このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

宮城県の「丸森学」

第一講 丸森町ってどこにあるの

丸森町は、宮城県最南端に位置し福島県霊山町と梁川町と境を接している。と言っても良くわからないだろうから地図で示そう。

丸森町は1889年以前の丸森村、金山村、筆甫村、大内村、伊手村、小斎村、大蔵村、川張村、耕野村、舘山村、山田村、木沼村、松掛村、小田村が何度かにわたって合併を繰り返して1954年に形成されたものである。ただし小田村は1954年の町村合併の際に角田市に併合された。(wikipediaより)

丸森町の中心部に位置する旧丸森村は明治時代まで阿武隈川の河川交通の要衝であり川港として栄えたが、東北本線の開通と自動車交通の発達によって、その繁栄は過去のものになってしまった。現在の人口は約15000人である。

ここ十年間にわたり古い町並みを取り壊して都市計画が進んでいる。市街地の交通量も少なく昔のままの道路でも問題はなかろうと都市住人である筆者は考えるが、どんどん変革が進んで行ってしまっている。水田を埋め立てて直線道路を通したり、流行りの「スローライフ」には逆行しているようだ。

丸森町の中心部から離れた山間部の筆甫地区には都会からの移住民が住み始めている。丸森は人が良く空気がきれいなのが彼らの移住理由のようだ。
この町は夏は涼しいのだが、冬は相当に気温が下がるので、ミスターサマータイムである筆者は移住にはちょっと気後れしている。

昭和初期に阿武隈川にかけられたトラス橋の丸森橋は歴史の重みを感じさせる。


百々石(とどいし)公園から見た丸森橋 2011-04-30撮影


町をバイパスする国道113号線の新しい橋が建設中である。美しい橋である。2011-04-30撮影

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2011-05-04 作成

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