このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

超能力開発研究所
Supernaturalism

第二話 超能力訓練法

第二章 呼吸訓練法

1.   まずは準備です
1-1  練習のための環境つくり

呼吸法の訓練のためにはこのような環境が必要です。

  1. 人目に付かない場所を選ぶ。個室が最適ですが、朝晩の通勤電車の中は誰も他人を見ていないので穴場です。
  2. 静かな場所を選ぶ。小さな音で穏やかに自分の好みの音楽をかけるのが良い。マイケル・ジャクソンやマドンナなどのハードなロックをかけるのは止めておいた方が良い。
  3. 体を左右対称にできる場所を選ぶ。
  4. 風が強いと精神集中できないので、無風かそよ風程度の場所を選ぶ。
  5. 太陽光線に有害なものが混じっているので直射日光の下は避ける。
  6. 室温は、シャツ一枚で過ごせるくらいの、20〜25℃が良いでしょう。
  7. 楽な服装をする。
  8. 電子機器を遠ざける。テレビ、コンパクトディスクプレーヤーなど、電磁波を発生したり、高周波を発生する飛行機の中で使用を禁止されている電子機器を、少なくとも体から2メールは離す必要がある。

1-2 準備作業について
 正しく「氣」を受けるために、体をきれいにしておく必要があります。テレビやラジオの電波を正しく受信するためには、アンテナをきちんと整備しておくのとまったく同じ理由です。
 この手順で体をきれいにします。

  1. 電子機器を遠ざける。テレビ、コンパクトディスクプレーヤーなど、電磁波を発生したり、高周波を発生する飛行機の中で使用を禁止されている電子機器を、少なくとも体から2メールは離す必要がある。
  2. 腕の露出部分を流れる水で三回きれいに洗います。袖口から10cm上まで洗うことが必要です。袖なしを着ていた場合は肩から手先まで洗って下さい。
  3. 口を三回注ぎます。
  4. 鼻の穴から水を吸い込んで、鼻の穴の中を三回洗います。鼻の奥がツーンとしますが、すぐに感じなくなります。この方法は乾燥した冬に風邪を引かない方法としても有効です。
  5. 顔を三回洗います。額の生え際からあごまで洗います。
  6. 濡れた指で耳の穴の中をぬぐい、汚れを取り去ります。その指を洗って三回繰り返します。
  7. 濡れた手で首筋をぬぐい、耳の掃除と同じように三回繰り返します。
  8. 髪の毛が前に落ちて来ないように、撫で付けます。
  9. 足が熱く感じたら、足の指の間まで水できれいに洗います。
  10. お尻の排出孔(性器と肛門)を水できれいに洗います。
  11. 濡れている体はそのまま乾くのを待つか、乾いたきれいなタオルで水滴を取り去るだけにします。臭いタオルや濡れているタオルは使わないようにして下さい。

2. 姿勢について
 左右対称で楽な姿勢を取ることが重要です。練習が進めば、弥勒菩薩のように足を組むこともできるでしょうが、しばらくの間は体を左右対称にすることを主眼にしておいて下さい。
 また、背筋がしっかりと伸びていないと「氣」がうまく回りませんので、背筋をしっかり伸ばすことを忘れないようにして下さい。
 座っていても、立っていても、寝ていても練習はできますが、最も早く習熟するためには、椅子に腰掛けたり、座禅の時のような座りかた(結跏趺坐)が良いでしょう。

3.  「七秒呼吸法」を始めましょう

  1. まず呼吸の調整をします。数回吸って吐いて自分の最も楽な呼吸をして準備します。
  2. 約七秒間かけて息を鼻と口から半々にゆっくりと吸い込みます。毎日15分続けて三ケ月もやっているうちに、小鼻(鼻の横)がツンツンしてくるようになります。このツンツンがこの呼吸法では大事で、ツンツンになるような息の吸い込み方を覚えます。
  3. 吸い込んだ息を臍下丹田に押し込みま、約七秒間呼吸を止めます。息をするたびに臍下丹田が熱くなってくるのが正しい押し込みの方法です。臍下丹田が熱くなったら、息を吐き出す時にここに溜まったエネルギーを体中にぐるぐるまわすようにイメージします。
  4. 約七秒間で、口から息を吐き出します。最後はふっふっふぅーと、肺の中の空気を最後まで吐き出します。この時に、息を止めているあいだに集めた体中の疲労を吐き出すようにイメージします。

これを少なくとも五分間、繰り返します。最初のうちは息が続かなくなることがありますが、大丈夫です。もう一度「七秒呼吸法」をやり直して下さい。

何回かこの呼吸法を繰り返していくうちに、生あくびが出てくるとともに涙がぼろぼろ出てきます。これは、体内に溜まった疲労が炭酸ガスと水に変化したものですから、生あくびが出おわるまで、涙が枯れるまで「七秒呼吸法」を繰り返して下さい。
  「七秒呼吸法」を実行している間は、空気の出入りと、外気から取り込んだ「氣」が体内を回ることに集中して下さい。雑念が湧いたら、また集中して下さい。
  目は半眼(仏像のように少し開く)か閉じていてもかまいません。半眼にしている場合には、ある程度まで集中しますと視野がぐっと暗くなります。

入門編はここで終わりです。完全に習得するのには十数年かかりますが、数ヶ月続けるだけでもかなりのパワーを呼吸で大気から吸収することができるようになります。
このパワーは、超能力と呼ばれているものの原動力になる燃料であり、アニメ・ドラゴンボールでは「元気玉」と呼ばれているものの源です。この燃料を体内にしこたま溜め込んで、自分の「元気玉」を作れるようにしましょう。
 
 自分の元気玉をいつでも作れるようになっておくと、風邪気味の時などに大変役に立ちます。

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初校98/11/01
一訂98/11/07
二訂 98/11/17
改訂 2009/09/09
2016/01/02 表示修正

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