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超能力開発研究所 Supernaturalism |
第二話 超能力訓練法
第六章 第三の目訓練法
6.1 第三の目
「三つ目が通る」という手塚治虫の漫画がある。この漫画が少年雑誌に掲載されていた時に筆者すでにその読者年齢層を越えていたので、たまにどこかで見かけるだけで詳しいことは知らない。
三つ目の主人公である写楽君は額にいつもばんそうこうを貼り付けて額にある第三の目を隠している。この目を隠している限りはとても良い子なのだが、それが露出すると途端に写楽君は凶暴になるのである。
第三の目というのは手塚治虫も知っていたろうが、それを使うと凶暴になるというのは手塚の創作であろう。
さて、第一話の第六章に書いたように、脳の中の松果体が光の受容器になっている動物もいるとのことだから、人間の松果体が何かのエネルギーに感応することがあっても不思議ではない。
インド人が眉間によくつけている赤い印は第三の目の印であり、ニコンのサイトからお借りしてきた下の図のように、水平前方を見た場合にはその高さに松果体が位置するのである。
6.2 第三の目とチャクラ
また、チャクラをご存じだろう。瞑想やスピリチュアルなことが好きな方なら知っているはずだが、名前とその機能をまとめておこう。
チャクラの名称 | 各チャクラが対応する部位と働き | |||
⑦サハスラーラ 百会(頭頂) | 脳、霊性、直観、宇宙意識 自己を超越、超能力・超感覚、宇宙・神との一体感。 | |||
⑥アジーナ 眉間の少し上 | 目、神経系、直感、感覚、知恵 「第三の目」と言わる所。鋭敏な感覚、知性・精神の成熟。 | |||
⑤ヴィシュダ 喉仏の下 | 咽、甲状腺、副甲状腺、気管支 意思、知識、創造性、自己表現、判断力。 | |||
④アナハタ 両乳首の間 | 心臓、肺、循環器 喜怒哀楽の感情、信頼、慈愛、希望。 | |||
③マニプラ みぞおちとヘソの間 | 胃、肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、消化器 理性、個性、自我、不安、自信。 | |||
②スヴァディシュターナ 丹田(ヘソの下約10cm) | 生殖器、膀胱 感受性、情緒のバランス、物欲、性。 | |||
①ムーラダーラ 会陰(生殖器と肛門の間) | 腎臓、副腎、腸、骨格 生命力、パワー、情熱。 |
上の表で⑥のアジーナチャクラが解剖学的にもこの第三の目の位置に相当する。
この表を見るとチャクラの位置とホルモン腺の位置が重なっているのがわかる。
⑥のアジーナチャクラは脳松果体、⑤のヴィシュダチャクラは甲状腺、④のアナハタチャクラは胸腺、③のマニプラチャクラは肝臓などの内臓、②のスヴァンディシュターナチャクラは生殖腺であり、①のムーラダーラチャクラはどのホルモン腺だかわからない。
これ以外に頭部の上の空間と立った場合の足の下にもそれぞれ二つずつチャクラがあるという説がある。バリ式の寺院の建物の階層は合計11箇所のチャクラの数に相当しているとも言われている。下のブドゥグル寺院(Bedugel)の右側の建物は11段ある。
日本の三重塔や五重塔はこのチャクラを表しているとも言われている。
6.3 第三の目の訓練法
まず、手のひら訓練法に習熟したあと、手のひら応用法でいろいろな問題にあたってみる。
パワーストーンを顔の前を左右に動かして、目をつぶっていてもパワーストーン位置をあてられるように第三の目を訓練する。
さらに、手のひらで何かを感じた場所やものを見ながら眉間に精神を集中すると、脳に描かれるイメージのうち「その場所」の色が変わって見えたり、歪んで見えたり、ゆらゆら揺れて見えたりするようになるまで何度も訓練する。
このイメージがすぐに見えるようになるまで繰り返すことが必要である。
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初校 2009/09/09
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