このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 たま電(和歌山電鐵貴志川線)                                  


 A和歌山電鉄貴志川線、通称”たま電”
たま電車
おもちゃ電車
いちご電車
通常の電車
所在地 紀州藩の某和歌山駅から、某貴志駅

華の難波の大阪駅から紀州路快速で1時間と20分。 紀州藩和歌山駅にて金650円の「1日乗車券」なる通行手形を買い求め、和歌山電鐵貴志川線の関所を通していただく。

既にホームに待機しおる電気動力軌条籠は、かねてより噂の「たま電車」なる乗り物。
その珍妙なる面構えに、ふと某映画の「猫バス」の記憶が脳みその奥底から、こんにちはと顔を出す。 しかし猫バスに猫の画はなかったはず・・・
電気動力軌条籠の外面に、数えてはいないが101匹、そして恐る恐る乗りたれば、内部に無数の猫、猫、猫・・・・

この猫こそがかの有名な「たま」
いや、「たま」などと呼び捨てにしてはいけない。 「たま閣下」である。 
恐れ多くも畏くも、たま閣下は、貴志駅スーパー駅長にして、和歌山電鐵執行役員・エグゼクティブオフィサー、そして何と、「和歌山県勲功爵(貴志と騎士=ナイト)」つまり「たま卿」なのだ!

で、「たま電車」。 シートは座卓+座布団シートとか、長椅子仕様、終着貴志駅まで30分の和みのひととき。 と、思いきや民家の軒先を擦めるように疾走し、コーナーではドリフト? たぶん運転士さんは世を忍ぶ仮の姿で、その実態は「藤原とうふ店」の藤原拓海。
スピードは高くないけど、Rのきついコーナーで前後の車両が大きくずれるので体感迫力はある。

線路は単線なので、途中の、3駅で「おもちゃ電車」とか「いちご電車」とか、通常電車とかと行き違う。

終着の貴志駅は現在工事中。 たま駅長は仮駅長室でお昼寝。
駅前にたまグッズを置いてある商店と、タコ焼き屋さん。 タコ焼き5個100円!

帰りは「おもちゃ電車」。 赤の車両にOMODENのロゴ。
これもベビーベッドがあったり、座布団シートだったり、そしてさまざまなフィギュアやプラモデルやおもちゃの陳列。 小さな子が乗ってから降りるまで、ずっと眺めてた。 そうそう、ガチャポン(カプセルトイ)の自販機もある。

和歌山駅構内で駅ソバを食し、再び9番ホームに行くと、今度は「いちご電車」。 白地に赤で「苺」のシンボルマークの可愛らしい電車。
車内は通常のロングシートだが、白に赤の苺と、木材貼りの床もいい雰囲気を醸し出している・
たま電車ではどうだったか見忘れたが、いちご電車も、おもちゃ電車も「すだれ」の日除け。

途中、「交通センター前」駅で下車。 少し散歩して一服、やがてやってきた通常電車で和歌山に戻る。

これにて貴志川線、全車両種の制覇!



乗車時の注意!
    ローカル線出身者には常識だが、ワンマン電車なので乗降は先頭車の先頭ドアからが基本。 途中駅乗車はバスのように乗車券をとること。

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たま電車
Wikipedia によると、最初に、いちご電車(2006年)、おもちゃ電車(2007年)、
そしてこの、たま電車(2009年)の順に改造されて登場したらしい。

現在の最新バージョンだけあってなかなか賑やかで過激。
車内のいたるところに、たま、たま、たま!
座椅子+座布団のシートとか、ベンチシートとか、あちこち席を替って座りたくなる。

片道30分は、車内を見回してたり、席を次々と替えているうち過ぎてしまう。 

 

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おもちゃ電車
赤塗りの「おもちゃ電車」、「OMODEN」

車内にはおもちゃやプラモデルやフィギュアなどの陳列の前で、小さな子が乗ってから降りるまで貼りついていた。 隣の車両にはガチャポンの自販機も。

シートも座椅子れ座布団風のものからベンチシートなど色とりどり。
更にはベビーベットまで設置してあった。 



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いちご電車
こちらは「いちご電車」

「たま電」「おも電」と乗った後にだと、これでも随分シンプルにさえ思える。

木製の床、すだれの日よけ、ダ布団風シートなどは、この最初の「いちご電車」からのもの?

白を基調として赤のロゴ、そして木材を全面に使った車内は、可愛らしくて落ち着いたイメージ。

 

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ふつうの電車

通常電車は、やはり普通。

しかし、清掃や手入れが行き届いているらしく、とてもきれいだった。

車窓から
たま電車との行き交い
いちご電車との行き交い、普通電車は待機?
運転席(電車でも運転席でいいのかな?) 

 線路には民家がギリギリまで迫ってる・・・

 Rのかなりきつい場所もあって迫力ある走りだけど、巡航速度は40Km程度? 


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