このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

コペンハーゲンからノルウェーのオスロまでは大型客船DFDSシーウェイズを利用しました。

デンマークは童話作家アンデルセンを生んだ北欧南端のおとぎの国で、グリーンランドを含め500以上の
島々からなり、緑豊かな農業地帯です。
日本の約6倍の面積ですが、人口は面積の割には少なく、国民の88%がプロテスタント、言語は
デンマーク語です(多くの人は英語を話します)。
首都コペンハーゲンは商人の港で、オランダルネサンス様式の歴史的建造物が残された美しい街です。
ニューハウンは、17世紀に新しい港として造られ、カラフルな建造物が立ち並びボートが運河に浮かぶ
絶景のスポットです。チャーチル公園の運河沿いに人魚姫の像があります。

6月末に高校生の卒業式がありました。日本と違い卒業試験はかなり難しいそうです。
そのためか、卒業式は化粧をしたバスやトラックで集団で移動をします。
卒業記念パーティはとても日本では考えられない行動で、男女ともビールやワインを飲んで奇声を
あげたり、噴水の水たまりに浸かり騒いだり、とても楽しそうです。
学生たちは卒業した年には進学せず、1〜2年はアルバイトでお金を貯めるそうです。
18歳以上になると自立し、大学進学後ても両親から援助を受けることはありません。感心、感心!

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ヘルシンキ大聖堂はカルル・エンゲル設計により1852年に建てられ、元老院広場を見下ろすよう堂々と
そびえ、広場にはアレキサンドル2世の像が立ち、市民の憩いの場となっています。

テベリアウキオ教会はコンペティションにより設計され床岩を切り出し1969年に完成、屋根はドーム型で
音響効果も抜群でコンサート会場にも使用されています。
国会議事堂はシレーン設計によって1930年に建設された高さ17mもある14本の円柱は見事です。

「夏の北欧8日間の旅」旅日記

ベンゲル市内のブリッゲン地域には13〜16世紀に、港に面して壁の様に並ぶ木造3階建住宅が
建てられられ、一帯はドイツのハンザ商人の家や事務所として利用されてきました。
現在は隠れたショップや手芸工房もあり、ユネスコの世界文化遺産に指定されています。
魚市場には鮭を中心として、多くの魚介類や加工品が並んでいました。

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ノルウエーはフィヨルドと氷河が生み出した美しい大自然の国です。
フロム山岳鉄道やラウル鉄道の景観はとても見事です。
面積は日本とほぼ同じで、約490万人が住んでいます。
宗教はデンマークと同じくプロテスタント、言語はノルウエー語ですが、ここも多くの人が英語を話します。
首都オスロは1048年ヴァイキング王ハーラルによって築かれた街です。
主食はジャガイモ、ライ麦パン、ブルーベリージャム、魚介類・・・
国立美術館はノルウエー最大の美術館。表現主義の巨匠エドワルド・ムンク(1863〜1944年)の
代表作マドンナや叫びが展示されています。
フログネル公園には彫刻家グスタフ・ヴィーゲランの作品200点が展示。人間の塔は制作に13年の
歳月を要しました。

スイスアルプス旅行で一緒になり、その後もおつきあいしている滝田さんご夫妻が2012年6月から7月
にかけて北欧を旅してきました。その時の旅日記を頂きましたので一挙掲載いたします。
北欧と言えば寒くて暗いイメージを持っていましたが、旅日記を観させていただき、一度行ってみたいな、
という気持ちに変わりました。

シベリウス公園のパイプのモニュメントとシベリウスの肖像

フィンランド

王宮

ストックホルム市庁舎とノーベル賞受賞式会場

ファアールガータン展望台

スウエーデン

以下、滝田さんの旅日記です。

スオメンリンナ島は4島からなり、フィンランド南海岸を守る要塞として築かれ、スウエ—デン・ロシア戦争、
クリミア戦争・フィンランド国内戦争で重要な舞台となりましたが、今では海をにらむ大砲や砲台、
博物館等があり、美しい公園として世界遺産に登録されています。

フィンランドは2/3が森林で1/3が北極圏に約18万もの湖があり自然に恵まれた国で、サウナや
キシリトール発祥の地です。
面積は34万k㎡と日本より僅かに小さい面積で、約540万人が住み、岩盤や大地を耕し僅かのすき間に
農地を作ったり木や植物が植えられています。
宗教は他の国と同じくプロテスタント、言語はフィンランド語、スウエ—デン語ですが多くは英語は話します。
北部は冬にオーロラが見られ、フィンランド南西部は、トーヴェ・ヤンソン原作のムーミンの世界としても
有名です。
ヘルシンキはバルト海の乙女と呼ばれる美しい街です。
1812年ロシア皇帝アレクサンドル1世がトゥルクよりピエタリに遷都。それ以来首都として貿易港として
栄えてきました。建物や街並みにはロシアとスウエ—デン統治の名残があります。
シベリウス公園には1967年にエイラ・ヒルトウネンが製作したステンレスパイプのモニュメントと
シベリウス(1865〜1957年)を記念したオブジェがあります。
ウスベンスキー寺院は赤レンガ造りで、1868年に北欧最大のロシア正教会として建てられました。
アカデミア書店はフィンランドの写真集・童話、絵本、実用書を扱うお店で、映画・かもめ食堂のサチエと
ミドリが出会う場面として冒頭に登場しJます。
トラムはグリーンと黄色のツートンカラーの2両連結車両で庶民の足として活躍しています。

ストックホルムからフィンランドのヘルシンキへはフィンランド航空で移動

スウエ—デンは豊かな森林と湖沼に恵まれ、高水準の福祉国家です。
ダイナマイトの発明家アルフレッド・ノーベルの遺志により1895年にノーベル賞が設立されました。
面積は45万K㎡と日本の1.2倍の面積で、約940万人が住んでいます。
宗教はデンマーク、ノルウエ—と同じくプロテスタント、言語はスウエ—デン語、フィンランド語ですが、ここも
多くの人が英語を話します。
ストックホルムはメラーレン湖に浮かぶ14の島、郊外を入れると2万4千の島からなる森と湖の都です。
ファアールガータン展望台から、湾を隔てて眺めるガムラ・スタンの景色はすばらしく、ガムラ・スタンの
中には王宮、大聖堂、リッダーホルム教会、ノーベル博物館などがあります。
王宮は13世紀に建設されましたが1697年の火災で全焼し、1754年に再建され王室の居城として
使われてきました。1981年郊外のドロットニングホルム宮殿に移っております。
大広間
は1520年、デンマークのクリスチャン2世によりヴァ—サ王の父を含む90人余りの貴族が断頭刑
に処罰された地ではありますが、証券取引所の最上階で毎年ノーベル文学賞の選考を行っています。

魚市場

ブリッゲン地域

ロイヤルファミリーの居城
   (アメリエンボー宮殿)

ニューハウン

旅行中の気象:午後11時過ぎまで明るく、朝は3時ごろには散歩ができる程度の明るさで一日がかなり
長く感じられます。
最高気温はデンマーク・スウェ—デン・フィンランドは22〜25℃と過ごしやすい気温で、
ノルウエーは少し涼しくて15〜17℃程度でした。

ヘルシンキ大聖堂と元老院広場

テンペリアウキオ教会

国会議事堂

スオメンリンナ島の要塞

アカデミア書店と地元の足として活躍のトラム

大広間

ブリッゲンからスウエーデンのストックホルムへはフィンランド航空で移動

ハイライトのショースの滝と妖精

フロム山岳鉄道

ソグネフィヨルド

ソグネフィヨルドにはランダールからグドヴァンゲンを経由していきますが、ヨーロッパ最長24.5kmの
マウルラントンネル(青函トンネルの約半分)を通ります。
ソグネフィヨルドクルーズは長さ204km、最深部約1300mにも達する世界最大級の絶景を楽しみました。
フロム山岳鉄道は標高差864mの急勾配を走る山岳鉄道。雄大な峡谷や滝など息をのむような絶景が
続きます。ショースの滝は落差93mで巨大な瀑布と妖精(女性)を間近に見られます。

人間の塔

フログネル公園

国立美術館

北海クルーズ船

オスロ港の大型客船

ノルウェー

高校生の卒業記念パーティ

人魚姫の像

デンマーク

ウスベンスキー寺院

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