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プラハ--02・旧市街地    (プラハ市・チェコ)






プラハ--02・旧市街地    (プラハ市・チェコ) 

中世の雰囲気がある観光客にプラハの旧市街広場を中心に紹介します。、



概要 (2017年 1月)
プラハに行くと中世の雰囲気がそのまま残っているという話をよく耳にしました。例えばモーツアルトの映画の撮影の多くはこのプラハをウィーンに見立てて撮影している等と聞きます。14世紀には神聖ローマ帝国の王都として欧州の中心都市として栄え、1400年頃にはパリ、ベネチアと並ぶ欧州の大都会でした。王都として急速に発展し現在の旧市街地が出来たのだと思います。その後17世紀になると三十年戦争で疲弊し、王都がウィーンに移りプラハは衰退、その後はハプスブルク、ソビエト等に支配され近代化が遅れた事もありこの旧市街地が栄華の時代そのままに残ったのでしょう。世界の美しい都市ランキングでも常に上位に顔を出しますがこのような歴史都市としては一番なのかも知れません、ヨーロッパを感じる事が出来る街だと思います。

旧市街地は入り組んだ狭い路地がほとんどで曲がりくねっており狭い地域なのですがなかなか思い通りに目的地に行けません、その中にあって旧市街地広場は大きなスペースを教会、旧市庁舎等が囲みほっと出来るスペースになっています。道に迷った時にはここを基点として行くと大体目的地に辿り着くことが出来ます。確かにこの広場、雰囲気は中世そのもので世界遺産というのも納得です。何時でも多くの市民、観光客で賑わっています。



旧市街地広場 (2017年 1月)
旧市街地の中央に位置する広場で多くの人で賑わっています、シーズンオフでこれだけの人出ですので、多分夏の観光シーズンは人で一杯になるのでしょう、観光化が進んでいるので本物なのですが、テーマパークはこのような場所の真似なのですが、何となくテーマパークのような感じになっています。ただしここには多くの歴史が積み重なっており、外見の穏やかな雰囲気とは異なる凄惨な出来事も多くあったようです。



広場は大道芸や音楽家が一杯いて、賑やかです。



(写真:旧市街地広場-01)

ちゃぼんだまを売っている人が居て写真に写っていました。



(写真:旧市街地広場-02)



(写真:旧市街地広場-03・ティーン教会)

右側の石の鐘の家は13世紀末から14世紀初めに建てられたかつてのボヘミア王室の宮殿、 カレル4世の母、プシェミスル家のエリシュカ のために建てられたもの、カレル4世のプラハ再生のスタート地点、元々はゴシック様式の建物でしたがネオ・バロック様式に改築されたのですが、元のゴシック様式に戻す事に決定し1988年、共産主義崩壊の前年に完成したそうです。



(写真:旧市街地広場-04・ゴルツ・キンスキー宮殿・石の鐘の家)



(写真:旧市街地広場-05)



(写真:旧市街地広場-06)

ヤン・フス(1369-1415)はボヘミア人でマルティン・ルターよりも丸1世紀前に生きた教会の改革者で、カリル大学の学長でした。免罪符の販売に反対し、土地の言葉で福音を宣べ伝えるよう呼び掛け、聖体拝領(パンだけでなくぶどう酒でも行う「二種」聖餐)を奨励し、聖職者たちの職制や聖職者の特権の徹底的な再編を求めたプロテスタントの先駆けのような人でした。コンスタンツ公会議で異端とされ火刑に処されました。

このフス像は、チェコ民族運動の象徴であり、フスの火刑後500年目にあたる1915年7月6日に除幕式が行われました。第一次世界大戦 (1914-1918) のさなかであり、ハプスブルク家によるボヘミア王国の統治が終焉を迎える 1918年の、わずか3年前のことでした。



(写真:旧市街地広場-07・ヤン・フス像)



(写真:旧市街地広場-08)

この聖ミクラーシュ教会、英語的には聖ニコラス教会となりますがプラハの旧市街地エリアで最も古い教会の一つなのだそうです。1620年の白山の戦いでハプスブルク皇帝側がフス派に勝利すると、ハプスブルクの皇帝の権力と同盟した反宗教改革によって、フス派をはじめとするプロテスタントは弾圧されベネディクト会の所有となり修道院が建てられました。第一次世界大戦が終結しハプスブルク家によるボヘミア王国の統治が終わり1918年にチェコスロバキアが独立、カトリック教会から独立した新しい教会を、この聖ミクラーシュ教会の中に創設することを宣言し、1971年には、「チェコスロバキア・フス派教会」を名乗り、現在に至っているのだそうです、ただ現在ではフス派は余り大きな勢力では無いようです。



(写真:旧市街地広場-09・聖ミクラーシュ教会)



(写真:旧市街地広場-10)



(写真:旧市街地広場-11)

旧市庁舎の天文時計が作成されたのは1410年ヤン・フスが処刑される5年前ですね、カレル大学の教授をつとめた数学者、天文学者、ヤン・シンデル の計算に基づき、時計職人カダンのミクラシュによって作成されたといわれています。上の天文時計は、「プラネタリウム」。 天動説に基づき、地球を中心として、太陽、月、天体の運行するのを示しつつ、また、時刻、年月日までを示しながら、一年かけて一周するという、むちゃくちゃ複雑なものなのだそうです、日の出から日没までの時間まで測定される仕組みになっている、世界唯一の時計なのだそうです。



(写真:旧市街地広場-12・旧市庁舎の天文時計-01)



(写真:旧市街地広場-13・旧市庁舎の天文時計-02)



(写真:旧市街地広場-14・旧市庁舎の天文時計-03)



(写真:旧市街地広場-15)



(写真:旧市街地広場-16)



(写真:旧市街地広場-17)

広場には音楽などのパフォーマンスを行う人がいました。人気を集めていたのは全身金色に塗り全く動かないで銅像のようにみせるパフォーマンスでした。



(写真:旧市街地広場-18)



(写真:旧市街地広場-19)

警察が警戒にあたっていますが、面白いのは地図が貼ってあり、道案内にもなっている事ですね。



(写真:旧市街地広場-20)

奥の方には屋台が並んでいました。



(写真:旧市街地広場-21)

広場の一角に色とりどりの傘を持っている人がいました。何でも無料観光ガイドの皆さんなのだそうで、出来る言語の国旗を傘に描いています。英語、イタリア語、スペイン語など色々な人がいました、さすがに日本語、中国語などアジアの言語の方はいませんでした。



(写真:旧市街地広場-22)



(写真:ティーン教会入口)

ツアー案内所があります。



(写真:ツアー案内)

時計台の横には旅行者用のインフォメーションセンターがあります。



(写真:インフォメーション・センター)



(写真:インフォメーション・センター内部)




旧市街地 (2017年 1月)
旧市街は、1232年にヴァーツラフ2世によって創設されたのだそうで、1253年にはその町を囲む城壁が作られ、大勢の手工業者がドイツ等からプラハへ寄せ集められ1338年には、市民は王様から自治権を与えられ、市庁舎の建設を許されました。現在は世界遺産に指定されています。



(写真:旧市街地-01)



(写真:旧市街地-02)



(写真:旧市街地-03)



(写真:旧市街地-04)



(写真:旧市街地-05)



(写真:旧市街地-06)



(写真:旧市街地-07)



(写真:旧市街地-08)



(写真:旧市街地-09)



(写真:旧市街地-10)



(写真:旧市街地-11)



(写真:旧市街地-12)



(写真:旧市街地-13)



(写真:旧市街地-14)



(写真:旧市街地-15)



(写真:旧市街地-16)



(写真:旧市街地-17)



(写真:旧市街地-18)



(写真:旧市街地-19)



(写真:旧市街地-20)



(写真:旧市街地-21)



民芸品・お土産店マーケット (2017年 1月)
バウェルスカー通りには民芸品・お土産店のマーケットがあります。ボヘミアングラスやマリオネット、革製品、木製の玩具、アンティークチックな時計や、プラハの街並みを描いたキーホルダーなどがずらりと並んでいます、さすが観光都市プラハですね。






(写真:マーケット-01)



(写真:マーケット-02)



(写真:マーケット-03)



(写真:マーケット-04)



(写真:マーケット-05)



(写真:マーケット-06)



(写真:マーケット-07)



(写真:マーケット-08)



(写真:マーケット-09)



(写真:マーケット-10)



(写真:マーケット-11)

マーケットの横はアーケードとなっています。雰囲気が良いですね。



(写真:アーケード-01)



(写真:アーケード-02)



(写真:夕方のマーケット-01)



(写真:夕方のマーケット-02)



夜の旧市街地 (2017年 1月)
冬の夜プラハ旧市街を散策していますとタイムスリップで中世に行ったような錯覚になります。照明さえ工夫すれば確かに映画などのロケ地としては最適なのでしょうね。



(写真:夜の旧市街地-01)



(写真:夜の旧市街地-02)



(写真:夜の旧市街地-03)



(写真:夜の旧市街地-04)



(写真:夜の旧市街地-05)



(写真:夜の旧市街地-06)



(写真:夜の旧市街地-07)



(写真:夜の旧市街地-08)



(写真:夜の旧市街地-09)

遠くから見ても不思議に緑に輝くリンタクを見つけました。



(写真:夜の旧市街地-10)





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