%」などと説明していましたが、外国人労働者の実態を覆い隠す答弁です。
政府が野党の求めに応じて提出した資料によると、「低賃金」「計宅賃金以下」「最低賃金以下」というケースが67%を占めています。
「作業中に指を切断、治療費は自己負担」「残業代が時給300円」など、最低賃金すら保障されていない事例がたくさんあり、外国人労働者の人権侵害そのものです。
こうした実態を隠し、改ざんして、法改定を強行するなどもってのほかです。外国人労働者への人権侵害は、日本人の労働環境の悪貨、人権侵害にもつながります。外国人も日本人も権利が守られ、安心して働ける国にすることこそ急がれます。 |
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2018年11月18日(日) | 就活を考える | | 昨日は、森下よしみ京都府会議員と9・10月議会の府市政報告会を開き、約20人が参加されました。初めて参加された方もおられ、簡単な自己紹介も含め質問、意見をお聞きしました。
いろんな質問が出ましたが、若者の奨学金、就職活動についての意見も出されました。こうした意見を聞くことは、今後の議会活動や市民運動にも大事なエネルギーになります。
今日は、就職活動について書いてみます。
日本経団連は「3月に会社訪問、面接は6月解禁」と決めた経団連の「就活ルール」の廃止を決めました。就職活動のルールが形骸化され、就職活動の早期化、長期化が懸念されます
学生の就職活動は、会社訪問、エントリーシートの記入、面接などが繰り返され、現行でも学生の大きな負担になっています。僕らが育った時代と比べ、現在の大学4年生の1年間は、学業どころではなくなっているのです。就職活動のルールを弱体化するのではなく、学生にお負担を軽減する子t、大学教育との両立という視点をもって対処する必要があります。
日本共産党国会議員団は、「就活ルール」に関して政府に申し入れをしました。(10月)
・学生の就職活動を早期化・長期化・過熱化させないルールに。
・会社訪問の「解禁日」を定めるだけでなく学生の負担、大学教育と両立する規範となるようにする。
・少なくとも卒業後3年間は「新卒扱い」とし、就職活動で差別をしないこと。
・ルール違反する企業の勧告、公表などのペナルティをおこなうこと。
・学生の意見を反映するルールを策定すること。関係者の意見を聞き、公平・公正な立場で議論すること。 |
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2018年11月15日(木) | 災害対応などで東京へ | |
14日は東京・参院議員会館に出かけ、内閣府、国土交通省、文部科学省、厚生労働省にたいし、6月の地震などの対応、住宅改修、中学校給食、介護や障害者福祉など16項目について要望し、各事項について聞き取りをしました。森下よしみ府会議員、市議団の4人、春の市議選に挑戦するさわむら純子さんの6人が参加し、倉林明子参院議員秘書が対応してくれました。倉林参院議員(左から2人目)は、15日の委員会質問準備で忙しい中、合間に面会室に顔を出してくれ、みんなで写真を撮りました。
6月の大阪北部地震で、大阪府下では災害救助法が適用されたのに、京都府、八幡市は適用されなかった点について意見交換。制度は、自治体の判断によるものであり、内閣府としては自治体の判断を拒むものではないと説明、市がどのように判断するかが重要になってくるとの回答がありました。大規模災害の時、市が適切に判断することが大事だし、それにふさわしい人材を育成していくことの値打ちを確認できました。
木造住宅の耐震改修助成について、国土交通省は、国として建築年などの基準を設けていないと説明。建築年などの規準をどう設定するかは各自治体の判断によることが分かりました。従来、京都府下では1981年の新耐震基準以前を対象としていましたが、自治体の判断で新基準以降の住宅も耐震改修の対象にできることになります。
男山団地のエレベーター設置について国土交通省は、UR都市再生機構全体で年間40~50基のエレベーターを設置しているが、今後も着実に進めることができるようURへの補助を継続することを約束しました。
教育関係では、少人数学級について文科省は、少人数学級は小学1、2年生で制度化されているが、それ以上の学年はまだ計画が具体化されていないと説明する一方、2020年度から小学3・4年(外国語活動)、5・6年(英語の教科化)が始まることから英語の専科教員を増やしたいと述べました。
学校図書館司書を専任配置できるよう予算措置を求めたのに対し、現在は、5か年計画で1.5校に1人の配置をめざしているとの説明がありました。八幡市では、小学校各校に配置しているので、こうして先行事例にも有意義な財政支援となるよう求めていくことが必要です。
学校のエレベーター配置についてはバリアフリー化の中で補助制度があり、市として要望を上げてもらえれば支援したいとの回答でした。現在、市内1校で車いすを使用する児童がいますが、エレベーター設置計画がありません。こうした状況に見合った対応を急ぐべきです。
介護保険の交付金(本来25%)のうち調整交付金としての5%分が八幡市では2.08%にとどまり、1億3000万円減額され、それが65歳以上の介護保険料に加算されていることを指摘し、本来の25%を交付するよう求めました。障害者福祉で移動支援などの地域生活支援事業では国の補助率が低く、地域生活支援事業での減額分が2800万円に上っています。厚労省は、財政要因から減額が求められているが国の負担が50%となるよう努力したいと表明がありました。政府部内でも財政当局とのやり取りが激しいことがうかがえました。
公立保育園の耐震補強への補助制度については、総務省の防災・減災事業債は70%が交付税に算入されるので、活用してほしいとの説明がありました。
各項目の一つひとつのやり取りは、どの程度活用できるのか、具体的な吟味、検討が必要ですが、今後の市議会での論戦に役立つ内容もたくさんありました。
樟葉駅を6時に出発して、帰宅は21時前というハードな日程でしたが、有意義な政府要請行動だったと思います。 |
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2018年11月4日(日) | くらしを応援 | | 安倍政権は全世代型社会保障などと言ってますが、どうも信用できない。
介護も医療も高齢者負担は2割3割に引き上げ、保育・幼稚園無償化といっても給食費は除くし…。何より、生活保護の給付切り下げは人権を根底から奪い去るものだと思う。
ここ数日、生活相談が増えています。生活保護、障害者支援に関わることです。
僕らは議員の立場から、関係部署に改善を求めるけれど、それだけで解決できないことも多くあります。
そのため、生活支援にがんばる人たちに緊急の支援をお願いしました。生きる糧を見失わないように励ましながら、とりあえず食材を確保するため、自宅に眠っている食材を提供してもらうことにしました。これでなんとか当面はしのげるでしょう。
総理の仲良しの個人や団体には、根拠なく数億円の値引きをしたり、特別の優遇をするけれど、病気などで生活費に困る人に生活費の給付削減の仕打ちはないでしょう。
私たちが「憲法を生かし、平和、暮らしを応援する政治への転換」を訴えていますが、その根源には、現政権の社会保障切り捨て政治が横たわっています。 |
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2018年11月1日(木) | 外国人労働者問題 | | 国政では外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改定案の議論が始まっています。対象業務など重要事項を政府に委任するなどの問題点がありますが、八幡で最近対応した外国人の労働、生活をめぐる相談のケースから、社会保障をめぐる課題を痛感しています。
アジアの国から来られた家族から数ヵ月前に相談を受けました。食品料理店で働いています。家族が病気になったのですが、来日してから国民健康保険に未加入だったため、病院にかかると10割負担になります。相談を受けた家族の国保加入の相談だったのですが、結果的には、加入するに至りませんでした。2年間の国保料を支払うことになるからで、その金額はその方の2ヵ月近くの収入にあたるからです。改めて、日本の国保料の高さを痛感しました。
よく聞くと、毎月の収入から、来日のための労働ビザの取得などの費用、マージンなどを支払い、祖国の家族に仕送りもしているといいます。日本で生活する費用だけでなく、様々な支出がかさむから、国保加入を見送られました。
その料理店も関西一円で系列店があるそうです。それならば、事業所自体が医療保険、雇用保険、年金などの社会保障の条件を整えるべきです。
9月議会で外国人労働者をめぐる問題を聞きました。八幡市では、年間100人近くの外国人居住者が増え、1100人近くになりました。人口比で1.5%になります。
こうした外国人の居住者がいて、雇用、社会保障、教育などの様々な課題があります。先ほど指摘したように、医療保険なども保障されていないケースも少なくないと思います。
外国人労働者をどう受け入れるかという議論の前に、来日した外国人労働者と家族の雇用・労働条件はもちろん、外国人労働を受け入れる企業、事業所の社会保障などの生活基盤を整える仕組みをきちんとしないと、外国人の人権は保障されないと思います。 |
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2018年10月28日(日) | 忙しい1日 | | 27日は忙しい1日でした。
八幡市民文化祭のオープニング、市の施設の貸し出し申請、男山まつりに参加。そのあと、市議団控室で先日の視察の間にたまった仕事をこなし、夕方からは樟葉駅で憲法守れの3000万署名行動、夜は、八幡の党支部の会議に出席。
あ~しんど。
市民文化祭では、長女が中学時代に世話になっていた太鼓サークル「和っ鼓(わっこ)」が文化センター前広場で演奏していたので聴き入りました。今日の参加メンバーは、娘の時から総入れ替えで知らない人ばかりでしたが、演奏前に話をして激励しました。小さい子もいて元気に頑張っていました。
演奏後、認知症の人たちを支援する「ラン伴(とも)」のリレーランのたすき引き継ぎ式。京田辺市からたすきを受け取り、市役所前から淀川の三川合流地点の「さくらであい館」まで走り、大山崎町に引き継ぎました。市の幹部、職員ら30人くらいが参加されました。
夕方の憲法署名は八幡の1000人委員会と憲法共同センターの合同開催。いろんな日程と重なり参加者は10人足らずでしたが、署名は40筆あまり集まりました。対話の中で、「憲法9条大好きです」「安倍総理は何を考えてるのか。総理をやめてもらわなあかん」「この署名やりたかったんです」などの声が寄せられ、たいへん激励されました。憲法守る世論をもっと広げて、安倍首相に改憲提案をさせないよう追い込まなくては。 |
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2018年10月25日(木) | 東海道ど真ん中 | | 愛知県岡崎市、静岡県袋井市の視察から帰ってきました。
24日の岡崎市では、人工知能の実証実験。2日目の袋井市ではICT(情報通信技術)で、どちらも長期的には理解しておくことが大事な技術革新ですが、実用化を急ぐテーマではなさそうです。
岡崎市の実証事件では、約1ヶ月にわたって子育ての問い合わせに対応するサービスを実施しましたが、利用者が入力する質問があいまいな表現であったりすると適切に回答できないケースもあり、実用段階までには時間がかかりそうです。
袋井市でも、市の行政サービスの全分野に適用できず、分野を決めて実証実験をおこなうレベルであり、試行錯誤が続いています。こうした先進的な苦労を学んでおくことも意味があるのでしょう。
今朝は食事前に1時間ほど袋井市を散歩しました。
袋井市は、東海道53次の中間点、江戸からも京都からも27番目の宿場町だったのです。
市役所近くにあった道の駅は「日本一小さな歩く道の駅」。ここは東海道の道にあたり、本陣跡や史跡がある公園が配置されていました。街道筋はゆったりとしていて、お店の看板には「どまん中」と書かれていました。 |
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2018年10月23日(火) | 岡崎市、袋井市へ | | 24、25日は市議会総務常任委員会の視察で、愛知県岡崎市、静岡県袋井市へ行きます。
岡崎市では、AI(人工知能)による問い合わせ対応サービスの実証実験、袋井市ではICT(情報通信技術)推進計画がテーマです。
どんな視察になるのかなぁ。どちらも将来型の対応技術なので、大きな成果が表れているとは思えませんが、現地での説明に注目です。
八幡にいては学べない分野でもあるので、興味深く臨みたいと思います。
10月になって、2度目の視察です。合わせて5日間の視察なのですが、視察前後にこなすべき仕事がたくさんあり、視察が連続すると、けっこう疲れるのです。移動時に読む椎名誠本も万全だし、目を通すべき資料も持ったので、用意万端。元気に視察に行ってきます。 |
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2018年10月21日(日) | うまいもん祭 | | 石清水八幡宮・頓宮で、うまいもん祭があったので行ってきました。空中茶会inYAWATAと連携企画です。東海道54~57次の淀や枚方などからも出店。僕のお目当ては交野市の大門酒造で、ロンドンの日本酒品評会で金賞を受賞したお店です。それから、日本共産党の大門みきし参院議員のご本家でもあります。このようなお店が八幡でのイベントに呼ばれることが大変うれしいことです。
さっそくお酒を購入。晩ごはんの時、家でゆっくり楽しみました。
会場では、同級生や友人、知人とお会いし、いろんな話を聞きました。
全体としてはおもしろかったのですが、場違いなのがありました。自衛隊の子ども用の制服試着体験コーナーです。お茶やうまいもんの企画とは合わないのに。 |
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2018年10月19日(金) | 10.19 | | 1988年10月19日。首位西武を追いかけて、2位の近鉄バファローズに優勝マジックがつき、この日のロッテ・近鉄の最終ダブルヘッダーで近鉄が2勝しなければ優勝できない場面だった。
結果は、2試合目で近鉄は勝利ならず、引き分けに終わり、西武が優勝した。2試合で7時間33分の壮絶な試合は、球史に残る試合だった。
この日は、赤旗の仕事も手につかなかったことを覚えている。
試合が終わった時、社会部にいた某記者と「明日からも仕事で頑張ろう」と話したこと、わが部長は仕事が手につかない僕に「今夜はビールを飲んでゆっくり休みなさい」と声をかけてくれた。
翌年、近鉄は優勝するのだが、近鉄を応援していた時期で一番印象に残る試合だった。だから、30年もたった今も、このことを書かずにはいられないのだ。 |
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2018年10月14日(日) | 鉄道の日だけど… | | 今日は鉄道の日。1872年10月14日に新橋・横浜間を初めて鉄道が走った日です。ゆとりがあれば鉄道にちなむ生活をしたいのだけれど、今日はいろいろ忙しくて忙しくて…。
昨日、知人から電話があり、最近の台風などで男山泉の公園の樹木が被害を受け、自治会で掃除、整理したけど、ごみ処理をどうすればいいのかという相談でした。
「明日、見に行きます」と答えたのですが、実際に現場に行ってビックリ。思った以上のゴミ量です。隣接する枚方市の公園の樹木も倒れ、八幡市側の公園の通路をふさいでいます(写真右)。枚方市との協議も必要になりそうです。明日、市役所でいくつかの担当課と相談することにしました。
そのあと、老人向け住宅に移られた方を久しぶりに訪問。先方からのいろいろ相談したいことがあるとのことで、1時間ほど話し込みました。忙しくても、ときどき訪問しておくことが必要です。
入居先のホールの写真を見ていると、数ヵ月前に従来の自宅を転居された方の写真を見つけました。男山でも高齢者が増えているので、今までなかった相談のパターンが増えているようです。
昼前から市役所で急ぐ仕事を済ませた後、16日から始まる大山崎町議選の応援に。定数12に対し共産党は1議席増の4議席をめざしています。八幡は、2期目に挑戦する辻まりこさんの応援で、事務所びらきに行きました。同時に行われる町長選に出馬を予定している無所属の前川光さん、倉林明子参院議員も応援に来られていました。 |
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2018年10月12日(金) | 都市門題会議 | | 11~12日に新潟県長岡市で開かれた全国都市問題会議に参加しました。前日から3日間の視察はなかなか大変です。
テーマは「市民協働による公共の拠点づくり」。基調講演、主報告1つと一般報告4本、6人のパネルディスカッションと盛りだくさんの企画でした。会議での報告とは別に19本の研究事例が会議資料に掲載され、それぞれおもしろい内容もありました。
全体として感じることは、ここに発言などを聞いていて、新しい着眼点などもあり、役立つ報告もありましたが、企画全体のテーマがうまく伝わってこなかった感じが残ります。
全国市長会主催のこの会議に僕が参加したのは、2005年の高松市大会以来だと思います。市長会が持つ問題意識と、議員が持つ問題意識が違っていて当たり前なのですが、それらの点のギャップを感じます。
会場は、長岡駅前にある交流複合施設であるアオーレ長岡のアリーナで開かれました。アオーレには、市役所、議会棟、市民交流施設が設置されています。 |
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2018年10月9日(火) | 決算委員会終わる | | 9月末から続いた八幡市の決算委員会が今日終了しました。台風による影響で1日審査日程を短縮し、6日間の審議でした。
日本共産党は、8本の決算議案のうち一般会計と軽減制度を縮小した後期高齢者医療特別会計の2つに反対しました。
特定団体への資金提供につながる同和事業について、終了を迫りましたが、市は拒否しました。
プラスチック容器包装の回収について、八幡市は隔週実施ですが、近隣自治体と同様、毎週実施するよう求めたのに対し、背を向けました。
市の財政緊縮を理由に、学校などでの非常勤職員の賃金引き下げ、勤務時間・日数削減などの賃下げなども明らかになりました。
市民の暮らしを大切にする姿勢への転換が必要です。
この2週間は、決算委員会の準備、質疑に没頭していましたが、明日から3日間、都市問題会議に出席するため新潟県長岡市に出かけます。市民協働による公共の拠点づくりがテーマです。
しっかり勉強してきます。 |
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2018年10月6日(土) | 水族館へ | | 今日は大阪に住む長男宅の孫の保育園運動会だったので、妻や娘たちと出かけました。でも、台風のあおりで雨が降ってきたので延期になりました。せっかくなので、万博公園の水族館ニフレルに行って、孫と楽しく過ごしました。
楽しめる配置になっているのですが、珍しい生き物たちが多くて、まじめに見ていると疲れてきます。
でも、子どもたちの目の高さで楽しめる水槽も多くて、身近に楽しめました。
ダイオウグソクムシもいて、みんなが楽しんだかどうかは分かりませんが、僕はおもしろかった。
孫たちとゆっくり過ごしたので、市議会の決算委員会途中の休日でしたが、身体も気持ちもリフレッシュできました。 |
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2018年9月29日(土) | 平和のつどい | | 8月の広島平和記念式典に八幡市の平和大使として参加した中学生の平和報告会が開かれました。
当日は6人の平和大使が、ヒロシマで学び、体験した感想などを発言されました。そのいくつかを紹介します。
◎「あの日、閃光が僕たちを焼いた。暑かった、痛かった。最後にもう一度、お母ちゃんに会いたかった」と書いてありました。これを見た瞬間本当に悲しくなりました。
◎私自身も式典に参加し、核兵器禁止条約で ICAN がノーベル平和賞を取ったように、もっと世界に核兵器の恐ろしさを広めていかなければならないと思えました。
中学生たちが、ヒロシマで学んだ平和の体験を周りの人たちにしっかり伝えていってほしいと願います。
国連で1年前に採択された核兵器禁止条約の批准、署名が広がっています。現在19カ国が批准し、69カ国が署名しています。26日にはニューヨーク国連本部で条約の署名、批准書提出敷が行われました。日本政府は条約に参加していませんが、国連軍縮担当事務次長・上級代表の中満泉さんの発言を紹介します。(しんぶん赤旗より)
国連は地球上からの核兵器の廃絶に向けた取り組みを、1946年の総会決議以来、追求してきました。グテレス事務総長は「軍縮アジェンダ」で、核兵器の完全廃絶を国連における軍縮の最優先課題だと確認しました。
開発されて70年以上が経過した今も、核兵器は人間の安全保障や環境にとって、受け入れがたい脅威であり続けています。皆さんとともに、核兵器のない世界、より安全で安心できる世界を達成するために取り組んでいきます。 |
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2018年9月27日(木) | 今日から決算委員会 | | 昨日は八幡市の9・10月議会の中間点。本会議があり、条例改正案や補正予算案などの採決をしました。今日からは後半戦突入で、決算委員会が始まり、7日間、2017年度の決算審議をします。体調に気を付けてがんばろう。
昨日の本会議では、補正予算案などについて質問をしました。
あきれたのは、みやこ児童センターの閉館に伴う追加工事です。今年度の当初予算で建物の撤去工事の予算を組んだはずなのになぜなのかと思いました。今回の補正予算では、埋設した柱を抜き出す工事です。
質問では、なぜ、建物の解体と埋設中の撤去工事を分割して予算を組まなければいけないのかと聞きました。答弁では、建設時の設計図面が見当たらなかったので建物撤去だけを予算化したというのです。そして後ほど図面を探し出して、埋設柱があることを発見し、そのままだと産業廃棄物の放置として法違反に問われることになるからです。だいたい、建設図面がきちんと保管されていないこと自体、きわめて異様な文書管理です。
こんなことをしていて大丈夫なのかなぁ。
もう一つは、美濃山学童クラブの3増設予算です。現在実の井山学童クラブは大規模化が進み、超過密状態です。美濃山小校区の学童クラブでは、210人が利用しています。学校に隣接する学童保育施設に160人、分室として設置した子育て施設「すくすくの杜(もり)」に学童スペースを設け、50人が利用しています。
過密解消を求めてきた追及がようやく実り、すくすくの杜の園庭に50人分の建物を設置することになりました。働く女性の増加などで学童保育の利用が増えていますが、市の見通しの甘さを露呈しました。今後、子どもたちが安心して施設、職員体制となるようチェックしていきます。
本会議のもう一つの焦点は、水道料金値下げと低所得者向けの上下水道基本料の福祉減免の継続を求める請願に対する態度です。
日本共産党議員団は、亀田市議が紹介議員となり、本会議で4人全員が賛成しましたが、他の会派、無所属議員が賛成せず、賛成4、反対16(議長は裁決に参加しない)となり、不採択となりました。4月からの水道料金の値上げで、市民の負担は年間1億7000万円も増えています。こうした市民の悲鳴にきちんと耳を傾けるのが議員の大事な役割だと思いますが、八幡市議会ではそうした声は少数にとどまっています。
あきれたのは反対討論です。水道料金値上げは「最良の打開策」などと述べ、水道料金値上げ、低所得者向けの福祉減免の廃止を正当化しました。まるで、市の代弁者のような発言です。
市民の声をしっかり反映できる市議会になるよう、議会の改革にがんばります。
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2018年9月24日(月) | 京都まつり | | 宝ヶ池公園で京都まつりが開かれ、1万4000人が参加されました。
小池晃・共産党書記局長のトーク企画(写真左)、来年の参院選、統一地方選の候補者が勢ぞろいしました。八幡市からも森下よしみ府会議員、市議選の5人の候補者(現職の山本、巌博、亀田優子、中村正公)と新人の澤村純子予定候補が紹介されました。
写真右は、男山北・南後援会の焼きそば・フランクフルトのお店。焼きそばは150食を完売しました。おかげで腕と腰が痛いので、自宅に帰ってお風呂に入ってから、肩と腰にシップを貼っています。けっこう効くなぁ。
焼きそばは、豚肉とキャベツがたくさん入っていて、「おいしかった」と好評でした。なぜか外国人客も購入されて、まつりへの参加が広がっているのを感じました。 |
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2018年9月22日(土) | サラメシ | | 八幡市9月議会は、3つの常任委員会の審議を終えて中盤へ。26日の本会議後は翌日から7日間の決算委員会に突入します。
自宅でテレビをつけながら決算委員会の資料を眺めていたら、NHKのサラメシ(再放送)が流れてきて、ついつい見てしまいました。
今回は、気象庁の海洋観測船「凌風丸」のヒルメシが放送されていました。(写真は気象庁の凌風丸)
僕も大学は水産学部だったので、航海実習や、研究室の観測調査で乗船していたので、なつかしく見てしまいました。
サラメシなので、船内のキッチンや食堂などが映ります。例えば、食堂のテーブルは船が荒れても大丈夫なように、ビニールのシートが張られ、テーブルの縁をテーブルより上に引き上げることができて、食器が飛び散らないように工夫されています。さらに、椅子も鎖で固定できます。
昔を思い出しながら見入ってしまいました。ちなみにその時のランチはステーキでした。航海中、一度は出るメニューだそうです。
観測員は、4時間の観測、8時間の休息をとり、3グループで24時間の観測体制を続けています。だから12~16時の観測に入る人にとってお昼前のランチは「起きたばかりで、朝ごはん」だそうです。
交代勤務を続けると、けっこう体に影響します。
9月の台風で関西国際空港の橋に船がぶつかる事故がありましたが、正確な気象情報を積み上げるために、こうした観測の努力が積み重ねられています。みなさん、ご苦労様です。
さて、僕も決算委員会の質問準備にがんばろう。 |
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2018年9月20日(木) | 段ボールベッド | | ☆委員会審査も検索できます。
八幡市ホームページの市議会のページにある「会議録検索」で、本会議の質問・答弁、発言が検索できましたが、今週から総務、文教厚生、都市環境、予算・決算特別委員会の会議録も検索できるようになりました。
検索できるのは、従来の本会議発言に加えて、平成30年(2018年)の第1回定例会以降の委員会審査から検索できます。以前から、委員会の審査状況も検索できないかと求めていましたが、ようやく実現しました。市民の方にもぜひ活用していただければと思います。それ以前に、僕ら議員も使いこなすことが必要ですが…。
下の画像は、19日付しんぶん赤旗の連載「いのちと健康守る避難所へ」(中)の記事です。記事には、避難所の生活環境改善のひとつとして段ボールベッドを紹介しています。
実はこの段ボールベッド。6月議会の僕の一般質問で、避難所問題を取り上げた時、紹介したテーマです。八幡市で行われた京都府の防災訓練の時にも、八幡市は段ボールベッドをいくつか購入し、展示しました。
床に布団を敷いてれると、歩く時のほこりなどが舞い、衛生環境としても好ましくないことから注目されています。今後、段ボールベッドを普及するためには、市町村で一定数を確保すること、自治体と業界団体との連携協定、広域の自治体間での融通など、いろんな形を結び付けて取り組むことが想定できます。
ちなみに、6月議会の一般質問では、イタリアなどの避難所を紹介して避難所の改善を求めました。家族単位のテント型避難所(テント内はエアコン、床にはじゅうたん、ベッドの確保)、トイレとシャワーが一体となったユニット、炊き出しは、キッチンカーのついた食堂などなど。大規模災害のときは、被災地にトラック数十台で運び込まれます。
災害時に「雑魚寝」が当たり前の避難所ではなく、暮らしと健康を保障できる環境整備が急がれます。この9月議会では、体育館のエアコン整備を求めました。これも学校の教育条件整備とともに避難所としての機能充実に繋がります。 |
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2018年9月18日(火) | 敬老のつどい | | 昨日は地元、美桜自治会主催の敬老のつどいに来賓として参加しました。
ごあいさつでは、医療や介護の話をしようかと思いましたが、6月の地震、豪雨、9月の台風と被災が続いているので、防災をテーマに一言ごあいさつしました。高齢者が身近なところで顔を合わせて集うのは大事なことです。
市長らの来賓あいさつの後は、民舞、手話コーラスなどが続きましたが、次の予定があるので、途中で退席させていただきました。午後からの三味線を演奏されるのは、父母の納骨をしているお寺の息子さんです。ときどき、我が家にもお経を上げに来てくれます。聞けないのは残念でしたが、僕が会場を出るときお会いしたのでその場でごあいさつ。
午後は、市役所控室にこもって、いろいろ抱えている仕事をこなしましたが、あまり進まなかったなぁ。
さて今週からは、議会の常任委員会が続きます。総務委員会と中盤の本会議対策をしながら、決算委員会の準備も本格的に手をつけなければ…。
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2018年9月11日(火) | 国、府に制度改善を | | 昨日の一般質問では、(1)防災、(2)教育条件整備をテーマに質問しました。
震度5強の地震となった6月の大阪北部地震の問題では、大阪府では13自治体で災害救助法が適用されましたが、隣接する京都府八幡市では適用されませんでした。同法が適用されると、災害救助は都道府県の責任で実施することになりますが、適用されない場合は、市町村が実施することになり、いろんな面で制約を受けます。
一般質問では、八幡市は同法の適用を京都府に要請したのか、広域災害において都道府県を超えた連携が必要ではないか、国や府に制度・運用の改善をもとめるべきではないかと問いました。
市長は、八幡市の被災状況が災害救助法の適用条件に達していなかったため、災害救助法の適用を要請しなかったと答弁しました。
同時に、7月下旬に開かれた京都府の市町村長会議で、隣の枚方市で法が適用されているのに八幡では適用されないのは市民的に理解されないと発言し、こうした制度上の問題は府として改善してほしいと要請したことを明らかにしました。
災害時の避難所になっている学校の体育館にエアコンを設置すべきではないかと迫ったのに対して、当初、市は「多額の費用が必要であり困難」と答えていましたが、市長からは、体育館のエアコン整備に向けて国に制度改善を求めてほしいと京都府に要望したと答弁しました。
市内の小学校で車イスを使用する児童・生徒がいて、エレベーターを設置することを求めました。
これについて市は、中学校4校には年数かけてエレベーターを整備していくと答弁しましたが、小学校は教室の移動の際は教員が付き添い、階段昇降機を利用しているとのべるにとどまりました。さらに質問で、バリアフリー法や障害者差別解消法の認識を確認すると、教育長は、現時点ではエレベーター設置の計画はないが、法的には必要であり、今後考えていく必要があると答えました。
いずれのやり取りも、すぐに改善に向かうまでには至りませんでしたが、今後の改善に向けた足掛かりとなる答弁だったと思います。これからも具体化を一歩一歩迫っていきます。 |
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2018年9月9日(日) | 一般質問へ | | 10日の本会議で一般質問をします。僕は1番手で10時からスタート。持ち時間は片道60分なので、答弁含め午前中には終わるでしょう。
質問原稿もほぼ仕上がりました。6400字で1回目は20分ほどかな。2回目、3回目の質問に向けてラフなメモと資料もできました。これから最後の仕上げをして、明日の質問に臨みます。
質問テーマは①防災(6月の大阪北部地震の被災者への支援、災害救助法の適用、水害対策)、②教育の充実(小人数学級、学校施設の整備、教員の長時間勤務の解消、不登校問題)です。質問の柱としては2つなのですが、それぞれが重層的な質問になっていて、原稿作りに苦労しました。とくに教育関連は久しぶりの本格論戦なので、原稿がだいぶ膨らみました。
6月の地震による被災者対策が遅れている中で、先日の猛烈な台風被害も重なり、質問準備に専念できない状況でした。質問も、生活相談もがんばるぞ!
父のお姉さんが亡くなったという連絡を受けました。もう90代半ばくらいだろうな。家族葬で通夜もしないということなので、葬儀には行きませんが、今日、通夜代わりにおばさんに最後のご挨拶をしてきます。
僕は天文好きですが、僕が天体望遠鏡を買った中学生のころ、滋賀県に住んでいたおばさんのところに10日間ほど星を見に泊まらせてもらったりして、たいへんお世話になりました。ありがとう。 |
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2018年9月5日(水) | 台風が直撃 | | 昨日、台風21号が近畿地方を直撃しました。関西空港が冠水し、旅行者3000人、職員が空港内で過ごすなどの被害がありました。
八幡市でも、午前中に決算書の提出などの本会議を済ませた後、午後から風が激しくなりました。市役所近くの保育所の屋根瓦が飛ばされたり、倉庫の壁が電柱を倒す、信号がつかない、各地で停電が起きるなどの報告・連絡が相次ぎました。
我が家もベランダがくちゃくちゃで、鉢植えが数メートル先でひっくり返っていたりして土だらけ。数年前から分けて育てたサボテンが巨大化し、10鉢くらいありますが、台風で倒れたサボテンを暗闇の中で戻していたら、両手ともとげが刺さったり、皮がむっけたりでたいへん。メダカの水槽は、土や葉っぱが入り込んだけれども、まぁ、大丈夫な方かな。
朝からベランダはとりあえずの掃除はしましたが、ほとんど手つかず状態。ウロウロする通り道だけは確保しました。
みなさんのお宅は大丈夫でしたか?
明日から市議会の一般質問が始まるので、僕もこれから出かけて市役所の控室で作業します。僕の質問日は来週月曜日ですが、今日か明日には質問の項目程度は理事者に渡そうと思うっているので。
市役所に行く前に、地域を一回りして、台風の影響を見ておかなくては。 |
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2018年9月2日(日) | 震災の傷跡 | | 6月の大阪北部地震の住宅被害は今も深く残っています。
うちの近くをぐるりと回っても、屋根にブルーシートをかけたままの家が数多く残っています。市の報告では、住宅の被害が半壊の世帯は5軒ほどだったと思いますが、2軒が撤去されていたところ(写真)もあり、すぐ近くにももう1軒宅地が更地になっていました。
議員団の会議や知人と会話していると、撤去した家が5軒どころではなさそうです。
今日訪問した家でも、市の罹災証明では一部損壊ですが、地震保険の診断では半壊だったそうです。どうしてこんなに違うのだろうか。市の診断が正確だったのだろうかと疑ってしまいます。
9月議会の質問御準備もしながら、毎日の相談ごとに追われています。 |
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