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2018年8月26日(日) | 不登校を考える | | 25、26の両日は、大阪で開かれた「第23回 登校拒否・不登校全国のつどいin大阪」に参加しました。
八幡では、10数年前まで不登校を考える親の会があり、僕も公開学習会・懇談会などに参加して協力していました。
子どもたちが大きくなり、そうした取り組みも姿を消していました。数ヵ月前、知人から声をかけられ、八幡で不登校を考える取り組みをできないかという相談があり、今回のつどいのことも知り、久しぶりに参加することにしました。
つどいには全国から600人が参加されました。僕が参加した企画には、北海道から参加されていたり、自分が不登校の経験を持つ学生さんが、なぜ不登校になるのか、その心理を知りたいと参加された人もいました。その方は、大学の友人たちと参加され、将来はスクールソーシャルワーカーをめざしたいと話しておられました。数十年前の教員体験を語り、「当時は、今日の授業はこうだったと自由に語る雰囲気があった」と話されていました。不登校の子を持つ保護者、児童施設で不登校の相談に乗る人、学校の教員、研究者など多彩な顔ぶれでした。
わずか2日間の取り組みですが、不登校、引きこもりについて真剣に考える人たちが顔を合わせ考える、いい機会だったと思います。
初日は、立命観大学名誉教授で、臨床心理研究者の高垣忠一郎が「いのちと自己肯定感は愛で育つ」をテーマに講演。
初日後半からは分科会が始まり、僕は「登校拒否と発達障害」の特別講座に参加しました。カウンセラー、臨床発達心理士の服部ただしさんが講演されました。カウンセリングの専門家としての話を興味深く聞きました。
2日目は基礎講座に参加しました。「学校」がテーマで、NPO法人おおさか教育相談研究所の馬場野成和相談員が報告。大阪府内で中学校の教員を務めてこれました。基礎講座では数人の小グループに分かれての自由討議があり、不登校などについての思いなどを話し合いました。
一つひとつの講演内容を振り返ることはしませんが、僕が感じたことをいくつか紹介します。
不登校や引きこもりは、各年齢層に広がっています。保育園、幼稚園でも「ドキドキしてダンスが踊れない」子どもがいて、他の人には感じられない精神的苦痛が長期に続くことになります。人には一人ひとり自分のペースがあるけれど、不器用な子どもに対し、教師から「やればできる。努力が足りない」と繰り返し励まされることが苦痛になったケースもあるそうです。
不登校に対し、学校からの家庭訪問が、家庭へのプレッシャーになり、母親がうつ病になる事例もあるそうです。
こうした事例に対し、今回のつどいでは、不登校になった子どもも、「子ども本人が自分を元気にしていく力を持っている」ことを柱に据えて、その力に依拠して、保護者、先生・学校、関係者が力を合わせる場だったと思います。
臨床心理士、カウンセラーの方からの発言も、家庭、学校などで子どもがおかれている環境を理解するのに役立ちました。
初日の終了後、少し時間があったので、近くの大阪城を散歩しました。僕は京都生まれながら、大阪城を間近に歩いた記憶がありません。なので、1時間ほど歩きましたが、天守閣近くで驚いたのは、日本語はほとんど聞けず、飛び交っているのは外国語ばかり。アメリカやヨーロッパ、アジア諸国からたくさんの人が来日されていることを改めて実感しました。
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2018年8月19日(日) | 赤旗がJCJ | | しんぶん赤旗がJCJ(日本ジャーナリスト会議)賞を受賞しました。18日に開かれた贈賞式には小木曽陽司編集局長、竹下岳政治部副部長が出席しました。
受賞対象となったのは、「米の核削減、日本が反対」「沖縄への核貯蔵庫建設を肯定」などの一連のスクープ記事です。
酒井憲太郎選考委員は、米オバマ前政権の核削減に反対し、沖縄への核貯蔵庫建設を肯定する秋葉剛男現外務次官の証言を暴いた赤旗報道について、「『核の傘』、核抑止力論がいかに危険化を実証している」「核兵器禁止条約に反対する日本政府の源流も示しており、こうした政府の立場にきちんとメスを入れたことを評価したい」と述べました。
JCJ賞はすぐれた報道を表彰しており、たいへん名誉な受賞です。竹下記者は、僕の後輩にあたり、彼の入局当時から知っていますが、政治部などで安保外交関係の取材を重ねてきた人です。僕がとやかく言うのもおこがましいので、彼が贈賞式でのべたスピーチの一部を紹介します。(しんぶん赤旗19日付より抜粋)
◇
竹下岳赤旗政治部副部長のスピーチ(要旨) 今回の報道の材料となった一連の文書は、米国の科学者団体「憂慮する科学者同盟」の上級アナリストを務めるグレゴリー・カラーキー氏から提供を受けたものです。中国の専門家で、米国務省や米議会に幅広い人脈を有する人です。 カラーキー氏は昨年12月、都内で開かれたある学習会に出席し、2013年に、日米核協議を主導してきた秋葉剛男氏(当時は外務省北米局審議官)と面談した際、秋葉氏が米国との「核共有」(ニュークリア・シェアリング)を提案していたことを明らかにしました。これは、平時に米軍が核兵器を管理し、有事に同盟国が管理権を有する仕組みです。在日米軍基地への戦術核兵器配備を前提にしており、国是である「非核三原則」に真っ向から反します。 秋葉氏は外務官僚のトップである外務事務次官への昇任が内定(今年1月に昇任)していたことから、この発言の背景をさらに掘り下げる必要があると判断。カラーキー氏とやりとりを行う中で、今回、報道した文書が提供されました。 これを見て、強い衝撃を受けました。日本政府関係者が米軍の核巡航ミサイル・トマホークの退役に反対していたということは、09年当時、「関係者の証言」として一部で報じられましたが、そうした発言が文字として記録されていたのです。さらに、秋葉氏が沖縄への核貯蔵庫建設に肯定的な見解を示していることが初めて明らかになりました。
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2018年8月16日(木) | 不登校 | | 知人から不登校問題の資料が届きました。月末に大阪で開かれる全国のつどいの案内チラシなどです。
この方とは、不登校問題でどのような取り組みができるか、お話をしたことがあります。
不登校といっても、その理由、年齢層などでさまざまです。案内をもらったチラシにも、小学生、中学生、高校生、障害のある子どもなど12の分科会が予定されています。卒業後の「引きこもり」もあるので、どの階層に焦点を当てるかで、取り組み方も変わってきます。
ツイッターを見ていると、文部科学省は不登校問題について、「学校復帰」を目標とする指針を見直す方針に転換したといいます。
学校に戻ることだけが不登校対策ではありませんから。僕が知っている人でも、高校を辞めて定時制や通信制高校に入学したり、フリースクールで学び直した人もいますから。
子どもたちが「学校に行けない」「学びにくい」環境について、地域、社会で教育、子育てのあり方を見直すことが必要になってきている気がします。 |
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2018年8月11日(土) | 墓参り | | 10、11日は、妻の実家のあった三重県南伊勢町に墓参りに行きました。お母さんが昨年末に亡くなり、今回が初盆なのですが、僕らの仕事の都合がつかず、さらに実家には、もう誰も住んでいないので、気軽に帰れることができません。妻と日程を調整して、盆前の墓参りとなりました。
最近は、お供えのお菓子などを供えると、サルが食べてしまうし、防火のため、お墓を拝んだあと、線香をすぐに消さないといけないし、だんだん寂しくなってきました。
夕方には紀北町の民宿に泊まって、身体をゆっくり休めました。海べりのところなので、お魚がおいしかったなぁ。
今日は、熊野古道の始神峠を歩きました。1時間半ほどの短縮コースですが、汗びっしょりでした。三重県は京都より涼しいけれど、坂道を歩くと、やっぱり暑い。
JR三野瀬駅周辺からスタート。江戸道と明治道があり、江戸道から登り、峠に上った後、明治道から降りました。峠からは紀伊の松島と呼ばれる島々が見えました。
明治道は、発電用の導水路の上をまたぐように通っており、面白い体験ができました。
2日間、ゆっくりさせてもらいました。 |
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2018年8月9日(木) | 特攻体験 | | 8月5日のTBSの「学徒出陣」の放映で、人間魚雷「回天」、人間機雷「伏竜」の2つの特攻部隊を体験した岩井忠正さんが登場されました。岩井忠正さんは、立命館大学名誉教授の岩井忠熊さんのお兄さんで、2人とも特攻部隊の体験があります。
忠正さんとは、東京・東久留米市に住んでいた時、戦後50年のピースアクションを企画して、署名活動や文集、企画準備でいっしょに取り組みました。
いっしょに行動するとき、子どもたちが小さかったので、岩井さんの自宅で奥様に子守をしてもらったりして、たいへんお世話になりました。こうした縁もあって、このホームページにも「回天」のページを載せているのでご覧になってください。
岩井さんは98歳になられているのですが、画面を見て元気にされているようで安心しました。テレビの画像からは、短いながらも「岩井節」がにじみ出ていて懐かしく思いました。
☆ TBSの「学徒出陣」の岩井さんの関連場面にリンクしました。
https://twitter.com/KunibonYamamoto/status/1026983845529174016
今日は長崎の原爆投下の日。核兵器の禁止、平和の流れをもっと大きくするためにがんばりたいと思います。
さて明日は、朝の樟葉駅宣伝のあと、三重県南伊勢町に行きます。昨年末に妻のお母さんが亡くなり、お墓参りです。そのあと、紀北町・紀伊長島に足を運び一泊。紀北町は「マンボウの街」だそうです。海の景色を見てのんびりしてきます。 |
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2018年8月7日(火) | 核兵器禁止へ | | 広島での原爆投下から73年を迎えました。
昨日は広島で平和祈念式典、原水爆禁止世界大会が開かれていました。八幡市からも、記念式典に中学生の平和大使が、原水爆禁止大会には八幡市の各団体、個人から参加されました。
1年前、国連で核兵器禁止条約が採択され、さらに北朝鮮とアメリカの両国首脳が会談して、朝鮮半島の非核化で合意し、東アジアの平和を願う新しい動きが広がりました。
こうした動きをさらに大きく広げましょう。
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2018年8月4日(土) | 災害、公共施設 | | 2、3の両日、大阪で建設政策研究所の議員研修会に参加しました。
初日の全体会は講演が2つ。「自治体の災害対応力の強化」をテーマに関西大学、河田恵昭教授の記念講演。さらに三重県紀宝町の新元・危機管理監の「紀伊半島大水害を経験して」の特別講演でした。
2日目は3つの選科に分かれての分散会。僕は、選科B、「公共施設の再編と都市計画・まちづくり」に参加しました。講師は立命館大学の森裕之教授で、午前、午後、合わせて3つのセクションで講演されました。濃密だったなぁ。
印象に残ったことを述べると、河田先生は、災害が多発する時代になっているが、日本の防災、災害対策の根幹をなしている災害救助法、災害対策基本法は対応できておらず、抜本的な法改正が必要だと提起されました。
森さんは講義で、政府が人口減少を理由に公共施設統廃合に乗り出しているが、統廃合では対応できず、公共施設の長寿命化などで延命かコストダウンを図り、住民が主体の公共施設の在り方を考えることが大事と述べられました。また、公共施設をめぐる最近の製粉施策の特徴もよくつかめました。 |
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2018年8月2日(木) | 朝から電話 | | 朝、新聞を読んでいたら、数年前に引っ越された方から電話がありました。
6月の地震で自宅が一部損壊に。改修費用が掛かりそうなので、市の補助を受けられないかという相談でした。
引っ越し先が割と近い所なので、週末にお邪魔して様子を聞きに行くことにしました。その方とは、営業されていたお店でお話を聞くことが多かったのですが、店を閉められてからは、そうした機会もなくなっていました。僕の自宅の電話も、メモか何かを残されていたのかなぁ。
さて、今日と明日は、議員団で大阪で開かれる建設政策研究所の議員研修会に行ってきます。
今日の記念講演は防災問題。明日は講座ですが、僕は公共施設の再編・整備がテーマです。勉強してきた中身は、後日に報告します。 |
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2018年7月29日(日) | 美容室の請負業務 | | 7月に20代の青年の雇用の問題を聞きました。彼が小学校時代からよく知っていて、今は政令市で美容師としてがんばっています。
話を聞くと、美容室からは「雇用」ではなく「請負業務」だと聞かされています。
賃金が低いこと、職場でのパワーハラスメントで困っていること、意見を言うと事業所からは事実上の解雇通知をされたといいます。同じ職場の人も含め、知り合いの弁護士さんを紹介して対応を考えてもらっています。弁護士さんは「偽装請負の疑い」もあると指摘されているそうです。
請負形式をとっているので、1月の彼の売り上げは約40万円。そこから、シャンプーなどの代金、水光熱費、研修代などが引かれます。カットに使うハサミ代などもあるそうです。そして手元に支払われるのは月13~15万円、平均14万円です。請負事業者の扱いなので、そこから税金、年金、社会保険料などを支払うことになり、暮らしを圧迫しています。
もともとの売り上げ費にたいして手取りの割合を見ると35%になります。
例えば京都府の最低賃金は1時間856円。1日8時間、月25日働いた場合、最低賃金は17万円を超えます。こうした最低賃金すら保障されない雇用実態ということになります。
この相談をきっかけに、美容業界の雇用問題をネットで調べてみると、近年、請負形式の雇用が増えているそうです。
この話をすると、「なぜそういった請負雇用が増えるのか」と聞かれます。
まだ調べ始めたばかりなので正確には分かりませんが、美容に詳しくなくても一定の資金があれば美容室を開設できて、美容師を確保できれば、業務が成り立つし、インターネットでも、そうした業態を推奨する情報をたくさん入手できます。
どんな業態にしても、労働関連法を守ること、暮らすために必要な最低賃金を守ること、雇用者に対する税、年金、社会保険料などの事業所としての責務を果たすことなど、緊急の改善が迫られているのだと思います。これは特定の事業所だけの問題ではなく、美容業界全体に問われていることだと思います。 |
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2018年7月24日(火) | 夜空が忙しい | | 暑い日が続きますが、今、夜空がにぎやかで忙しい。
夜9時ごろ星空を見ると、東の空に火星が赤く大きく光っています。
西の空には木星が輝いています。
その中間、少し火星寄りに輝くのが土星です。
火星、土星、木星が一度に見られます。
注目は、火星の大接近です。火星は2年2カ月ごとに接近しますが、惑星の楕円軌道のため、接近距離はそのつど異なります。31日の大接近は、6千万キロ弱まで近づきます。これは15年ぶりです。ちなみに僕が初めて天体望遠鏡を買ったのは、小学生の時で、この時も、今回に匹敵するほどの大接近でした。
月にも注目。28日には皆既月食です。1月に続いて、今年2回目の皆既月食です。
夜中3時24分から月が欠け始め(部分食の始まり)、地球の影に入る皆既食は4時30分です。
残念ながら大阪の月没は5次9分なので、月は皆既食のまま沈んでいきます。月食のまま沈むのもめったに見られないから、まぁいいか。問題は朝早く起きないといけないことです。
皆既月食の時の月は火星のすぐ近くにあります。この時、太陽、地球、月、火星がほぼ一直線に並んでいることになります。 |
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2018年7月22日(日) | クラゲとイルカ | | 6月の地震被害、議員団の議会報告会が続き、各種のビラの作成、共産党が取り組んでいる党勢拡大の月間期間の取り組みなどで休みなしだったので、昨日は割り切って完全休養日にしました。
妻と神戸市須磨の水族園へ行きました。
写真は、クラゲ、そしてイルカショーです。いろんな魚を見て楽しみました。
神戸市あたりは路上の温度表示などを見ると34度でした。普通なら「暑い」と思うのですが、38、39度が続く京都から見れば「涼しい」。近畿地方でも、ずいぶん違うんだと感じました。海辺も日差しはきついけれど、風が心地よく通り過ぎました。
帰りの電車に乗る前に入った喫茶店は、紅茶のチャイなどの専門店。妻は冷たいチャイを、僕はべトナムアイスコーヒーをいただきました。
ベトナムのコーヒーは、住民が品質のいいコーヒーが手に入れることができないため、低級品を使ったコーヒーに練乳をたっぷり入れて飲むそうです。
久しぶりに体をリフレッシュしました。 |
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2018年7月20日(金) | 災害救助法の壁 | | 6月の大阪北部地震から約1ヶ月がたちます。八幡市でも罹災証明が1800軒に及ぶなど被害の深刻さを浮き彫りにしています。
市内の方からの連絡・相談も続いています。枚方の市議団からも、八幡市在住の被災者の相談の連絡があり、連携しながら対応しています。
その時感じるのは、災害救助法の壁です。大阪府は、高槻市や枚方市をはじめ13自治体に同法を適用しています。震度6弱~震度5弱の自治体が含まれています。ところが、八幡市は震度5強でしたが、災害救助法の適用を受けていません。
同法の適用を受けると、都道府県が避難所運営や住宅の応急措置、救援物資の提供、生活支援策などをすすめます。ところが、八幡市は適用されないため、市が支援策の実施主体となり、府から財政支援を受ける形になります。
今朝も枚方市の議員さんと連携していたら、そのことが話題になり、枚方の人からも「なぜ、枚方市と隣接する八幡市が災害救助法を適用されないのか」との話題で盛り上がりました。
まず、国の制度として、都道府県を単位に指定するため、こうした府県を超えた地域で、法適用のギャップが生まれることになります。ですから、広域災害にふさわしい適用の仕組みを確立することが必要になります。
さらに、災害直後、八幡市と京都府の判断、協議はどうだったかが問われなければなりません。
災害への直接的な対応について改善を迫ることも大切ですが、災害救助法などの改善も切実な課題です。 |
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2018年7月16日(月) | 青年の雇用 | | 昨日は、20代の青年と雇用のことで相談。彼に会うのは10数年ぶりかなぁ。
くわしいことは、紹介した弁護士さんにお願いすることにして、いくつかのアドバイスをしました。
美容師をしているけれど、「雇用」ではなく「委託業務」だといいます。会社からすれば、個人事業主として委託しているという形式なのでしょうが、実際には雇用そのものです。
月の売り上げが40万円で、そこからシャンプーなどの材料代、はさみの使用料、水光熱費、研修のための講習費用などを引かれ、手元に受け取るのは13~14万円と言います。
京都府の最低賃金は856円。1日8時間働いて月22日働いたら約15万円です。彼はもっと長く働いているし、休みももっと少ないし…。そんなことを考えると、最低賃金を大きく下回る賃金です。
事業者の方は、個人事業主扱いにすることで、医療や年金などの社会保険、雇用保険などを逃れることができます。
しかも、事業所から、一方的な解雇通告。
事業者側は「委託業務」というのでしょうが、日々の労働時間などの管理や業務の裁量などを見た実態で判断することになりますが、とうてい個人事業主とは言えない勤務実態です。
ネットで調べていると、今、美容業界ではこうした形態の勤務が増えているそうです。一つひとつの事例を積み重ねながら、はたらく人たちの立場に立った情報交流が必要なのだと痛感しました。
がんばれ青年! |
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2018年7月15日(日) | 日本共産党の誕生日 | | 7月15日は日本共産党の創立記念日です。96周年を迎えました。
1922年、日本共産党は、国民主権、反戦平和、人間の解放などの旗を掲げ設立されました。数多くの先輩たちが投獄され、迫害を受けながらもがんばりつづけ、第二次世界大戦の終戦を迎え、日本社会の平和、民主的な発展の道に進む大きな一歩を踏み出しました。
紆余曲折はありながらも、現在では、国連で核兵器禁止条約が採択され、朝鮮半島の非核化の展望が見えてきました。「日本共産党を除く」政治体制も一つひとつ取り払い、野党共闘が進んできました。共同で、労働法の規制、原発ゼロ法案を提出するなど、野党が力合わせて政治を変える努力を積み重ねています。
これからの社会をどうするのか——。いつまでも資本主義をままではありません。貧富や格差の拡大、ブラック企業、地球環境の破壊などの弊害を規制して、労働時間の短縮で人間らしく生きられる社会をめざします。
みなさんにもぜひ、日本共産党のことを知っていただき、いっしょに社会を変えていきましょう。
★日本共産党中央委員会が、党紹介ムービー「あなたの入党を呼びかけます」を作成しました。ぜひご覧になってください。(約19分です)
▷こちらからご覧になれます。
あなたの入党を心からよびかけます - YouTube
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2018年7月13日(金) | 相談活動、急増! | | 先週までは、6月の震災の影響で「家の瓦が落ちた」「壁にひびが入った」といった相談が多かったのですが、なぜか、今週に入って相談内容が急変しました。内容的には、弁護士さんを紹介するケースが増えています。
家族の病気と生活支援、家族間の金銭貸し借りのトラブル、サラ金、そして若者の雇用をめぐる相談です。
雇用相談の20代の若者は、彼が小さい時からのつながりです。ブラックな状態で働いているようです。弁護士さんとの面接の前に会って、今後の方向性を相談することにしました。
若者の雇用は、今は詳しく述べませんが、あまりにひどい雇用条件です。若者が、自分の人生と社会に未来の展望が持てない原因は、こうしたブラック労働にあるように思えます。
毎日、相談に追われていますが、一つひとつ解決に向かうことで、前に進めるのかなと思っています。
さて、月曜日から、市議団の議会報告会が連続して開かれます。2週間で6回になります。すべてに僕が出席するわけではありませんが、4つか5つは出ることになるのかなぁ。忙しい時期を迎えます。 |
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2018年7月7日(土) | 学校の体育館 | | 6日は、森下府会議員と八幡市議団で、6月の地震の際の被害について、市内の小学校の体育館と校舎を視察・調査しました。7日は、倉林明子参院議員も加えて、地震と水害の調査をしました。
学校調査では、体育館が被災した4校(男山中、男山三中)のうち八幡小と有都小の体育館を調査。欽明台小学校の教室・廊下などの被害を見学しました。
八幡小の体育館 有都小の体育館
体育館の被災は深刻で、2校とも、体育館を支える柱と屋根部分を接合する箇所が被災。それぞれ8本の柱が傷みました。今も使用中止となっています。
当面、柱部分のコンクリートを削りましたが、柱と屋根の接合部の補強が必要になります。補強工事の詳細は、今後具体化されることになります。教育委員会に聞くと、夏休み終了時までに作業を完了したいようです。
美濃山省では、児童数の増加にともない校舎最上部(4階)に新教室を増築しましたが、その部分が壁などにひびや亀裂が入りました。調査に行ったときは応急措置はされていましたが、新しい施設で起きているのが気になります。
体育館は、日常の教育に使うスペースであり、災害時には避難場所になる所でもあります。耐震性などの再点検が必要になりそうです。 |
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2018年7月5日(木) | 朝から警報 | | 朝から、前日の台風の影響で、京都地方も大雨が降っています。八幡市も大雨警報、土砂災害警戒情報が出て、一部地域に避難勧告が出され、公民館などに避難所が設置されました。市内の大谷川は水位が上昇し、水防団待機水位に達しています。雨が長引きそうなので、警戒、備えを怠らないように。
さて、少し話題が変わります。
昨夜は、ハモを玉ねぎ、キノコと炊き、卵とじにして食べました。次女も「おいしいなぁ」と気に入って食べていました。
ハモは湯引きしてもおいしいのですが、僕が小さいころから食べていたのは、かば焼きか卵とじだった気がします。
京都市内に住んでいた時、自転車の後ろに箱を積み、家の近くまで魚を売りに来ていました。おばあちゃんが魚を見て、「今日はハモにしよか」と言って買っていたのを覚えています。
ハモの骨切りは上手い下手があり、おばあちゃんは「どこどこの店は骨切りが下手やからアカン」と言っていました。
やっぱり夏はハモを食べたい!
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2018年7月4日(水) | 街頭で訴え | | 先週に6月議会が終わって、通常なら、少しゆっくりできるはずですが、先月の地震の対応、議会のまとめ、各方面からの要請などの対応で忙しい毎日です。
昨日は、巌議員といっしょに議会後初めての街頭宣伝でした。合わせて5カ所で訴えました。消防署の裏の住宅では、崩れたブロック塀などがあり、地震被害の激しさを物語っています。午後からは森下府会議員と災害対応の打ち合わせをして、そのあと議員団会議。夜は、教育分野の方と意見交換。
京都府の発表によると、府内の住宅損壊(一部損壊)は2000棟を超え、八幡市は1300棟に達しています。震度5強の八幡市の被害が府全体の65%に達しています。
一方、お隣の大阪府では、高槻市、茨木市、枚方市など広域で災害救助法が適用されていますが、京都府下では指定されていません。
すぐ隣の市が適用されているのに八幡は適用されず…。住宅の復旧支援にも差が出てしまいます。
なぜこうした差が生まれるのか、不思議でなりません。地震のような広域災害にたいし、都道府県単位で区別することの矛盾があるように思います。
日曜日には、久しぶりに大阪に住む長男一家と顔を合わせることになりそうです。2歳になった孫に、好きな電車の絵本を買ってプレゼントします。元気にしてるかな。 |
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2018年6月29日(金) | 6月市議会終わる | | 28日で八幡市の6月議会が終わりました。一般質問の途中で大阪北部地震が起こり、八幡も震災対策に追われていたので、なんだか議会は途中で中断したみたいな形になりました。
昨日の本会議では、市税条例の改正案について討議し、税制変更の影響が介護保険料に出て値上げとなるケースもあることから、僕が反対討論をしました。
補正予算案では亀田議員が質問をして、みその保育園の老朽化対sカウなどを聞きました。
議員提出の大阪国際万博誘致の決議案に対しては、万博そのものには反対しないけれど、大阪ではカジノとセットになった誘致には同意できないとして、中村正公議員が反対討論をしました。
国会では、「残業代ゼロ制度」(高度プロフェッショナル制度)を盛り込んだ「働き方改革」一括法案を、野党の反対を押し切って政府与党が参院厚生労働委員会で採決を強行しました。民主主義破壊の暴挙です。
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2018年6月26日(火) | 体育館被災 続報 | | 昨日のコラムで、地震被害で八幡小学校、有都小学校の体育館の天井部分の亀裂のことを書きましたが、その続報です。
昨日の文教厚生常任委員会で、日本共産党から体育館の被災状況を質問しました。さらに今日付の京都新聞が詳細を報道しています。
体育館の天井の鉄骨と柱をつなぐ部分のモルタルが落下したといいます。重さ1キロ弱の破片もあったそうです。
現在、両体育館は使用禁止となっています。今後、専門家の調査をして修繕することになります。
けっこう重い被害なのですが、震災翌日の市の報告書には「柱に亀裂。現在使用禁止」と記載されていただけです。第一報としてはそれでいいのですが、議会には、この日の質問までは詳細は報告されませんでした。
また、両校のホームページを確認しても、現時点では何の報告もありません。たとえば、地震に対する警戒が必要なので、各家庭でもご注意をと呼びかけていますが、肝心の学校では、体育館が使用禁止になっているのに、保護者には何の報告もないというのはいかがなものでしょうか。
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2018年6月25日(月) | 地震から1週間 | | 大阪北部地震から1週間が経ちました。余震は続いていますが、揺れが少しおさまってきた感じがします。
八幡市内の被害も大きく、市が被災家庭に配ったブルーシートは先週聞いた時点で1200枚。今はもっと増えているかなぁ。市役所での罹災証明の手続きにもたくさんの市民の方が来られています。
先週21日に、倉林明子参院議員が調査入り、22日には日本共産党日会議員団から森下さんら3人が来られ、市議団4人も同席しました。市の説明を聞き、障害者グループホーム、府営住宅、近隣の住宅を訪問しました。
府営住宅では玄関横の壁が大きくひび割れ(写真左)していて、男山公民館などに避難されていました。府は「構造上問題はない」と説明していますが、住民への説明会は22日に3回開かれただけ。遅すぎる対応、危機認識の欠如と言わざるを得ません。ようやく土日に緊急措置として、壊れた壁面をプラダン(プラスチック段ボール)のパネルで蔽っていました。府からの依頼で市が緊急に対処したものですが、ご苦労様でした。
市の関係では松花堂の庭園、茶室などが損壊し、庭園は救援しています。文化庁などとの調整のうえ、補修になるのですが、いつ頃になるのかなぁ。時間がかかると思います。
小学校では、八幡小、有都小の体育館の屋上部の柱がひび割れし、立ち入り禁止となっています。建物の調査をして、補修をして、早い時期に使用できるよう再開してほしいものです。
公的施設だけでなく、民家、福祉事業所などの復旧を支援するための施策も必要です。
災害直後のあわただしさから、落ち着きを取り戻していますが、復旧のための困難が見えてきています。 |
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2018年6月19日(火) | 地震が続く | | 昨朝、大阪北部・高槻市を震源とする地震が起き、震度6弱を記録しました。八幡市では震度5強でした。
八幡市では、石清水八幡宮の灯篭が倒れ、民家の瓦が落ちたり、壁が崩れる、落下するなどの被害が出ています。ガスが止まって、給食が作れない学校があり、給食を食べずに下校するところもありました。信号が壊れた箇所もありました。
震度4、3など、余震と思われる地震が続いており、なかなか落ち着きません。みなさん、災害への備えを再点検しましょう。
地震が起きた後、ふと考えると、「またか…」と思うことがありました。
2013年9月、日本で特別警報が導入されたとき、市議会の一般質問で防災の質問をして特別警報への対応を質問したら、3日後に日本初の特別警報が八幡を含む京都府に発動されました。
今回は、14日に防災の質問をして、防災計画、避難所である小学校などへの備蓄の配備、水害などを質問しました。今回は4日後…。
何か予感めいたものがあるわけではありませんが、数日後に何かあるのは気になるものです。
震源となった高槻市など大阪北部には、有馬ー高槻断層帯があります。八幡市の北側、天王山との間は、この断層帯の東側部分にあたります。また南北には、大阪市から岸和田市に至る上町(うえまち)断層帯、その東側には枚方市から羽曳野市に延びる生駒断層帯があります。
政府の地震調査会は昨日の会見で、「周辺には複数の活断層があり、今回の地震はこれらの活断層に関連した可能性があるが、どの断層が動いたか明確には分からない」と説明しています。
新聞報道などによれば、有馬ー高槻断層帯に起因するというのが多いのですが、震源の分析は注目しておいた方がいいと思います。
有馬—高槻構造線が活発化しているのであれば、400年ぶりとも言われ、伏見城を崩落させた慶長伏見地震(1596年)を想起しておかなければならないし、上町断層帯が動いたのであれば大阪市方面での警戒が必要になります。生駒断層の場合は枚方市など生駒山系西側の警戒が必要になるなど、震源域の解明が今後の地震対応にも影響する可能性があります。
これらの点は、今後の解明をふまえながら、書いてみたいと思います。
直下型地震が近畿を襲っているときに、国会では政府が悪法を次つぎ、強行採決しています。安倍政権は、災害対応能力を欠いているし、民意を尊重する資格も失っていることがはっきりしている。関西の自治体が災害対応に注力している中だけど、このことだけは言っておきたい! |
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2018年6月14日(木) | 一般質問から | | 今日は市議会の一般質問で、僕は2番手で質問しました。答弁から、おもな特徴を紹介します。
<防災計画>
◎避難所である小・中学校に備蓄倉庫を設置すること。この課題は数年前から指摘していますが、今年度から防災備蓄が9ヵ所から14ヵ所に増加しました。すでに備蓄していた男山三中に加え、男山二中、くすのき小、さくら小、橋本小、南山小などが加わりました。各校への備蓄品は毛布100枚、マンホールトイレ4台とさびしい配置ですが、備蓄倉庫としてスタートしました。今後の備蓄品の改善、まだ備蓄庫になっていない小学校への備蓄については、消費期限のない物資中心に配備する、大規模校はまだ困難だが、それ以外の3校については教育委員会と調整しながら備蓄していくとの回答でした。まず一歩前進です。
◎水害対策…市中心部に近い水害対策のため、科手地域に樋門を設置することについては、国と府の協議が行われており、淀川・木津川流域の山城地域の河川総合対策として位置づけられていることが明らかになりました。
新名神高速道路の八幡・高槻延伸工事に伴い、新名神本線・ジャンクション付近、枚方へのトンネル入り口付近に合わせて3ヵ所の貯水池が設置されることが示されました。
また、インター付近の住宅街に隣接する住宅開発については河川に林s熱していることから水害などの対応の心配が出されていますが、10年確率の雨水(時間雨量62ミリ)を想定して対応していることを確認しました。
<男山団地のまちづくり>
◎UR都市再生機構・男山団地で今後2年間に17基のエレベーターが設置されることに関連し、さらなる増設を求めたのに対し、市、URなどの協議の中で市として要請していくとの答弁がありました。
◎府営住宅のエレベーター設置…市は、地域からの要望は府に伝えることを約束し、府としても順次エレベーター設置の計画を策定しているとの説明がありました。
◎階段型の民間分譲マンションへの公的支援…国や府がエレベーター設置や大規模改修への公的支援を求めましたが、管理組合などから計画が示されれば相談に乗り、の相談していくとの回答がありましたが、支援策について国への直接的な要望はしていないとの回答でした。
◎男山地域に設置されたYMBTは、小規模特養、あんしんサポートハウスを併設した介護の複合施設です。24時間対応の定期巡回・随時対応型の訪問介護看護事業もあり、注目されていますが、実施後2年間の実績はわずか3件にとどまっていました。今後の運用改善を求めました。
<介護保険>
◎介護保険料の設定に影響する介護保険給付費基金残高が、この3年間、2億円を突破する行使順位達していることを指摘し、基金が高水準となった理由を質問。答弁では、介護認定者が予測よりも低く推移したこと、市民の健康づくりなどの意識の高まりなどが影響したと答えました。
◎介護保険は25%を国が負担することになっていますが、実際には、国がそのうち5%を調整交付金として、自治体間に傾斜をつけて配分していることを指摘。2017年の場合2.04%で、1億③800万円の不足額が生じていると回答。その差額は、65歳以上の介護保険料に上乗せされていることを確認しました。
国の補助削減分を、なぜ高齢者が支払うことになるのかと改善を迫りました。 |
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2018年6月10日(日) | 困った雷 | | 数日前の雷で、我が家のネット接続がおかしくなっていました。次女が早く直してというのだが、夜遅く帰ってきてからパソコンをいじるのも嫌なのですが、今朝見たら、ネットそのものがつながらない。
落雷、停電で、ネットの端末が不調のようです。何度か電源を切ったりつけたりしていたら、15分ほどで回復したので、まぁいいか。困った雷だ。
さて昨夜は生涯学習センターで日本共産党国政報告会。党副委員長の山下よしき参院議員が講演されました。
安倍政権のウソと文書改ざんの数々、朝鮮半島をめぐる平和をめざす大激動などの報告に、みんな聴き入り、拍手、笑いありの講演会でした。
来年の3つの選挙に向けて、森下よしみ府会議員、5議席回復をめざす市議選では現職4人の候補がご挨拶。6~7月の参院選で日本共産党は比例代表での躍進と定数2の京都選挙区で再選めざす倉林明子参院議員も決意表明。市政、府政、国政の多彩な報告会でした。
さて、今週の一般質問に向けて、原稿の仕上げを急がねば…。 |
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2018年6月3日(日) | 核兵器禁止へ | | 八幡市の平和行進実行委員会のプレ企画学習会、「核兵器禁止条約と北東アジア非核化の課題」に参加しました。講演者は関西学院大学・冨田宏治教授。35人が参加しました。
冨田氏は、12日に予定されている米朝首脳会談をどう見るか、朝鮮戦争終結と朝鮮半島の非核化に向けた展望、課題などが話されました。1年前に国連で採択された核兵器禁止条約は、国連での議論の中で、そしてその後の世界情勢の進展の中で大きく前進しました。
冨田氏の講演でも、核兵器禁止条約が「核抑止力」への明確な批判を下したことが印象的でした。
平和運動にとっても大きな論点なので、少し紹介しておきます。
昨年の国連での議論の中で、核兵器禁止条約は大幅に強化されました。たとえば、核兵器に関して「核爆発を伴う実験を中止する」となっていたのが、文字通り「実験」を中止しました。すでに核保有国は核爆発を伴わう実験を必要としていないので、制限付きの規定では新たな核保有をめざす国ぐにしか規制されないからです。
もう一つは核兵器による「威嚇」の禁止です。これは国連の議論の中で新たなに規定されました。核による「威嚇」は、まさに「抑止力論」の根幹にかかわる問題なのです。こうした規定が盛り込まれたことで、核兵器禁止条約は「核抑止力」への明確な否定と禁止を宣言したことになります。
こうした点をみんなで学ぶことができたことは大事な点です。
一方、日本政府の態度はというと、安倍首相が「対話ではなく圧力が必要」と強調したことは国際社会から孤立するものとなっており、日本国民として恥かしい態度です。
さて、最近、日本共産党市議団のビラなどを見て、市民の方から、いくつかの大事な問題提起が続いています。思わぬ人からの助言だったりして驚いていますが、そうした助言も大事にしながら6月議会に臨みたいと思います。 |
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2018年6月1日(金) | 質問通告 | | 8日から始まる6月議会に向けて、昨日から一般質問の通告書提出が始まりました。僕は朝8時半までに議会事務局に行って、質問順の抽選しました。くじに参加したのは7人。最近、くじを引く人が増えています。
僕は質問2日目の14日の2番目です。お昼前後のスタートかな?
日本共産党市議団の質問日程は次の通りです。
12日1番目…亀田優子議員
14日2番目…山本
18日1番目…中村正公、2番目・・・巌博
みなさん、ぜひ傍聴にお越しを。
僕の質問テーマは次の通りです。
①原発ゼロ、再生可能エネルギー
②防災計画
③住み続けられる男山のまちづくり
④介護保険制度
質問日程も決まったし、各項目の質問材料を精査して、準備に入ります。 |
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2018年5月24日(木) | 平和から暮らしまで | | 府市政報告会や地域の党支部によるつどい、個別の相談ごとなど、毎日、いろんな形で市民の方と話しあい、要望を聞く機会が続いています。
先日開かれたつどいでは、高齢者の方から、平和のことから介護保険、若者の働き方などいろんな声をお聞きしました。朝鮮半島の非核化のこと、「戦争は絶対してはいけない」といった熱い願いも出されました。
ご近所の方とは、学童保育のことなどの要望をお聞きしました。携帯に電話があって、団地の住環境の改善要望もお聞きしました。
毎日のように多彩な声、要望をお聞きするのですが、少しずつ解決に向けて対応していくしかありません。 |
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2018年5月20日(日) | 防災情報を正確に | | 八幡市は3月半ばに防災計画を変更し、廃校跡地の旧八幡第四小学校、旧第五小学校は耐震補強をせず、避難場所をそれぞれ男山第二中学校、第三中学校に変更することを決めました。このことは以前、このコラムでもお知らせし、市議団が各戸に配布する議会報告ニュースでもお知らせしたところです。
最近、NTTの防災タウンページが我が家にも配られました。防災タウンページには、災害時などの連絡先、家族の情報欄、災害に備えるなどのお役立ちコーナーがあり、テレビや新聞でも紹介されていました。もちろん、避難所マップもあり、家庭の防災常備品として役立つ内容です。
ところが、各家庭に配られたのは、改定前の避難所マップです。避難所から外れた八幡第四小、第五小が地震、風水害時の避難所として紹介されています。これでは災害時に役に立ちません。
なぜ、このような誤報が起きるのでしょうか。NTTの情報確認の問題が大きいのですが、八幡市との連携はなかったのでしょうか。きちんと掘り下げておくことが必要です。
防災タウンページには「避難所等については各市町村の公開情報に基づき掲載しています」と注意書きが書かれています。市のホームページで防災計画の変更が記載されたのは4月27日。その時点では配布用の印刷も終わっていたと思われます。
防災計画の変更をめぐる情報開示では、さまざまな問題、課題がありました。
3月の防災計画で避難所などを変更するまでは、私たちが議会で質問しても答えず、防災会議後に防災計画が配られましたが、いまだに議会へはまともな報告がされていません。一部漏れていた情報では、変更される避難所が違う場所で市民に伝わっていたり…。市民向けには、4月末に配られた「広報やわた」で簡単に紹介されただけでした。
全体として、議会や市民に正確に早く伝えるという作業が遅れているのは否めません。そうした中で、今回のような間違った情報が民間メディアで伝わる事態を招いたのではないでしょうか。 |
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2018年5月17日(木) | 市庁舎視察へ | | 15、16日は、市議会の市庁舎整備特別委員会で熊本県玉名市、福岡県飯塚市に視察に行きました。どちらも、この数年間に市庁舎建て替えが完成したばかりで、いろいろ勉強になりました。
玉名市役所
飯塚市役所
両市とも、市民が各種手続きをするスペースを1階に集中させていて、窓口が並ぶラインを曲線状にされていました。担当部署の場所を示す表示を色と数字でわかりやすくするとともに、曲線状にすることで一目でわかるからです。
環境面では、夏は冷たく、冬は暖かい地中の外気を取り入れたり、建物が「ロ」の字状になっていて、暖気を上に逃す工夫などもされていました。ただ、八幡市の場合、確保できる面積が限られていて、そうしたスペースを確保できるかはむつかしいかもしれません。電気契約は、ピーク時の使用量を制御するピークカット方式を導入するなどの工夫もされていました。
防災面では、地震の揺れを吸収する免振工法、高レベルの耐震で対応しているなどの違いがありました。八幡市の場合、河川決壊時の水位を考慮して判断することになるでしょう。
飯塚市では庁舎入り口付近は、2階がテラス状になっていました。隣接する喫茶室と連携して、大規模災害時の市民避難スペースを想定しているようです。昨年視察した東京・青梅市と似ているので聞いてみたら、やはり参考にしていて、設計は同じ事業者でした。
食堂のある所(飯塚市)、ない所(玉名市)もありましたが、職員、来訪者がお昼の食事や喫茶などの休憩をとれないのは困ります。
飯塚市では、市役所を中心にバスルート、デマンドバスなどの公共交通を整備しており、市民の利便性を考慮していました。こうした点は、八幡市もぜひ学んでほしいところです。 |
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2018年5月12日(土) | 現代アート作家 | | 20年前まで、東京東久留米市に住んでいた時、長男と同じ小学校で同級生だった大小島真木(おおこじま・まき)さんが、現代アート作家として活躍されていることを知り、たいへんなつかしく、うれしく思いました。
画像は、東久留米市近くの多摩六都科学館のプラネタリウム番組「全天88星座」の紹介リーフで、クジラやカニなどの星座を書き下ろしています(プラネタリウム番組は昨年5~7月の放映ですが…)。彼女は他にも、フランスの海洋調査船タラ号で太平洋調査に乗り込んだり、岩手県大槌町にある東京大学の大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センターで「生命のスープ」という天井画を描かれたそうです。
ネットで作品を見てみると、プランクトンが出てきたり、宇宙が登場したりで、自然科学、生き物への愛着を感じます。ぜひみなさんも、ネットで検索して作品などをご覧になってください。(もちろん、ナマの展示がいいんだけど…、なかなか見に行けない)
大小島さんの自宅も近かったし、ご両親とも学童保育や保育園での活動などでご一緒することが多く、真木さんが小学校の時、学童保育などで遊んだ記憶が懐かしい。これからも、どんどん才能を伸ばしてください。
日本共産党発行の理論政治誌「前衛」6月号の文化の話題「美術」のコーナーにも紹介されています。
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2018年5月11日(金) | 議会報告会 | | 昨夜は、3月の府議会・市議会の報告懇談会でした。森下よしみ府議、市議団4人が参加して、全体で28人が参加されました。
4月に知事選があったので、議会報告会の開催が遅くなりました。今回は、昨夜を皮切りに、今後は各地域、分野ごとの開催となり、7回の報告会を予定しています。
水道料金値下げしてほしい、保育園と幼稚園の統合でこれからどうなるの、市庁舎建て替えでは地元の企業も参加できるようにしてほしい、不法な土砂搬入はやめてほしいなど、たくさんの要望、意見をお聞きしました。3月議会の報告にとどまらず、6月議会の論戦にも役立つ話題もありました。
今日は樟葉駅で宣伝をして、夕方は生協前で宣伝します。時間刻みでいろんなことをこなさなければなりません。
このホームページの更新をしていたら、新たな相談ごとが持ち込まれました。ご本人の話を聞く機会を含め、今後の進め方をじっくり考えます。 |
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2018年5月10日(木) | メダカのふ化 | | ベランダのクロメダカの卵を取り分けていますが、今朝見ると、仔魚用の水槽には、ざっと15匹くらい泳ぎまわっていたかな。
日々の寒暖が激しかったけれど、5月初めあたりからようやくメダカのふ化が本格化してきました。せっせと育てよう。 |
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2018年5月8日(火) | エレベーター追加 | | 4月末男山団地のB地区で住民説明会が開かれ、2020年3月までにエレベーターが追加設置されることになりました。
エレベーターが設置されるのはB38、39棟で、7基設置されます(写真左)。来年2月までにB42、44、45棟で計10基設置するため工事が始まっています(写真右)が、それに追加されることになり、たいへんうれしく思います。この2年間でエレベーターが17基設置されることになります。
男山団地は約4500世帯ですが、これまでエレベーターがあったのは高層住宅の4棟だけで、対象戸数は170世帯でした。まだまだエレベーターがある住棟は少ないのが現実です。
最近、団地の5階、4階に住む方から「階段の昇り降りがつらくて外出もままならない」といった相談を受けるケースが増えています。知人も、5階から1階に住み替えた人もいました。みんながそういった住み替えをできるわけではありません。
団地のエレベーターを増やして、高齢者、子育て世帯への支援を充実することが急がれます。今、エレベーターが設置されている地域の多くは、団地中央センター地域ですが、A~D地区にバランスよく配置して、安心して住み続けられる団地づくりをめざしてほしいと願います。
UR都市再生機構は、2025年までに150カ所を目標にとりくんでいる「地域医療福祉拠点」化を進めていますが、男山団地はその1つに指定されています。今回のエレベーター設置もその流れです。
この問題では、日本共産党市議団は倉林参院議員ら国会議員団と連携して2回にわたって政府交渉をおこない、国土交通省に男山団地でのエレベーター設置を要請してきました。その際、男山団地は「地域医療福祉拠点」に位置づけられているものの、エレベーターの設置が具体化されていない問題を指摘し改善を求めました。その時、国土交通省の回答は、「個々の団地の状況に応じて検討する」という内容でしたが、それが一歩一歩実を結んできました。ひきつづき、政府、URにたいし、エレベーターなどのバリアフリー化、高齢者や子育て世代の暮らしの支援、医療と介護のサービスの充実をもとめていきます。 |
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2018年5月3日(木) | 9条守ろう | |
3日は憲法記念日。「安倍9条改憲反対」「憲法守れ」と全国で集会、行事が取り組まれました。京都でも円山野外音楽堂で「生かそう憲法 守ろう9条 5.3憲法集会in京都」が開かれ、僕も参加しました。会場は3000人を超す人たちでいっぱい。「安倍改憲NO」3000万署名の集約も京都では21万を超す署名が集まりました。
この署名は、改憲のための国会発議をさせないために取り組んでおり、改憲を断念させるため、これからも署名にがんばります。
集会では、宇宙論研究者で名古屋大学名誉教授の池内了さん、ドイツ文学研究者の池内香代子が講演。憲法アピールとして各界から4人の人が発言。学校で憲法などの討論会をした高校生の発言もあり、運動の広がりを感じました。
来賓あいさつでは社会民主党、新社会党、日本共産党、緑の党グリーンズ、立憲民主党、希望の党の代表があいさつ。日本共産党は井上さとし参院議員があいさつしました。個々の発言内容はともかく、先の京都府知事選で争った2人の候補を支える陣営が顔を並べていることも注目でした。要するに、現知事の与党(全部ではないけれど)も野党も参加する首魁となり、憲法9条改悪許すなの運動のすそ野の広がりを実感できました。
集会後は京都市役所前までパレード行進。コールの音が聞き取れず、数人が自発的に肉声で生コールしました。もちろん僕もコールしました。テンポよく「憲法9条は世界の誇り」「憲法守れ」「平和を守れ」「アベはやめろ」と元気よくコールしました。四条通り、河原町通りの歩道から手を振っての激励もありました。 |
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2018年4月30日(月) | 防災計画 ??? | | 八幡市の防災計画は3月の防災会議で修正されました。市議会では、防災会議で決定するまでは議会にも報告されませんでしたが、ようやく市会議員にも改定後の防災計画が配布されました。
おもな変更点は、廃校となった小学校の校舎、体育館は耐震補強をしていないため、災害時の避難場所を変更しました。避難場所は、旧八幡第四小学校から男山二中に、旧八幡第五小学校は男山三中に変わりました。
その他の変更点を見てみると、修正漏れと思われる個所があります。
次の箇所(左側)は、防災計画の中の原子力防災編、第3章緊急事態応急対策計画の253ページです。
今回の修正では、「避難、屋内退避等の防護措置」の見出しのうち、「屋内退避」を「一時移転」に変更しました。赤線部分(4ヵ所)が変更点です。しかし、本文をよく見ると、本文の見出しは変更されず、青色部分(1ヵ所)は従来のまま「屋内退避」のままになっています。
従来は、原発事故が起きた際、市内での放射線量などの状況を見て「屋内退避」が強調されていましたが、退避機関が長期に及ぶ場合などの限界が指摘されていました。今回、「一時移転」を視野に入れた表現になったわけですが、直すべき見出しが直っていないというのであれば、いかがなものか。防災会議で確認していない箇所であれば、行政が勝手に直すこともできないのでしょうが…。
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2018年4月29日(日) | イムジン河 | | 板門店での南北首脳会談で、両国代表が、朝鮮半島の非核化、朝鮮戦争の終結で合意しました。歴史的な意味を持つ宣言です。今後の流れを見守ることが必要ですが、両国民が直面してきた困難を解決する大きな前進です。
1945年、日本によるアジアへの侵略支配が終結したのち、大国の影響下で南北に分断されました。1953年以来いまだ停戦状態にある朝鮮戦争を終結させることをうたいました。
1905年の韓国併合からの歴史を考えれば、朝鮮半島の両国民は、100年を超す長い年月を他国の支配、民族の分断という困難に向かい合ってきました。これを解消し、民族の和解、平和、繁栄に向かう流れになってほしいと願います。20世紀初頭、朝鮮半島を含むアジア支配を重ねてきた日本の歴史を反省する意味からも、日本政府の果たすべき役割は大きいと思います。
今朝は、フォーク・クルセダーズの「イムジン河」のCDを引っ張り出してきて聞きました。また、ネットで調べて、ハングル版も見つけました。
だれが祖国を 二つにわけてしまったの
誰が祖国をわけてしまったの
イムジン河は、韓国と北朝鮮の軍事境界線近くにあります。祖国の分断を問いかけた歌です。南北首脳会談での合意を受けて、あらためてと聞きなおしてみました。 |
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2018年4月25日(水) | 綱領を学ぶ | | 日本共産党八幡市議団は最近、毎週の団会議の時間帯を変えました。これまで午前にしていましたが、午後からの会議になりました。議会関連の議題はもちろん、政策・理論学習の時間を確保しようというねらいで、およそ3時間程度会議をするようにしました。
昨日は、志位委員長の「綱領教室」を読み合わせ、討議しました。かなり長い文献なので長期になりますが、じっくりと学習・議論したいと思います。
団会議の時間を変更したので、活動スタイルも少し変わるかな。議員団の宣伝活動を2人ずつ週2回やっていますが、今週は団会議の前の午前に1組、木曜日に1組というふうに分担することにしました。
いろいろ工夫しながら議員団の活動をレベルアップしていきます。 |
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2018年4月22日(日) | クラリネット | | 今日は美桜自治会の総会でした。僕は議長をしましたが、今日の至上命題は「11時までに総会を終わること」。それは11時から、男山三中卒業のクラリネット奏者、村西俊之さんの演奏会を控えているからです。自治会総会の後、文化の薫り高く音楽演奏会という計らいも粋なものです。
村西さんは、国内外で活躍中です。短い時間ながら8曲を演奏。合間のトークでは最近公演されたドイツでの経験を話されました。日本らしい曲の演奏を心掛けるとともに、オペラなども演奏されたそうです。隣国フランスの「オーシャンゼリゼ」を弾いたとき、観客から「さっきの曲は何という曲ですか」と問われたそうで、「隣国だから知っているもの」という錯覚は禁物ですね。
今日は、映画「風と共に去りぬ」のタラのテーマをされましたが、「戦争によって地域の文化が消し去られた」と話されたのが強く記憶に残っています。
午後は、知事選の疲れをいやすために、妻とお散歩。今日は山田池公園に行って、2.5キロほどをぐるりと歩きました。日ごろ行かないところを歩くのも心地よい。体力づくりもしっかりと。 |
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2018年4月21日(土) | メダカの卵 | | ベランダのクロメダカの水槽取り換えに向けて、冬に落ちた葉っぱや余分な水草を取り除きました。親メダカが卵を持っている様子があったので、この春初めて、水草の卵を探してみると、卵が見つかりました。20個近く見つけました。暖かい日が続いているので、例年より早めの産卵です。(と言っても、僕が見つけたのが早かっただけなのですが…)
ぼちぼち水の取り換えをして、卵のふ化用の水槽を用意してという段取りだったのですが、とりあえず孵化用の器を用意しました。小さめのプラスチックの水槽を探そう。
今日は午後から、9条の会の憲法カフェ。今回の問題提起者はキリスト教の牧師さん。いろんな顔ぶれが登場されておもしろい。
国会での野党共闘、草の根からの世論を広げ、公文書隠ぺい・改ざん、さらにセクハラ事件で先の見えない安倍政権を追い詰め、退陣に追い込もう。
夕方は、大阪に出かけて、長男夫婦と晩ごはんです。知事選投票日の8日は、我が家の次女と孫の誕生日でした。選挙で忙しく、孫のために買ったプレゼントも渡せていないので、孫の顔を見に行ってきます。大きくなったかなぁ。 |
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2018年4月19日(木) | 政治を変える輪 | | 昨夜は、民主府政の会「つなぐ京都」の八幡連絡会の知事選ご苦労さん会でした。
八幡では福山氏は8500票を得て、相手陣営に1500票差まで迫る大健闘。得票率は45.8%で、この40年来、自民主導の府政下で最高の得票率でした。ご苦労さん会では、各分野、地域での奮闘ぶり、反省点などを交流しました。
「つなぐ京都」だけに、八幡でも、日常のネットワークやSNSでの新たなつながり、福山支持を呼びかける輪が広がったようすがわかりました。
若いお母さんたちのなかでは、八幡での子どもの医療費、中学校給食などの拡充の動きが確信になっていて、友だちに福山さんの政策を広げる活動に参加された人もいました。こうした日常の積み重ねが、政治を変える流れを確信できることにつながっているのでしょう。
選挙結果の報道番組の中で、西脇新知事が子どもの医療費拡充について「拡充する余地がある」と述べたことはたいへん重要な発言で、八幡市として、党派を超えて、京都府に子どもの医療費助成制度の前進を求めることが大切です。その前進を力に、八幡の子どもの医療費助成を高校卒業まで広げる足がかりが見えてきました。
知事選では勝てなかったけれど、選挙で掲げた公約実現にがんばります。 |
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2018年4月18日(水) | 底なし沼 | | 内閣支持率が急落し、危険水域の20%台に低下。
森友、加計疑惑での公文書の改ざん、「首相案件」の疑惑。
「ない」と言っていた自衛隊のイラク派兵部隊の日報が次々出てくる。
財務省幹部のセクハラ問題と財務省の対応への批判。
安倍政権への疑惑と不信は底なし状態です。
ところが安倍政権に反省のかけらも見いだせません。こんな政権をいつまで続けるのだろうか。 |
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2018年4月15日(日) | 安倍政権 退陣を! | | 14日には、全国で安倍政権退陣を求める集会が開かれました。
東京では5万人の集会で、国会前の車道まで参加者で埋まり、「安倍はやめろ」「「総辞職、総辞職」などのコールが響きました。なかなか東京まで行けないけれど、そんなコールを上げたいなぁ。
僕らの宣伝で使うグッズも、「ウソつき安倍政権は退陣を!」のパネルに模様替えしました。 |
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2018年4月12日(木) | がんばれ新入生 | | 火~木曜日にかけて3日連続で小学校、中学校、幼稚園の入学式・入園式が続きました。
先週まで京都府知事選モードで動いてきましたが、今週は、入学式ラッシュにあわただしく過ごしています。
幼稚園新入生の無邪気な笑顔、新小学校入学生の希望、新中学生の成長ぶり…。ひとことで言えばそんな感じでしょうか。彼らが切り開く未来に期待したいと思います。
がんばれ新入生! |
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2018年4月9日(月) | 福山氏、力及ばず | | 京都府知事選挙で福山和人さんは31万7356票を得ましたが、残念ながらおよびませんでした。ご支援ありがとうございました。
2月の候補者発表から短期間でしたが、44%の得票率まで迫ったことは大事な経験です。
出口調査を見ていると、無党派層の半数超、西脇陣営に回った立憲民主支持層の半数超、民進支持層の4割超の人たちが福山氏に投票された。国政で安倍政権に対抗する野党共闘を進めているとき、地方政治でどういった共同を進めるかは京都の政治の大きな課題です。
八幡市では福山氏は8503票で、西脇氏の10071票に迫りました。全体として、低投票率が悔やまれます。八幡市でも1万票を獲得できる力量をつけなければ…。
選挙戦では勝てなかったけれど、福山候補の演説、政策に元気をもらい、従来の支持政党を超えた激励が相次ぎました。これまで対話することのなかった人から「5人に福山に入れてもらったよ」、「3人に支持を訴えた」などの反応が返ってきました。
「すぐやる5つのパッケージ」の政策では、返済しなくていい給付制の奨学金、子どもや高齢者の医療費負担の軽減、時給1500円の実現などに強い期待が寄せられました。今後の議会活動の中で生かしていきたいと思います。 |
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2018年4月7日(土) | 政策がわかりやすい | | 昨日対話した女性が、福山和人(かずひと)候補について、「政見放送を見ました。政策がわかりやすいですね」とお褒めの言葉をいただきました。
「新幹線とかのことよりも、医療や介護のことなど、暮らしや福祉のことをしっかりしてほしい」。お近くに住んでおられる娘さんや孫にも声をかけておきますと言っていただきました。
選挙戦も最終盤。福山市への支持を約束していただいた人が一人二人と支持の輪を広げていただくことが逆転勝利につながります。
「安倍首相が推薦する、中央官僚候補ではダメ。みんなで投票に行こう」の呼びかけを広げましょう。 |
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2018年4月4日(水) | アベ隠し? |
| 京都府知事選は最終盤ですが、安倍政権による森友問題、公文書の改ざん、さらに防衛庁も、これまで「存在しない」と説明していた自衛隊のイラク派兵の「日報」が存在していたことが明るみに出るなど、国政問題で大揺れの局面です。
また安倍政権は、原発事故で自主避難した人たちを「自己責任」として住宅支援を打ち切りました。その時の事務方責任者が復興庁事務次官、相手陣営の候補者でもあります。
知事選挙に入って、府内各地で、安倍首相のポスターの顔写真部分に「活力」のポスターを張り出すケースが目立っています。ふつうは、ポスターを張り替えるのであれば、それまでのポスターを外して張り替えるものですが、なぜか顔を隠すかのように張り出すところが意味不明。アベ隠しと言われるゆえんです。 |
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2018年4月3日(火) | すぐやるパッケージ | | 京都府知事選は最終盤。「つなぐ京都」の弁護士・福山和人(かずひと)さんが猛追しています。選挙公報も家庭に配布され、政見放送も始まっています。ぜひ読んだり見ていただいて、投票に行きましょう。
府知事になった4年間で「すぐやるパッケージ」を発表しました。これが分かりやすいと好評です。
◇子ども
・医療費は中学まで無料(⇒これを契機に八幡では高校卒業まで無料化できます)
・給付制奨学金のスタート
・学校給食:中学まで、全員制で実施。小・中の半額補助
◇企業&働く人
・中小企業地域振興基本条例制定
・道路・橋・学校の改修など徹底した地元発注
・時給1500円:企業負担軽減とセットで実施
当面、府発注の公共事業で1500円を実施
◇お年寄り…老人医療費助成(マル老):1割に戻す
◇農業
・コメの価格保証制度を府独自に創設
・京都府種子条例を制定
・地産地消すすめ、新たな就労者を支援
★これらの施策のために80億円程度で実施できます。
府予算は年間9000億円。その0.9%でじ医師可能です。
経済底上げで税収が増えれば、さらに施策を拡充できます。
「つなぐ京都」のニュースで詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
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2018年3月30日(金) | 退任式 | | 八幡市役所では年度末の今日、17時15分から副市長の退任式が開かれました。
任期を2年あまり残しての辞職で、詳しい事情をお聞きすることはできませんが、副市長として6年近く、お疲れさまでした。
おそらく6月議会には、新たな副市長人事が提案されるのでしょうが、それまで副市長不在となります。八幡市では副市長は2人置くことができますが、2年前に八幡市役所での経験が長かった副市長が辞任され、「副市長1人体制」でした。今度は「副市長不在」という事態です。
副市長がいなくなるとどうなるのか…。今までこんなことを考えなくてもよかったのですが、少し調べてみました。
副市長とは、市長を補佐する役職で、職員が行う事務を監督するとなっています。市長が入院などで職務を担えない場合、職務代理者となりますが、そうした人物が不在ということになります。新年度の人事で、部長職に2人の理事をおくことにしたのは、今の事態に対処するためのことなのでしょうか。
副市長不在というのは、普通は市長と市議会との対立などの場合に起きるケースですが、八幡市の場合は、そうでもなさそうです。
市長の補佐である副市長が不在となる事態…「変則的な事態」は早期に打開して、市役所が結束して業務に取り組める体制を作り上げていただくよう強く願います。 |
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2018年3月27日(火) | 3月市議会終わる | | 知事選のさなかですが、八幡市の3月議会が終了しました。
8本の予算案のうち、一般会計、値上げなどを盛り込んだ後期高齢者医療、水道事業の3本に反対し、僕が反対討論をしました。
八幡市は、市庁舎の耐震化のため、4年間かけて庁舎の建て替えを実施しますが、その財源確保のため、「5年間で25億円の財源不足が生じる」として、歳入、歳出を抑制しました。ムダ遣いにメスを入れる財政健全化はいいのですが、メスを入れるべきところにメスを入れず、市民の負担を増やす対策が随所に盛り込まれています。
市民負担の増加では、水道料金は17%、1億7000万円値上げし、低所得者向けに実施してきた上下水道基本料金の軽減を2年間かけて廃止し、1100万円の負担増です。後期高齢者医療の保険料は値下げとなりますが、負担軽減策を縮小するため、利用者の1割の方に負担増となります。
国民健康保険料、下水道事業への一般会計への法定外繰り入れをしないと宣言したことも、市民の負担増を招く恐れがあります。
リサイクル促進のため、プラスチック容器包装の改修を3年前から実施していますが、いまだに2週に1回の回収にとどまっており、毎週回収は見送られました。近隣自治体では毎週回収しているのに、八幡市だけが遅れた対応です。
街づくりの遅れも目立ちます。
廃校となった旧校舎(3校)の整備が10年間放置され、市は、耐震補強をしないことを鮮明にして、防災の避難所の指定を変更しました。跡地利用も具体化されないまま時が過ぎています。
幼稚園・保育園などの就学前施設の整備は遅れ、市は、5ヵ年かけて3つのエリアで公立幼稚園・保育園を統合し、認定子ども園に移行する方針を打ち出しました。利用者、住民への声を聞く努力が不足しています。
不公正な同和事業について、市は「差別は存在する」というものの、同和関連事業がなぜ必要なのか、その理由を明確にしないまま事業を温存しています。
僕がおこなった反対討論はこちらからご覧ください。
⇒
予算案反対討論
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2018年3月18日(日) | 安倍内閣支持率急落 | | NNNによると、安倍内閣の支持率は33%に急落しました。
安倍内閣の支持率は30.3%で、前月より13.7ポイント下がりました。過去5年間で最低です。支持しないは53%に増えました。
森友学園問題での、政府による公文書改ざんが大きな要因と思われます。佐川・前国税庁長官、安倍昭恵夫人の証人喚問が必要であり、安倍内閣は総辞職すべきです。 |
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2018年3月17日(土) | 折り返し点 | | 久しぶりのコラム更新です。
八幡市議会の予算案審議は6日間。火曜日から始まり、昨日で3日目まで終了しました。今が折り返し点です。質問の準備のため、毎日夜遅くまで市役所の控室にこもり、朝は自宅で作業…。おかげで疲れました。
週明け月曜日の福祉部、健康部の質問準備もほぼ終えて、質問項目のメモは担当者に渡してあるので安心です。質問メモに入れ忘れた項目ありましたが、それも含めて準備はほぼ完了。あとは週後半に残された教育部、歳入・総括審議だけなので、予算審議の準備は着地点が見えてきました。あとひと踏ん張り。がんばろう。
議会活動と並行して22日には京都府知事選が告示されるので、例年より忙しい。
16日、日本共産党も推す、弁護士の福山和人(かずひと)さん=「つなぐ京都」=が政策大綱(第3次)を発表しました。府内各地で開いたタウンミーティングや現地視察で寄せられた意見を反映し、「憲法の理念を府政に生かす」決意を込めています。
八幡の施策との関連では、府の制度として子どもの医療費無料化を進めることと連動して高校卒業まで広げる展望が開けます。
主要な項目を紹介します。
◇中学卒業まで子どもの医療費を無償化。
◇小中学校給食の半額補助。
◇府立大学の学費無償化。給付制奨学金を創設。
◇府の老人医療助成で、自己負担を2割負担から1割に戻す。
◇府発注事業の労働者に時給1500円以上を支給する「公契約条例」を制定する。
◇すべての中小零細業者を支援する条例や全商店街を支援する助成制度の創設。
◇農業への所得補償制度を検討し、主要農産物の種子保全を行う条例を制定する。
◇原発の再稼働を許さず、廃炉を求める。安定ヨウ素剤を事前配布する。
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2018年3月11日(日) | お話日和 | | 天気も穏やかで、宣伝中や訪問先で話し込む場面がいろいろありました。
午前中は男山生協前で宣伝。45分くらいなのですが、僕が10分余り演説した後、ビラ配布していたのはほんのわずかで、ほとんどの時間を市民の方と対話していました。
僕の前で老男性が足を止め、「山本さんは若いころから駅前とかで宣伝したりがんばっていたね」とお褒めの言葉。「今の八幡市政はどうか」と質問され、いろいろ説明しました。少し時間が経つと、今度は違う男性が声をかけてくれました。「水道料金値上げはひどい。何とかしてくれ」と要請されました。
夜は、「しんぶん赤旗」の集金で、帰宅時間が遅いおうち2軒を訪問しました。1軒目を訪れた時、団地の途中の階段からPTAで一緒だった方とばったり。それぞれの子どもたちの成長の様子を話していたら、僕が訪問予定の方が帰宅されてきたので、ちょうど都合よく対話も集金もできました。そのあと、もう1軒で集金。結局1時間ほどで2件を訪問、3人と対話して、いろんな話ができました。
こんなことをしているから、なかなか自宅に帰れません。
さて、火曜日から市議会の予算委員会が始まります。委員会は6日間。結構長い期間なので、しっかりと準備を進めたいと思います。
今日は午前と午後の宣伝のあと、市役所の控室で夜7時過ぎまで質問準備にがんばりました。明日、初日分の質問メモを理事者に渡せるといいのですが、予断を許しません。 |
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2018年3月7日(水) | 議会と知事選 | | 市議会は教代表質問の最終日。明日からは僕が所属する総務委員会を皮切りに3つの常任委員会、来週13日から予算委員会が6日間、さらに庁舎特別委員会、中学校と小学校の卒業式も控えています。知事選挙は22日告示で間近に迫っています。忙しい…の一言に尽きる。
昨日は知事選に出馬する「つなぐ京都」の弁護士・福山和人(かずひと)さんが八幡入り。長沢の民主府政の会・八幡連絡センターの事務所前でご近所向けにご挨拶を兼ねた演説をした後、男山ライフ前で訴えました。途中で、中央センターに立ち寄り、介護施設のYMBTでの小規模特養、「あんしんサポートハウス」と団地でのエレベーター設置予定地を見学。僕たちが、2つ目の「あんしんサポートハウス」の設置を要望していることなど、この間の論戦や運動の説明をしました。福山さんご本人から、「地域の願いをたくさん聞きたい」との要望があったので、急きょ組み込んで視察見学となりました。
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2018年2月25日(日) | 福山和人さん | | 4月8日投票の京都府知事選挙に出馬する福山和人(かずひと)さんのホームページができました。24日には選挙母体となる「つなぐ京都」が設立され、福山氏と政策協定を結びました。日本共産党も参加する「民主府政の会」も構成団体の一つとして参加しています。
ホームページには、福山さんのプロフィール、政策などもご覧になれます。
公約は「つなぐ京都」。
第1は「夢をつなぐ」。ストップ貧困京都宣言。誰もが当たり前に暮らせる安心感を生み出す。
第2は「なりわいをつなぐ」。大企業の収益増の一方で中小企業は収益悪化。暮らしと地域を守る持続可能な循環型経済。
第3は「未来へつなぐ」。京都のみらいを切りひらく。原発再稼働を許さず持続可能な再生可能エネルギーを。
第4は「ひとをつなぐ」。自治と自律を土台に。市町村、住民とのつながりを強め、活力ある京都を作る。
★福山和人(かずひと)さんのホームページはこちらから
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2018年2月24日(土) | 放置自動車 | | 最近、市議団への電話や来訪で、市内各地の違法駐車、放置自動車の訴えが何度も寄せられています。
1つは、府道長尾八幡線。久保田交差点付近から国道1号線にかけての場所です。自動車解体業者の事務所前の歩道が自動車で占拠されている箇所があります。家族が車いすで利用することがあるけれど、歩道を通れず、車道にはみ出して通行しないといけない。危険なので、路上駐車をやめさせてほしいという要望でした。まったくその通りの指摘です。
ところが、京都府警、八幡市警察署で注意をしても、その時、車を移動させるだけで、しばらくするとまた駐車され、イタチごっこのようになっています。なぜ、警察は、駐車違反の切符を切らないのだろうか、不思議でなりません。八幡市役所にも要請しましたが、手を焼いている様子です。
この件は、日本共産党、八幡選出の森下府議にお願いして、京都府警に働きかけてもらいました。違法駐車を根絶する対応を要請しています。
もう1つは、大谷川西側の市道です。近隣の住民の方から連絡がありました。イズミヤに行くのにその道を自転車で通るけれど、自動車がずらりと並んでいて怖い感じがする。何とかしてほしいというものでした。さっそく現場に行って確認しました。
ナンバーがついていない車、要するに廃車処理をする車が多数置かれています。明らかに放置自動車です。ナンバープレートが付いた車もあるので、これは事業所に通う従業員の車でしょうか。
市も現場に行って車を放置、駐車しないよう働きかけているようですが、その場限りの対応が繰り返されているようです。
八幡では、「車が止め放題」といった風評にならないよう、きちんとして対応を求めていきたいと思います。 |
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2018年2月21日(水) | 市議団のホームページ | |
日本共産党八幡市議団のホームページを再開しました。ぜひご覧ください。
前回選挙で今のメンバーになって以降、ホームページを再開できていませんでした。トップページには、週間サイクルで議員団からのコラム欄も設けました。4人で分担してボチボチ書いていきます。
山本邦夫、巌博、亀田優子、中村正公の4人の紹介、日常活動、市議会報告ニュースなどを準備アップしていきます。市議団のニュースは、昨年秋以降のニュースを掲載しました。今後、市議会での討論なども掲載できればと思っています。まだ整備できていないページもありますが、順次手を加えていきますのでよろしくお願いします。
下記のアドレスでご覧いただくか、「日本共産党八幡市議団」で検索していただいてもアクセスできます。
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日本共産党八幡市議団ホームページ
アドレス
⇒ http://park19.wakwak.com/~jcp-ywta/ |
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2018年2月18日(日) | 介護認定低めに | | 3月議会目前の時期ですが、今日、開かれた議会報告会に参加しました。12月議会の報告とともに、3月議会に提出された予算案、質問のポイントも含めて報告しました。
12月議会でも質問しましたが、介護認定が低めに出ていることを紹介すると、参加者から家族の介護認定で低めに判定されたことが紹介されました。
要介護2だった人が、要支援2になったそうです。政府のめざす方向性から言えば、介護支援が充実し、要介護度が下がったと評価されるのかもしれませんが、ご家族は疑問を持っておられました。再認定してもらった結果、要介護3になったそうです。
要するに、要介護2⇒要支援2⇒再認定で要介護3に
要支援2に下がった認定自体が正確だったのかが問われます。
この間、議会に提出された予算、決算審査資料で継続的に見てみると、この数年間で介護認定が低く出る傾向がみられます。これらの点を整理して、代表質問、予算委員会で追及したいと思います。
昨日と今日、あちこちでお聞きした話題は、それぞれ、興味深い内容でした。どんな話だったのかはまだお知らせできませんが、今後の議会活動にいかしていけるように仕上げたいと思います。 |
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2018年2月14日(水) | さぁ、知事選挙だ | | 4月8日投票で行われる京都府知事選挙に弁護士の福山和人(かずひと)さん=56歳=が記者会見して立候補を表明されました。
福山氏は宇治市生まれで、アスベストによる労働災害、解雇・雇い止め事件などの訴訟を担当され、大飯原発の運転差し止め訴訟の原告団にも参加されています。2015年、京都弁護士会副会長の時には、安保法制反対の取り組みの中心的谷役割を果たされました。
八幡で開かれた法律相談会や、私たちの法律講座にも講師として参加され、お世話になりました。
福山氏は、府政転換に向けて、貧困問題の解決/循環型経済の確立/脱原発と再生可能エネルギーの促進/自治と自立を土台にした施策などを掲げ、個人や団体、政党に広く賛同を呼びかけておられます。日本共産党も民主府政の会の構成団体の一員として協力して行くことになりますが、八幡でも知事選に向けた準備を一気に進めています。
26日から3月末まで八幡市議会が開かれ、代表質問、予算審議などが行われます。今年の春は議会と知事選挙の2本柱でがんばらなければなりません。
市民と野党の共同で、京都府政を変えよう。 |
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2018年2月12日(月) | 暮らしを直撃 | | 今日は暮らしをかかわる話題を2つ。
朝日新聞12日付は1面トップで「奨学金破産 延べ1.5万人。過去5年 半数が親・親戚」の衝撃的な記事を掲載しています。
朝日新聞によると、日本学生支援機構など「国の奨学金を返せず自己破産するケースが、借りた本人だけでなく親族にも広がっている。過去5年間の自己破産は延べ1万5000人で、半分近くが親や親せきら保証人だった」。
僕らもいろんな方から奨学金の話を聞きますが、4年制大学の場合、卒業後の返済額は3~400万円、大学院などの卒業後には700万円程度に膨らんでいます。
日本の奨学金は世界各国の制度から見ると特殊で、給付制の奨学金はほとんどなく、利子がつくのが大半です。
僕が大学で学んでいたころは利子なし返済がほとんどでした。4年間で受けた奨学金は110万円ほどで、返済額は86万円くらい。2割程度は給付分でした。卒業後、数年間かけて残りを返済しました。妻は、学費無料の保育学院で保育資格を取り、卒業後は3年間以上、保育施設で働けば奨学金返済は不要でした。
世界の奨学金の主流は、貸与型ではなく給付型です。
日本政府は来年度から給付型奨学金を増やしますが、わずかに2万人分だけ。高校などの推薦が必要です。高校当たりわずか数名の推薦枠で、所得が低く、成績優秀の生徒を選抜するのは至難の業です。高校から悲鳴が出ています。
大学授業料の大幅値下げ、利子のつかない給付型奨学金を大幅に増やすことが必要です。(日本共産党は70万人に枠を広げることを提案しています)
介護離職を考える
午前中は男山生協前で宣伝しました。森下よしみ府会議員、議員団からは中村正公市議と僕が参加しました。
宣伝の終わり際、介護の相談を受けていた人と立ち話。
お母さんが入所している施設で、世話になった介護士が、親の介護のために退職されるといいます。その方も、お母さんの介護のために定年前に退職された経験があります。その方は「介護のために仕事を続けられないのはおかしい」と話しておられました。
この方以外にも「介護のために退職した」方の話をよく聞きます。今の介護保険制度は、「介護は自宅で」という雰囲気が強く押し出されているからでしょうか。介護を「家庭の仕事」にせず、社会的に支えあえる仕組み、社会環境が必要になっていると思います。 |
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2018年2月10日(土) | 働き方を考える | | 朝のNHK週刊ニュース深読みで働き方について報道していました。その田舎で誰の発言だったか記憶していないけれど、こんな趣旨の発言がありました。
「ヨーロッパでは残業なしが普通です。夕方5時になって自宅に帰り、家族といっしょにご飯を食べるのが当たり前」
その通りです。
8時間働けば まともに暮らせる社会へ
地域で、子育て中の若いお母さんと話していたら、ご主人は朝6時に家を出て、帰宅は夜11時。彼女が「うちの家では家族が一緒にご飯を食べることができないの!」と叱ったそうです。だから、「共産党が言う8時間働けばまともに暮らせる社会」という言葉に共感しますと。
7日付「しんぶん赤旗」は1面で、ドイツで合意した週28時間時間労働について報道しています。
ドイツの自動車、電機などの金属労組南西地区と使用者側が、週28時間労働制導入で合意しました。8歳未満の育児、老親の介護で必要な場合、最大2年間、週28時間労働に移行できます。しかも給与の減額もありません。 日本でも労働時間短縮を急がなければ。
NHKの特集は、労働の「兼業、副業」問題が主題です。どうも焦点がぼけています。
なぜ、労働時間短縮を正面に据えないのだろうか。日本は、これから労働力不足になるから、能力のある人は本業とは別の分野で仕事をして能力を発揮できるというのだが、違うと思う。
生産体制や情報化の進展による労働分野の省力化が進むだろうけれど、それを特定企業の利益増大ではなく、賃金の改善と労働時間の短縮に振り向け、移動交通、介護・福祉・医療分野などへの人材確保に取り組むことこそ社会的に求められていると思います。日本の大企業が内部にため込んだ内部留保が増え続け400兆円を突破するなどの現実を見れば十分可能です。ヨーロッパでは、ふつうに労働時間短縮に取り組んでいるのですから。
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2018年2月7日(水) | ビラを見ました。 | | 12月市議会の報告ビラを各戸に届けています。それを読んだ方たちから市議会の共産党控室に相談の電話や訪問、問い合わせがあいついでいます。
報告ニュースに来年度予算への要望項目を記載したところ、「バスなどの公共交通網の充実」について、コミュニティバスの路線充実をしてほしいとの要望がありました。
市役所控室に訪問された方は、ビラを読んで「国保料が下がるんですね。よかった」と話されました。「なぜこんなに高いんだろう」と思ってたとも。その方は、NHKから契約をするよう迫られ、その手続きをしたら、銀行のカードなどを見せろと言われたりしたといいます。その方は障害者手帳をお持ちなので、受信料の軽減が受けられるのですが、その手続きの相談でした。市の担当課で相談して解決できました。
以前からお聞きしていた件も、一件落着しました。足腰が弱いけれどゴミを出すのに100メートル先まで運ぶのがつらいという相談でした。高齢介護課や環境事務所と相談して、ゴミ出しを支援するふれあい訪問収集または自宅前にゴミ出しをして回収してもらう方式が可能か検討してもらうことにしました。詳細はご本人から電話で連絡してもらい、家庭の状況を把握してもらうことにしていましたが、昨日環境事務所から連絡があり、自宅前にごみを出してもらい回収する方式で対応してもらうことになりました。よかった。
週明けのわずかな期間にもこうした相談が舞い込んできて、議員団で手分けして取り組んでいます。こうした声が寄せられることも大変ありがたく思います。
日本共産党八幡市議団はくらしの相談会をします。相談のある方はぜひご利用ください。
★くらしの相談会★ 相談無料
2月24日(土)18~20時
生涯学習センター 会議室1
相談時間は30分程度が目安です。
相談を希望される方は事前に市議団にご連絡をお願いします。
相談日以外の日程でも可能です。
法律相談を希望される方には弁護士を紹介できます。 |
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2018年2月5日(月) | 介護相談で大忙し | | 昨日は木津川マラソンでしたが、僕はエントリーせず、独自に6.5キロをウォーキング。田んぼの中を歩きました。
午後からはなぜか介護保険をめぐる相談ごとが相次ぎました。
月末に倒れられ施設で療養中の方から電話がありました。倒れられた後、連絡がつかず心配していたのですが、言葉もしっかり話され、今、リハビリでがんばっておられることを確認し、ひと安心。少し手足にマヒがあるけれど、リハビリで回復するでしょう。
次は、数カ月前から介護施設で仕事をされている方の悩みをお聞きしました。さらにまだ介護認定を受けておられない高齢者とお話。日常の会話、動作から早めに介護認定を受けられた方がいいのですが、なかなかうまくいきません。
自公政権は、介護予防を理由に「リハビリ」をすすめますが、生きがい、日々の暮らしの喜びがあってこそがんばれるのです。「がんばれ」だけのリハビリでは苦痛が大きくなってしまいます。 |
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2018年2月3日(土) | 介護の「自立支援」 | | 安倍自公政権が、介護保険の見直しで「自立支援に軸足を置く」方向にかじを切っています。
八幡市でも、介護認定が低めに出たり、介護サービスが受けにくい傾向が出ています。
今日の朝日新聞は、「自立支援」問題に焦点を当てた記事が目立ちました。
土曜版「be」では「知っ得 なっ得」で自立支援介護①「要介護度の改善が求められると言うけれど…」の記事。
独り暮らしのおじいさんは脳梗塞のマヒが残り「要支援2」の判定です。「俺のことは、もう放っとおいてくれ!」と、ケアマネージャーに食ってかかったといいます。
買い物や掃除をするのが大変だから、それを助けてもらいたいから介護サービスを受けているのに、ケアマネージャーは「リハビリを頑張ったら買い物も掃除も自分でできるようになる」の一点張りで、ケアプランもおじいさんのお尻をたたくようなものだったそうです。栄養指導を理由に好物のラーメンも「塩分が多いから」とご法度に。「リハビリだって一生懸命やっている。なのにまだがんばれというのか。ラーメンくらい好きに食べたい」 。
全国では、リハビリを受けても心身の状態が変わらなかったり悪化する人だっています。そのことを肝に銘じておかないと、「生活を支援するためのケアプランが苦行でしかなくなってしまう」と問題提起しています。
朝日新聞の「オピニオン&フォーラム」では「自立支援 何のため」の特集。
「コスト削減 無言の圧力に」の見出しで日本社会事業大学学長の神野直彦さん。ご自身のお父さん、お母さんを在宅で介護されています。
病院の待合室でおばあさんにこう話しかけられたそうです。「生きるって大変なことですね。運動したくなくてもしなくちゃいけない」。
国がコストを考えて一律に「自立」といって進めようとするなら問題です。「人間を経済の手段としか見なさない傾向が強くなりすぎていないでしょうか」と問いかけます。
「介護が必要な人を支えるなら、必要に応じてサービスを配るべきです」
神野さんが紹介しているのはスウェーデンの例。スウェーデンでは、職業をもつ人の32%が国と地方を合わせた公務員で、地方公務員の4割、全体の8%に当たる人は主に現場で高齢者ケアに当たっています。日本は公務員すべてで6%しかいません。
自立生活センターさっぽろ知事長の佐藤きみよさんは「介助を使い自分で決める」の見出しです。
自身が経験した治療とリハビリから「振り返れば、障害はなくさなければならず、健常者に近づくことが自立であるという、健常者中心の価値観の押しつけだったと思います」
「障害者がめざしてきた自立とは、無理をして何でも自分でやることではありません。介助者の方々に上手に助けをかりながら、自分で決め、決めたことに責任を持つことだと思います」「高齢者福祉の世界では介護保険制度の見直しで自立支援重視が打ち出されています。…本質的なところでは私が受けたリハビリと同じく、価値観の押し付けに結びつく。そんな危うさを強く感じます」
介護保険や高齢者福祉、障害者福祉のあり方の根本を問う問題だと思います。 |
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2018年2月2日(金) | 国保料値下げ | | 八幡市は1日開かれた国保運営協議会で、来年度の国保料について説明、諮問しました。今年度に比べ5%、総額8000万円程度の値下げとなる見通しです。
八幡市の国保料は、府下の市で最高額となっていました。課税所得200万円、40歳以上の夫婦、4人家族で年間41万円だったのが、37万円に下がります。日本共産党と市民の運動が実りました。ただ、他の自治体でも値下げの動きがあり、府下最高額を返上できるかは未定です。
1年前の組み替え動議
1年前の3月議会で、日本共産党は5つの予算組み替え動議を提出しました。①国民健康保険料の値下げ、②就学援助、入学準備金の入学前支給、③下水道料金の値下げ、④プラスチックごみの毎週回収、⑤医療費の窓口負担軽減——の5つです。残念ながら市議会では、予算組み替え動議に賛成したのは日本共産党の4人だけ。他の会派、無所属議員の方が賛成せず不採択となりました。市民の暮らしを守る市議会の役割が問われています。しかし、その後の論戦と運動などで、私たちが提起した5項目のうち、①~③の3つは実現しました。(もちろん内容的には下水道料金など、不満の残る内容もありますが…)。
残された2つの項目、プラスチックごみの毎週回収、医療費窓口負担の軽減については、今度の3月議会でしっかり論戦して、実現を迫りたいと思います。 |
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2018年2月1日(木) | 皆既月食… | | 昨夜は皆既月食でした。我が家でも、ベランダからカメラを出して写真を撮りました。写真は皆既目前のお月さまです。
この後、皆既状態になったのですが、なんと雲が厚くなり、ほとんど見えなくなってしまいました。なんちゅうこっちゃ。
ということで、写真は皆既前のものだけです。残念。久しぶりにカメラで天体をとろうとすると、シャッタースピードや絞りなど、マニュアル操作を思い出すのに時間がかかりました。たまには星空をとっておかなければいざというときに役に立ちません。
「しんぶん赤旗」創刊記念日
1928年2月1日、「赤旗」は日本共産党の機関紙として創刊されました。今日で90周年を迎えました。当時は「せっき」と呼んでいました。「アカハタ」とカタカナで書かれた時期もあったんですよ。7月からは日刊紙の電子版も発行されます。
戦争や弾圧で発行を中断した時期もありますが、反戦平和、国民主権、自由と民主主義、生活擁護の立場を貫いてきました。安倍政権の暴走と対決する市民と野党の共闘共同が広がる中、アカハタの役割はさらに大きくなっています。
今日の赤旗紙面には、各界の人たちから創刊のメッセージが寄せられています。
*「嵐と怒涛の年月の90年です。「アカハタ」も傷つき、血を流して闘い、またあるべき姿を模索しての日々だったと思います。それを生き抜いて今、21世紀になお、存在感を増しているのは立派なことだと敬意を表します。」…作家・赤川次郎
*「権力者の暴走を縛るためにあるはずの憲法を、すでに暴走する権力者が都合よく変えようとしている今は、本当にがけっぷちなんじゃないかと思うんです。…そんな中で「赤旗」はブレずに、人のくらしを支える姿勢でいてくれています。細かい考え方に違いはあっても、違いを乗り越えてつながっていくような大きなうねりを一緒につくりたい。」…料理研究家・枝元なほみ
*「僕は「赤旗」の取材力を高く評価しています。いまマスコミが政府御用達のPR紙になりかねない状況のなかで、ある意味一番ジャーナリズム的です。ジャーナリズムのあり方を絶えず問いかけていく役割をこれからも果たしてください。」…元新党さきがけ参院議員、元西武百貨店社長・水野誠一
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2018年1月30日(火) | 民泊ノー | | 僕が住むマンションでは、先日の定期総会で管理規約を改定し、マンションでの民泊利用を防止する内容を盛り込みました。
今年6月から住宅を「民泊」として貸し出す事業が可能になる住宅宿泊事業法が施行されます。各地で、インターネットを活用して空き部屋を貸し出す事業が広がっており、ごみ出しや騒音などのマナー・ルール違反、オートロックの形骸化などが問題になっています。
旅館やホテルなどではフロントで本人確認やカギの受け渡しなどが行われますが、民泊の場合、家主や管理者が不在のケースが多くあります。そうしたケースで、本人確認、外国人の場合、旅券の確認などをどうするのかという問題が国会でも議論されています(12月1日、衆院厚生労働委員会。共産党・高橋千鶴子議員ほか)。
答弁では近隣のホテルのフロントや24時間営業の店舗などに業務の一部を委託するなどということが答弁されています。24時間営業…。コンビニでも可能になるということになります。
民泊を普及するために法が整備されるわけですが、あまりにずさんな法律です。せめて旅館業法の適用なども含めて検討すべきだと思います。
マンションの管理規約に、民泊など「住宅宿泊事業に使用してはならない」ことを明記すれば、マンションでの民泊利用を防げます。国だけでなく地方自治体でも、こうした点をマンション住民、管理組合に提示して、具体的な対応を進めることが急がれます。
これまで、民泊問題は新聞、テレビでの話題と思っていましたが、ぼんやりしていたら、知らないうちに「お隣が民泊になっていた」などという事態を招きかねません。
明日31日は皆既月食だよ~
明日31日は皆既月食です。月が地球の影に隠れる皆既食は20時48分から24時11分に終わります。21時51分から23時08分までは月全体がすっぽり影の中に入ります。月が暗銅色に変わる変化のお楽しみください。寒さにも気をつけて。 |
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2018年1月28日(日) | 市議団ニュース | |
昨年12月市議会についての市議団報告ニュースができあがり、今、各種宣伝などで配布しています。
*ニュースの詳細はこちらからご覧ください。
12月市議会で、日本共産党と市民の運動が実った点は、国民健康保険料の値下げ、義務教育での新入生入学準備金(学用品費)の入学前の時期への繰り上げ支給(5月⇒3月)です。
一方、市民から強く求められているプラスチック容器包装の毎週回収(現行は2週に1回)について、市は改善を拒否しました。
市は、4月からの水道料金値上げに加えて、12月議会では上下水道・基本料金の福祉減免(低所得の高齢者、ひとり親家庭など対象)を2年間かけて2段階で廃止する方針を表明しました。庶民の生活を狙い撃ちした値上げ、改悪です。
さらに市は、給与や年金所得の減少で「税や国保料を払えない」という世帯への預貯金を差し押さえも乱発しています。税や国保料の滞納への差し押さえは、生活困窮度を考慮するという法の定めも無視した差し押さえも目立っており、事実確認、追及をしていきたいと思います。
憲法を生かして、平和と暮らしを大切にする姿勢を望むものです。
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2018年1月25日(木) | 低めに出る介護認定 | | 昨年秋以降、介護保険をめぐる相談が続いています。従来は、家族の方から介護度の重い方の相談が多かったのですが、最近は軽めの人の相談です。要介護認定が低く認定されたケースです。
昨日、お聞きしたのは要支援と認定された方です。ご近所の方なのですが、昨年、容姿ねんと認定されて困っておられました。再度申請されたのですが、やはり要支援だったそうです。以前お聞きして以降、日常の歩行動作などを見ていると、要支援と認定するには無理がありそうです。介護サービスを受けるにも要支援ではいろんな制約を受けます。
もう少し日常の生活状況をお聞きして、再認定を申請するかどうかなど、状況を判断したいと思っています。
予算要望書を提出
日本共産党八幡市議団は23日に市の来年度予算についての要望書を提出しました。要望書は緊急対策と個別分野含め6分野104項目からなります。
緊急対策では、八幡市でも週1日、休日夜間の小児救急が受け入れるようになり改善されてきましたが、他市の受け入れ病院で日によって受け入れが困難になってきている状況を踏まえ、受け入れ病院の医師・看護師確保に向け府が支援をするよう求めることなどを新たに求めました。国民健康保険料、後期高齢者医療、介護保険料の引き下げ、65~74歳の高齢者の医療負担を1割に軽減すること、70歳以上の高齢者バス助成の復活、水道料金の値下げ、少人数学級、ブラック企業根絶へ市独自の相談窓口の設置、プラスチックごみの毎週回収などを求めました。
市役所の耐震化のために、市庁舎の建て替えを検討されていますが、費用が膨らまないよう建て替え費用の縮減に努めるよう求めました。
*予算要望書はこちらからご覧ください。
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2018年1月21日(日) | 府政について学習会 | | 民主府政の会・八幡連絡会は新年学習交流会を開き、約50人が参加しました。安倍政権による憲法改悪の動きが強まっていますが、憲法を守る年にしようと話し合いました。
八幡選出の森下よしみ・京都府会議員が府政の現状を報告し、民主府政の会の森吉治・事務局長が京都府政の基本問題について講演。そのあと各団体・参加者が暮らしの願いについて発言し、交流しました。
発言では、建設業者の方が大手の下請け事業で工事全体がストップし、経営の聞きに直面したこと、さらに税の滞納に対し、「全額支払わないと差し押さえをする」と指摘され、法で認めている支払い猶予などの措置を無視した対応が続いていること(現在は猶予申請中)など、法を無視した行為が続出していることが明らかになりました。
子育て中のお母さんから、学校教育に大きな経費がかかり、学費の軽減や高校の通学補助、などを求める発言がありました。府立高校の入試制度が目まぐるしく変更され、子どもたちが振り回されている現状などが出されました。
ほかにも、憲法改悪を許さないとりくみ、義務教育での少人数学級活動、新名神高速道路の開発に伴うアスベストなどの対策、環境保全の活動などを交流しました。僕からも、八幡市への予算要望に関連して、国政や京都府政に伴う課題などを発言しました。
4月に知事選を控えており、こうした府政の課題を焦点にした活動の交流の大切さを感じました。 |
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2018年1月20日(土) | 憲法生かし未来を開く | | 日本共産党八幡市委員会、市議団が青年向けのビラ「青年サポーターズニュース」を作りました(第9号)。
表の面は、「安倍自公政権の改憲に、はっきりノーを」「憲法9条まもり、未来に引き継ごう」と、過去の侵略戦争の歴史の反省から憲法9条を生かそうと呼びかけ。北朝鮮の軍事挑発に対しても、軍事衝突を起こさず、日本が対話による解決の先頭に立つことを求めています。
裏の面は、「憲法の実現」で、希望もてる社会へと呼びかけています。憲法の各条項に規定されている個人の自由、平等、学ぶこと、生きる権利などを紹介し、こうした規定をしっかり生かせる社会を作ること、学費費負担の軽減、ブラックな働き方を規制して、「若者が暮らしやすい京都を」と呼びかけました。
昨日朝の樟葉駅宣伝では、摂南大学(八幡・枚方キャンパス)や京都八幡高校に通う通学生を意識して、7時半から9時まで宣伝をしました。いつもより多めの300枚のビラもなくなりました。しっかり手を出して受け取る高校・大学生もいて、励まされました。
先日、肉離れで足を痛めたので、今朝は6キロをウオーキング&コーヒータイム&読書。という計画でしたが、喫茶店で本を読もうと思ったら、市役所の元職員で毎日、農業をしているメンバー数人と出会い、「農業は、監理の経費がかさんで利益が出ない」などの話を聞きました。途中、ほら貝を吹いている人がいて、話を聞かせてもらったり…。こんなことをしながら体を休めました。 |
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2018年1月18日(木) | 原発ストップ、核兵器禁止 | | 原発ゼロ、核兵器禁止の動きが広がっています。
2つの写真は、ともにしんぶん赤旗の記事です。
最初の写真(左)は、16日付の記事で原発ゼロを求める「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)と日本共産党国会議員団との懇談の場面、下の記事は17日付で、ノーベル平和賞を受賞した核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のフィン事務局長と国会議員との討論集会の記事です。
原自連は、小泉純一郎、細川元首相が顧問をされており、原発ゼロへの願いが党派を超えて広がっています。
ICANとの懇談でフィン事務局長は「核兵器の非合法化は世界の流れになる」と発言し、日本共産党の志位委員長は「唯一の戦争被爆国が『核抑止力論』を続けていていいのかが問われています」と発言しました。
さらに18日付のしんぶん赤旗(写真右)は、フィン氏がおこなった東京都内での講演を紹介。「日本は、核兵器禁止条約に参加し、核軍縮のリーダーになってほしい。核兵器禁止条約に参加するための障害はない」と述べました。
原発ゼロ、核兵器禁止をめぐって、政府は背を向ける態度をとり続けているのが残念ですが、こうした抵抗を乗り越える大きな流れを感じます。 |
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2018年1月16日(火) | 南京虐殺を考える | | 年末から読んでいた本、論文を読み終えました。
山田朗・明治大学教授の「日本の戦争 歴史認識と戦争責任」という本です。
安倍首相による改憲の動きが強まる中、日本が推し進めた戦争に対する認識が問われているからです。中でも、1937年12月の南京陥落に際し、12月から翌年にかけて起きた南京虐殺について、一部の論者から「虐殺ではない」とか「虐殺はなかった」といった主張が出ていることに疑問を持ち、僕なりに事実を確認したいと思って本や論文を読みました。
山田氏の著書から、軍幹部らが記した日記を紹介しましょう。
◇第一三師団歩兵第六五聯隊第四中隊少尉・宮本省吾:1937年12月16日。<捕虜約三千を揚子江岸に引率しこれを射殺す>
◇第一三師団山砲兵第一九聯隊・第八中隊・伍長・近藤栄四郎:一二月一六日。<遂に二万のうち三分の一、七千人を今日揚子江畔にて銃殺と決し護衛に行く、そして全部処分を終わる、生き残りを銃剣にて刺殺する>
こうした具体的な記述が続いています。
戦争犯罪を裁いた東京裁判などで南京虐殺について、20万~30万人が殺傷されたとされています。
日本の戦争を振り返るとき、こうした虐殺が行われたことを歴史的な事実として受け止め、二度と戦争をしないとの平和の決意として受け継ぐことが大切だと思います。 |
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2018年1月13日(土) | 講演会&議会報告 | | 午前は市の防災講演会に出席。講師は佛教大学福祉教育センター講師の後藤至功(ゆきのり)さん。テーマは「これだけは知っておきたい避難所開設・運営の秘訣」。各地の支援活動に取り組まれているだけあって、見落としがちなポイントを紹介されるなど、役立つ講演でした。
防災講演会
議会報告会
夕方は、男山北地域の共産党後援会と議会報告会&新年交流会。森下よしみ府議とともに府政と市政について報告をしました。
僕は、市が12月市議会で、水道料金の値上げに続いて低所得者向けに実施していた基本料金の福祉減免を2年間で廃止する方針を打ち出したこと、プラスチックごみの回収が市内の6割の地域で年末年始1か月間も回収されなかったことなどを紹介しました。日本共産党と市民の運動で求めてきた国民健康保険料の値下げの方向を確認できたことなども話しました。
第2部の新年交流会では、みんなが得意の歌を歌っていたのですが、ギターとピアノの伴奏は元先生で、みんな芸達者です。ちなみにおでんを作ってくれた方も元先生で、前日からしっかり煮込んでおいしくいただきました。 |
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2018年1月10日(水) | 水道福祉減免を廃止 | | 八幡市は、9月議会で水道料金の17%(1億7000万円)値上げする条例を強行したのに続き、12月議会で上下水道の基本料金を低所得者向けに軽減していた福祉減免を来年度から2年間で廃止する方針を表明しました。
上下水道料金の福祉減免は、市のホームページで、「家計負担を少しでも軽くするため減免制度を設けています」と説明しています。65歳以上の独り暮らし世帯、18歳未満の児童を育てる母子父子世帯で市民税非課税の世帯、重度障害者のいる世帯などに適用され、1300世帯、年間1100万円が軽減されています。
来年度からの水道料金値上げは、基本料金が2倍になるなど、水道使用量が少ない世帯ほど値上げ率が高くなっています。そのうえ、福祉減免を廃止すると、低所得者の負担増はさらに大きくなります。
現在の減免制度(水道…全額、下水道…半額)では、1jカ月の基本料金負担は月395円ですが、2段階で改定され2年後には1490円となり、3.8倍になります。2ヵ月で30㎥使用して、福祉減免を適用されている世帯の場合、上下水道料金は6017円から7942円となり、32%もの負担増です。
庶民の生活を直撃する料金値上げ、制度改悪は容認することができません。 |
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2018年1月7日(日) | 無念!平城京 | |
今日は平城京新年マラソンで10キロを走る予定でしたが、途中で足の筋肉が傷み、4キロ手前でリタイアしました。日頃のトレーニング不足、さらに年末のジョギングで軽く左足を痛めたのが完治していなかったのでしょう。こればかりは仕方がない。
3年前に入院して以降、今回が初めてのジョギング大会への参加でしたが、なかなかうまくいきません。のんびり体のあちこちを鍛えなおすことにします。
僕はまともに走ってないのですが、帰りはゆっくりお風呂に入って体を休めました。明日からの忙しい日程をこなすためのエネルギーを補充しました。 |
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2018年1月6日(土) | 介護の相談 | | 安倍自公政権が、アメリカに忠実に軍事費を増やし、大企業や大資産家への減税、優遇を続ける一方で、医療と介護、生活保護など社会保障・福祉の切り捨てに拍車をかけています。
そうしたことを反映して、最近の対話で暮らしの相談が増えています。年末に義母が亡くなったので、しんぶん赤旗の年末集金があまり進まず、年明けにせっせと集金しています。相談ごともあるので、1軒あたりの時間がかかります。一昨日は1軒で30分もかかり、昨日も1時間半で3軒しか回れませんでした。
心臓病、介護認定、入院…。介護や医療のオンパレードみたいな集金です。すぐに答えが出ないことも多いけれど、一つひとつの悩みに耳を傾けることが大事だと思っています。
ほかにも、数カ月前、介護認定で「要支援」と判断された方がおられますが、歩かれる姿を見かけると、どう見ても「要支援」ではありません。その方の友人たちから、「山本さん、話を聞いてあげて」という相談依頼もあります。タイミングを見て声をかけたいと思います。
さて、明日は朝から奈良市で平城京マラソンで10キロを走ります。そのため、市の出初式には出られません。
3年近く前、突然倒れて3週間入院しましたが、それ以降、ジョギングの大会に出るのは初めてです。最近は7~10キロ近くをゆっくり走ってはいますが、忙しくて走る機会が減っています。今回、見事「復活」となればいいのですが、練習不足もあって、ゆっくりでも走り切れればいいなと思っています。大丈夫かなぁ。 |
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2018年1月3日(水) | 南京大虐殺 | | 今年の正月、2日と3日はいろんな本を読みましたが、1937‐38年の南京大虐殺について、2つの本、論文を読みました。「日本の戦争:歴史認識と戦争責任」、もう一つは「前衛」12月号の「南京事件80周年国際シンポジウムに参加して」です。
安倍政権や自民党周辺から南京事件を否定しようとする動きが強まっていますが、こうした論議に歴史的史実をもとに対応しておく必要があると感じたからです。
この事件をめぐる軍事裁判は南京裁判、東京裁判があります。この2つの判決、確認された事実は次のとおりです。
◇南京裁判(1947年2月、南京地方院検察所「敵人罪行調査報告」)
この虐殺による中国軍人・民間人の犠牲者は19万人余で、このほか遺体を慈善団体が埋葬したものが15万体余りあり、合計30万人余となった。
◇東京裁判(1946年(昭和21年)5月3日~)
日本軍が占領してから最初の六週間に、南京とその周辺で殺害された一般人と捕虜の総数は20万人以上。 こうした判決のなかでは、一般市民を含めて残虐な殺りく方法が明らかにされています。一八九九年に採択されたハーグ陸戦条約は、降伏の意思を示した兵士は捕虜にして収容しなければならないと取り決めています。こうした国際法にも違反する行為が日本軍の手で行われてきた事実を消し去ることはできません。あらためて、戦争を繰り返してはいけない、憲法の平和原則を守ろうとの決意を新たにしました。
ユーチューブで、「南京大虐殺の検証」を見ることができます。ぜひご覧ください。⇒https://www.youtube.com/watch?v=hhQUELDMz8E
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2018年1月1日(月) | 新しい年を迎えて |
| 新しい年を迎えました。
安倍自公政権による憲法改悪、平和と暮らしをおびやか暴走をストップし、国民の声を生かす政治に転換しましょう。よろしくお願いします。
日本共産党山城地区委員会は2019年4月におこなわれる統一地方選挙(京都府議会、八幡市議会)にむけて第1次分として候補者を決めました。
京都府議選(八幡選挙区)は現職の森下よしみ府議、八幡市議選は5議席への回復をめざし、現職4人(私・山本邦夫、巌博、亀田優子、中村正公)を第1次分として発表しました。5人目の新人候補擁立への取り組みを進めています。ホームページのトップページに森下さん、4人の市議候補(第1次)を紹介した八幡民報も掲載しましたのでご覧ください。
僕も6期をめざすことになります。早いものです。市民の方の平和や暮らしの声をたくさん聞かせてもらい、今後の活動にいかしていきたいと思います。
さて、今年はお月さまがにぎやかな年です。
2日にスーパームーンの満月。31日には皆既月食。さらに7月にも2度目の皆既月食があります。
新年に向け、我が家の天文カレンダーも更新しました。毎月、きれいな天文現象の写真が飾り、日々の太陽や月の出没時刻、その月の惑星の様子も知ることができます。 |
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