このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


なんだかなあ?ベトナム!
KHONG VIET

その13 ベトナムのお茶


ベトナムではお茶がどこでも提供されている。お茶といっても緑茶であり、日本のものに比べてタンニンがとても強く香りは少ない。色も緑というより褐色である。

このお茶を下の写真にある茶器で入れるのである。

茶碗はデミタスクラスのもので小さい。サイズが分かるようにタバコの箱を並べて撮影したものである。
この写真をよく見ていただければ分かるが、ポットのふたを紐でポットの手に結んである。お茶を注ぐときにポットを斜めにするとふたが落ちて、割れてしまうのでこのようにつないでいるのだろう。ふたが落ちないように両手でポットを持てばよいのに、怠けて片手で入れようとするからふたがおちてしまうのである。
こんな格好悪いことをせずに、ふたが落ちないような工夫をすればよいのにとおもうが、これは日本人的な発想なのだろう。
ベトナム人にとっは「昔から紐で結んであるんだからこの風習を大事に保存していかなくてはならない」ということなのかもしれない。

他人が飲んだお茶碗にお茶を少し入れてゆすり、中身を捨ててからお客に供するのである。お茶碗が客のテーブルに出ている間に洗うことはしないようである。中身の捨て方には二通りある。ひとつは部屋の外にぶちまけてしまう方法。もう一つはテーブルの近くには必ず置いてあるバケツに捨てる方法である。バケツの利用法については別なタイトルで書きたいと思っている。

事務所に訪ねていった時や、仕事の合間にはかならずこの濃いお茶を出される。とても濃いので日本のお茶のつもりでガブ飲みするとタンニンとカフェインが多すぎで動悸がするほどである。

先日、この緑茶と若いマンゴーを勧められてふた切れ食べたところ、頭がくらくら、吐き気がして数時間横にならざるを得なかったので、初心者はこの食い合わせにはご注意を。

ソンラの地域では、Moc Chau高原がお茶の栽培でつとに有名である。

どんな種類のお茶があるかはおいおいこのページに追加していきたい。が、皆さんにとっては関連するサイトを探した方が早いだろう。

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2008-05-18 作成

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