このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

MENUに戻る   


Nikomat FTn



スペック
発売年1967年
マウントニコンFマウント
ファインダー視野率92%
ファインダー倍率0.86倍
シャッタースピードB・1〜1/1000秒
シャッター形式メタルフォーカルプレーンシャッター
露出制御中央部重点測光
電源1.3V水銀電池1個
セルフタイマーあり
サイズW148×H95×D54ミリ
重さ765グラム
 
 レンズ交換時、ガチャガチャの儀式がたまらない逸品 
   ぶつけても、蹴飛ばしても故障知らずの不死身
   マウント部のシャッターリング!

 
 重い! ( F1、F2、F3より重い! えっ?本当かいな?) 
    F1:685g
    F2:720g
    F3:715g  ...
FTn:765g!!
  (重量: KITAMURA’s CAMERA MUSEUM より) 
  (・・・人混みの凶器?)
 
 レンズはやはり、43−86mmでしょう!!
   ピントが多少(?)甘かろうが、多少(盛大に?)歪もうが、
      写りゃいいんだ! 写りゃ!!
 
 裏技:接写リングを付けてズームでピント合わせ!!
    (なに? 画質? 写りゃいいんだ、写りゃ!!)
 
 おまけ :フラッシュ接続時、要注意!!
  (XとMを間違えると、な〜んにも写りましぇ〜ん
     ・・・・ 遠い昔、新婚旅行で失敗した ・・・)


主な特徴 
①何と言ってもレンズ交換時の、ガチャガチャの儀式!
 カメラボディー側のレバーを時計回りで止まる処まで廻し、絞りを5.6に合わせたレンズの爪と、ボディー側のピンが丁度合うはずなのでそのままマウントして”ガチャ”と左回し一杯、そして今度は”ガチャッ”右回し。  マウント部の正面から見て右側の指標が、レンズのF値を示していれば、これでマウント完了です。

②シャッターの設定がマウント部にある。
 左手だけで絞りもシャッターも操作できる。 
 適正露出にセットしたあとF値を変える場合も、シャッターのレバーを絞りリングと同じだけ回転させればまた適正露出にセットできるので、私には使い易い。
 露出計用の電池は水銀電池(MR9)  電池室の蓋は通常と逆で、右回しで開き、閉める時は左回し。(蓋に回転方向の刻印あり。)

③フィルムの感度設定はシャッターリングの下側(底側)。 かなり固いので爪を傷め易いので要注意。

④スピードライトの同調は、1/125秒以下。 (シャッタースピード黒文字刻印の範囲) 
  
 

○軍艦部、上から

 他のニコンカメラと比べてアッサリ系。

○シャッターダイヤルの指標

 ( 写真での指標位置、1/125 )

 オリンパスOMの経験者にはわかって貰えると思うが、シャッタースピードの設定は軍艦部より操作し易い。
  

○フィルム感度設定部

 (写真での指標位置、ASA400 )


○ボディーの三脚穴の右側(写真の)が電池蓋。 右回しでOPEN。 

 (なぜ通常と逆なのかは謎。) 

○レンズの最小絞り値設定の、ガチャガチャ爪とレバー

 レンズの脱着はF5.6の位置で。

 レンズ側の爪は、Ai i改造後のもの。  
 
○レンズの最小絞り値設定後の指標

 写真での位置は、F3.5 
 (装着レンズは、Zoom-NIKKOR C Auto 1:3.5 f=43〜86mm)

 レンズを ”ガチャガチャ” でセットしてから、この指標で確認する。 

○写真の指標右側のレバー(茶色のシミが付いているレバー)がミラーアップのレバー。
 
 
○裏蓋を開くためのロックレバー 

 この写真はヒントです! どこをどうするか、悩んでください。


Topへ

 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください