このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
ロープウエイ観光からバスで移動して旧市街の散策を開始しました。
旧市街に入り戦争メモリアル館でユーゴ内戦の写真をみました。
1991年12月6日聖ニコラウスの祝日にユーゴ連邦軍から2000発もの攻撃を受け、
屋根の80%以上が破壊され、旧市街の300人以上の人が亡くなりました。
城壁を一周しましたが、今も傷跡を見ることができました。
とても悲惨な出来事です。
旧市街の入口近くに、ユーゴ軍による攻撃の被害状況を地図で説明していました。
旧市街を囲む約2kmの城壁を散策します。
スルジ山をバックにした旧市街を一望でき、オレンジ色の屋根の建物群がとてもキレイ。
アドリア海の眺め、大砲を備えた要塞もあり、戦争の傷跡も垣間見られ、アッという間の一周でした。
2011年10月14日〜10月22日の9日間、タイトルの3ヶ国を周遊してきました。
幸いお天気に恵まれ素晴らしい旅行をしてきました。
成田空港を発ち、フランクフルト空港を経由してオーストリアのグラーツに飛び、
スロベニアに入りました。
スロベニアではブレッド湖とポストイナ鍾乳洞を訪れました。
その後、クロアチアに入り、シベニク、トロギール、スプリット、ドブロヴニクを観光した後
ボスニアヘルツェゴビナに入りモスタルの観光 そしてクロアチアに戻りプリトヴィツェ湖群国立公園を観光しました。
バスで移動ですが、それぞれ場所が離れていて、移動総距離 1753kmでした。6時間の移動もあり、疲れましたが楽しい想い出に残る旅行でした。
順を追って写真日記で紹介していきます。
ディオクレティアヌス宮殿跡地
陸地と橋で繋がっている島「トロギール」は世界遺産に登録されている古都です。
石畳の路地が複雑に入り込み、大聖堂や教会が立ち並んでいます。
古都の散策後に野外マーケットで乾燥イチジクを買いました。
シベニクの街を造ったクレシミル4世像
↓
朝 宿泊地のオパティアを出発し、アドリア海沿いに走り、小さな漁港「シン」でカフェ休憩。
その後、高速道路をひた走りシベニクに着きます。
シベニクはアドリア海に面した小さな古都です。
旧市街地には狭い路地と石段、古い教会が点在しています。
ユリアン・アルプスを背景とする鏡のように澄んだブレッド湖は「アルプスの瞳」と呼ばれているそうです。
朝 湖を眺めたら、雪をかぶった山々を背景にブレッド島、ブレッド城が朝もやに包まれていました。
ブレッド島には粋な船頭さんの手漕ぎ船で渡ります。到着すると99段の階段をのぼり聖母マリア教会を観光します。
グルグールの像
秋のクロアチア・スロベニア・ボスニアヘルツェゴビナ3ヶ国周遊
小さな漁港「シン」
全長20kmに及ぶ巨大な鍾乳洞です。トロッコ列車で約3km入り、その後約2km鍾乳洞の中を歩きます。
トロッコ列車は屋根なしで、かなりのスピードで走り、頭上を鍾乳洞のかたまりが迫ります。怖い!
中は撮影禁止ですが、フラッシュなしの隠し撮りをしました。でも、やはりろくな写真撮れませんでした。
鍾乳洞中は8℃だそうですが、観光客の人息で寒くはありませんでした。
7−5.夕日と船からの眺め
7−4.城壁散策
旧市街にはピレ門から入ります。門を入ると旧市街の全体地図があり、見学経路を確認します。
前述の戦争メモリアル館を見て、大聖堂を見て、海の門から旧港へ出ます。
城壁から
アドリア海のパノラマ
ドブロヴニク旧市街
民家の屋根
ロープウエイの駅
戦争メモリアル館内の写真
被害地図
洒落た屋根の飾り
鐘楼からの展望
聖ロヴロ大聖堂
入口の橋
全体像
宿舎から夕日のトロギール
アドリア海に面したシベニク
朝もやのブレッド島
成田国際空港を飛び立ち、窮屈なエコノミーの座席になんと11時間30分!乗り継ぎのフランクフルトに着きました。
飛行機の窓からはアラスカの氷の大地が観ることができました。
そしてフランクフルトに近づくとぽっかり雲が大地をおおっていてとても気持ちが良い。
この雲を下から見たら面白いだろうな、と思っていたら、着陸です。
フランクフルト空港で1時間過ごし、オーストリアのグラーツに向かいます。
みぞれが降ってきたました
モスタル観光後、再びクロアチアに入りブリトヴィッツェ湖群国立公園に向かいます。
延々335kmのバス旅です。6時間かけてブリトヴィッツェ湖群国立公園のホテルに到着です。
モスタルを発つあたりから雲が多くなり明日の観光が気になりました。
ブリトヴィッツェ湖群国立公園は16の湖と無数の滝が織り成す美しい水風景が広がる湖群です。
でも朝から曇空で一抹の不安のなか、出発です。
首都ザグレブは雪だという情報に合羽と傘が取り出せるよう準備しました。
紅葉が進み、気持ち良く遊歩道を歩きました。一通り歩いて後2時間というところで雨が降り出し、
途端に寒くなってきました。合羽を羽織り傘をさし、とても写真どころの心の余裕はなくなりました。
雨の遊覧船に乗り岸に着いて、レストランに着いた時にはみぞれになっていました。
でも、全行程の最後の日を除いて、天気に恵まれとても良い旅でした。
最後の日もそれなりに思い出深い旅になりました。
銃弾の痕
復元中の石橋
破壊された石橋
ドブロクヴニクを発ち、ボスニア・ヘルツェゴビナに入ります。途中のネウムでショッピングの後、
ネトレヴァ川沿いに走り、首都モスタルに入ります。
町のシンボルである石橋(スタリ・モスト)は世界遺産に登録されています。
石橋はボスニア紛争で破壊されましたが、2004年に復元されました。
でも、町から少し外れると紛争の後を見ることができます。
アドリア海の夕焼け
夕方の旧市街展望
スルジ山と旧市街
旧港を出港
旧港から観光船に乗り、海から城壁に囲まれた旧市街を観ました。
夕方、ホテルに帰る途中、スルジ山とは別の高台から旧市街を観ることができました。
そしてホテルに着いて、海岸がらのアドリア海の夕日がとても綺麗でした。
7−3.旧市街地
今も残る傷跡
7−2.ユーゴ内戦の傷跡
7−1.スルジ山からの眺め
ドブロヴニク旧市街を見下ろすスルジ山(412m)にロープウエイでのぼりました。
このロープウエイは1991年のユーゴ内戦の爆撃で破壊され、昨年7月に19年ぶりに再開したものです。
ロープウエイ乗り場は、クロアチア特有のブーラ(山から吹き降ろす北風)が寒かったけど、ガイドさんが
しばらく経つと止むでしょう、との言葉通りロープウエイに乗る頃には止んでいました。
ロープウエイからの景色、それと山頂からアドリア海のパノラマを楽しみました。
紺碧のアドリア海に突き出た美しいドブロヴニクの旧市街は、今回の旅行で一番楽しみにしていた観光地です。
中世の面影を残す旧市街は世界遺産に登録されていて、「アドリア海の真珠」と呼ばれています。
写真が多いので細切れ掲載します。
港の風景
アドリア海沿岸の町でクロアチア第2の都市「スプリット」は世界遺産に登録されています。
ローマ時代のディオクレティアヌス宮殿跡地を見学します。
大聖堂の鐘楼からは360度の展望ができ、沖合い、そして港には多くの豪華クルーズ船が停泊していました。
大聖堂の内部
聖ヤコブ大聖堂
狭い路地
9.プリトヴィッツェ湖群国立公園 →
建物の中から入場です
ブレッド城
鍾乳石たち
トロッコ列車
教会内部
99段の階段
手漕ぎボートで
フランクフルトの雲
アラスカの氷の大地
7.ドブロヴニク →
8.モスタル →
5.トロギール →
4.シンとシベニク →
3.ポストイナ鍾乳洞 →
2.ブレッド湖 →
1.旅の始まり →
6.スプリット →
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