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北陸の町、富山市にも路面電車が走っています。この路線は、公営ではなく、富山県一帯で鉄道とバスを経営する富山地方鉄道の一員です。
線路は、不二越・上滝線の南富山駅前から、JRの富山駅前(地鉄の電鉄富山駅前でもある)を経由して、富山大学前の大学前までの1本の路線です。路線は1本ですが、歴史的経緯から正式な線名はいくつかに分かれています。このようなことは、他の街でもよくあります。
昔は、大学前の1つ手前の新富山から、射水線という路線があり、加越能鉄道と直通運転をして高岡まで行っていましたが、富山新港ができたことで分断され廃止時は、新港東口まで走っていました。分断後の一時期、射水線の電車が富山駅前まで乗り入れていたこともあります。その頃走っていた車両の仲間が、加越能鉄道に、
除雪用の機械
として残っています。
安野屋から大学前の間は、単線となっています。
南富山駅前、前面広告車の7000型 | 7000型と8000型 |
7000型新塗装車 | 7000型旧塗装車 |
8000型VVVF車 | 除雪用3530型電気機関車!? |
中乗り前降りのワンマンカーで、運賃は200円均一です。軌道線のみで使えるトラムカードが、車内の自動販売機で買えます。2000円で2300円分使うことができます。鉄道線も使える、全線2日乗車券が発売されていますので、黒部峡谷鉄道に乗るために宇奈月温泉まで往復するのなら、それがお徳です。
電車は、南富山駅前から大学前まで全線を走るものと、南富山駅前から県庁前で降り返すのが交互に走っています。
南富山から富山駅まで行くのなら、鉄道線も利用可能ですが、本数は1時間に1本となります。
2001/07/08作成
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