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超能力開発研究所 Supernaturalism |
第二話 超能力訓練法
第二章 呼吸訓練法
1. まずは準備です
1-1 練習のための環境つくり
呼吸法の訓練のためにはこのような環境が必要です。
1-2 準備作業について
正しく「氣」を受けるために、体をきれいにしておく必要があります。テレビやラジオの電波を正しく受信するためには、アンテナをきちんと整備しておくのとまったく同じ理由です。
この手順で体をきれいにします。
2. 姿勢について
左右対称で楽な姿勢を取ることが重要です。練習が進めば、弥勒菩薩のように足を組むこともできるでしょうが、しばらくの間は体を左右対称にすることを主眼にしておいて下さい。
また、背筋がしっかりと伸びていないと「氣」がうまく回りませんので、背筋をしっかり伸ばすことを忘れないようにして下さい。
座っていても、立っていても、寝ていても練習はできますが、最も早く習熟するためには、椅子に腰掛けたり、座禅の時のような座りかた(結跏趺坐)が良いでしょう。
3. 「七秒呼吸法」を始めましょう
これを少なくとも五分間、繰り返します。最初のうちは息が続かなくなることがありますが、大丈夫です。もう一度「七秒呼吸法」をやり直して下さい。
何回かこの呼吸法を繰り返していくうちに、生あくびが出てくるとともに涙がぼろぼろ出てきます。これは、体内に溜まった疲労が炭酸ガスと水に変化したものですから、生あくびが出おわるまで、涙が枯れるまで「七秒呼吸法」を繰り返して下さい。
「七秒呼吸法」を実行している間は、空気の出入りと、外気から取り込んだ「氣」が体内を回ることに集中して下さい。雑念が湧いたら、また集中して下さい。
目は半眼(仏像のように少し開く)か閉じていてもかまいません。半眼にしている場合には、ある程度まで集中しますと視野がぐっと暗くなります。
入門編はここで終わりです。完全に習得するのには十数年かかりますが、数ヶ月続けるだけでもかなりのパワーを呼吸で大気から吸収することができるようになります。
このパワーは、超能力と呼ばれているものの原動力になる燃料であり、アニメ・ドラゴンボールでは「元気玉」と呼ばれているものの源です。この燃料を体内にしこたま溜め込んで、自分の「元気玉」を作れるようにしましょう。
自分の元気玉をいつでも作れるようになっておくと、風邪気味の時などに大変役に立ちます。
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初校98/11/01
一訂98/11/07
二訂 98/11/17
改訂 2009/09/09
2016/01/02 表示修正
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