このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


なんだかなあ?ベトナム!
KHONG VIET

その6 ベトナム式住宅はうなぎの寝床


ベトナムではどこでも家屋の間口がとても狭く、田舎で土地が安いからもっと幅の広い敷地にすればよいのに、田んぼの中のうなぎの寝床みたいな敷地に三、四階建ての家を建てて住んでいます。下の写真の住宅の裏は水田です。

 

間口に対して税金がかかるという理由でうなぎの寝床のような土地に住宅を建てているのことですが、他の大きな理由がありそうな気がする。サイゴン付近では対米戦争の後、北の軍隊が入ってきて土地も戦利品分けをしたために間口が狭くなってしまったと言われているようだが、ベトナム北部でも間口が狭いのだからこの説は通用しないのである。

第一、間口に対して税金をかけるのは、商業地域が対象であって農村部では全く関係ない。
農村部では農地の大きさが課税対象になるのが普通だから。

もし「間口税」という概念があるのなら、この概念は都市部の商人を課税対象としたものだろう。ということは、ベトナム人は都市型商業民族であるという風にもいえるかもしれない。

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2008-05-09 作成
2008-05-10 写真追加

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