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なんだかなあ?ベトナム!
KHONG VIET

その24 マー河の河川航行標識など


プロジェクトのあるマー川沿いの道路をサイクリングしていて、川に面して色々な標識があるのに気づいた。今まで担当してきたプロジェクトは多々あるが、河川交通に頻繁に利用されている河川はなかったので今まで気がつかなかったのである。

080914-12ss.JPG 「高さ制限あり」の標識。橋の直下流にあった

080914-08ss.JPG 進入可の標識らしい 橋の直上流にあった。
専門書によると、ひし形ではなく長方形の標識である。

080914-06ss.JPG 橋の欄干についているのは
「橋桁の左側を通れ」という標識か?

道路なら駐車禁止。船だから「繋留禁止」

080915-06s 川港のマークか。下の標識にはMuong La 203kmとある。
Hoa Binhからの距離を示しているのだろう

080915-05s
港の直上流の橋。左に見える白い建物はプロジェクトの事務所

080915-03s
川港全景

080915-04s
川港望遠撮影。川砂を運んでいるのが分かる。
こんな川舟が走っていた。写真の船は何を運んでいたかは不明であるが秒速3mくらいの急流を全力で遡ってゆく。といってもこの橋から1kmも行かないところが終点である。

080830-01s.JPG

080830-02s.JPG

080830-03s.JPG
この船以外には、砂の運搬船がこのあたりに多数集まっているのを見る。
このソンラ水力プロジェクトの水車発電機は巨大であり、山岳部を貫通する道路での運送が困難なので、この川の水上輸送を利用することになるだろう。
この地域は交通が不便であったために、京族が移住してきたのはつい数十年前のことで、原住民の古い慣習がたくさん残されているようだ。

水上交通は道路がなかった太古の時代から利用されてきた。今では使われていないが、洪水などで航行ができなかったときには川沿いの道を利用したのだろう。

インドネシアのスマトラ島でも、同様に昔から河川交通が主体であった。そのためにその地名に島、岬、港などが大河川沿いにたくさん残されている。

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2008-09-15 作成
2008-09-19 写真追加

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