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富士山ツーリング2012〜スバルラインで五合目へ
2012年6月23日
2009年6月以来3年ぶり2度目の富士スバルライン自転車ツーリングの記録
自転車で日帰りツーリングに出かけようと思うが、もう6月も下旬。暑い中を走るのは気が進まない。ならば、暑くないところへ行けばいい、ということで、真っ先に思い浮かんだのが富士山五合目。前回チャレンジした時、予想ほど辛くはなかったので(途中で2回も脚が攣ったけど…)、これなら年に一度ぐらい登ってもいいかな、と思った。あれから3年経ってしまったが、寒いぐらいの涼しさを求めて、また富士スバルラインを走ってくることにした。
天気予報によれば、梅雨の中休みで行楽日和という6月23日、土曜日。5時過ぎに自宅を出て、分解・袋詰めした愛車を担いで電車を乗り継ぎ、標高857メートルの河口湖駅に着き、駅前で自転車を組み立てて走りだしたのが、8時55分。好天の予報に反して天気は曇りで、富士山の姿はまったく見えない。
まずは駅前から西に200メートルほど行った七軒町の交差点角にあるセブンイレブンで食料や水などを買う。この先、スバルラインでは標高2,020メートルの大沢駐車場まで補給はできない。
改めて走りだし、交差点を南に向かう。ここがスバルラインの正式な起点で、ここから終点の五合目まで29.5キロである。平均勾配は5パーセント、最大で8パーセント。驚くような急坂はないが、とにかく長い。
ヒヨドリやカワラヒワの声を聞きながら1.5キロ走り、国道139号線の交差点を過ぎると、ここからが本格的な登山道路となる。ゲートに「スバルライン全線営業中」の電光表示。そういえば、4日前(19日)に、関東地方を台風4号が通過して各地で土砂災害が発生したが、スバルラインが通れるかどうか確認せずに来てしまった。不通でなくてよかった。
(ここがスバルラインの実質的なスタート地点)
アカマツの林の間をまっすぐに上っていく。
スバルラインはこの序盤が比較的勾配も急で、しかも、それがどこまでも続くのが見えているため、気合い不足だと、もうこの辺で「登るの、やーめた」ということになりかねない。晴れていれば見えるはずの富士山も全然見えないし、景色がいいわけでもない。ただひたすら忍耐の道だ。
通り過ぎるクルマや観光バス、バイクの人たちからすれば、一体何が楽しくて自転車なんかで上るのか、というところだろう。うーん、何が楽しいんだろう? なんか楽しいのだ。実際、一度自転車で上ってしまうと、もうそれ以外の手段で上るなんて考えられない気がする。もちろん、車ならラクなのは分かるけれど、自分の目で見たり、全身で感じたりできるものは、ずっと少ない。それはやっぱりつまらない。まぁ、それを言うなら、歩いて登るのが一番なんだろうけれど。
とにかく、エッチラオッチラとペダルを踏む。
前回はここでエゾハルゼミが鳴いていたが、今日は聞こえない。野鳥ではヒガラやシジュウカラ、コゲラなどの声がする。
やがて、メロディーポイントとかいう、法定速度の時速50キロで走行するとタイヤと路面に切られた溝との摩擦によりメロディが流れるという区間があった。走り過ぎるクルマが奏でるのは「あたまを雲の上に出し〜♪」というお馴染みの童謡「ふじの山」。もちろん、自転車が上り坂で50キロも出せるわけがないから、ここだけはクルマの方が楽しそうだ。こんなのは前回はなかったな、と思い、あとで調べてみたら、2009年7月に設置されたそうだ。ということは、前回僕が走った翌月にできたのだった。
さて、ゲートから4.5キロほどで料金所。この先は自転車も有料だ。トイレがあったので立ち寄り、ついでに顔を洗って、汗をぬぐう。そんなに暑いとは思わないが、汗だくだ。
クルマや観光バスの列を見送ってから、往復の通行料金200円を払う。通行券が前回は富士山の写真入りだったが、ただのレシートに変わっていた。味気ない。とにかく、お金を払うことで、もう途中で引き返したりせず、絶対五合目まで行くぞ、という気持ちにはなる。
(料金所)
料金所を過ぎると、ちょっと坂が急になる。驚くほどの坂ではないが、相変わらずほとんど真っすぐで、坂が延々と続いているのがよく分かり、覚悟の程を試される区間だ。
いきなりメゲそうになるが、出発前に菓子パンを1個食べただけで、腹が減ったので、先ほどコンビニで買ったおにぎりを1個食べる。エネルギーを補給して、改めて出発。
ところで、前回はスバルラインの起点からの距離標が100メートルごとにあり、さらに500メートルごとに距離と勾配と標高の標示があった。それらがいつのまにか撤去され、かわりに新しい距離標が設置されている。いますぐそばにあるのは「23.3」の数字。これは起点からの距離ではなく、五合目の終点までの距離なのだろう。全区間が29.5キロだから、七軒町の起点から6.2キロ走ったことになる。そして、この先、数字が100メートル進むごとに0.1ずつ減っていくわけだ。
(あと23.3キロ)
また、1キロごとに「五合目まで○○キロ」の標柱が建てられていることも分かった。こちらには勾配も併記され、あと23キロの地点では6.2パーセントだった。その先には「動物注意」の標識。前回は実際に下りでシカを目撃したから、また出てくるかもしれない。
(あと23キロ地点。全線「動物注意」)
とにかく、急ぐ必要はないので、時速10キロを少し超える程度のスピードで坦々と行く。時々、真っ黒な排気ガスを吐き散らしながら観光バスが追い抜いていく。鼻と口を押さえて、やり過ごす。ほとんど犯罪的だ。
(毒ガス攻撃に閉口)
あたりの森からは絶えず野鳥たちの声が耳に届く。ヒガラやキビタキ、コルリ、ヤブサメなどの声が聞き分けられた。前回同様、コルリが多い。
料金所から2.8キロ走って、10時に「一合目下」の駐車場。標高1,291メートル。ここには冬の積雪の重みで倒れたらしく、ガードレールにもたれて直角に折れ曲がりながらも、なお立ち直って天に向かって伸びる白樺があった。まだ元気かな、と思ったら、古いガードレールが撤去され、新しい柵が場所を移して設置されていて、白樺は支えを失った形で、それでも健気に頑張っていた。
(一合目下駐車場。標高1,291m)
(一合目下駐車場の白樺。左が2009年6月、右が今回)
一合目下駐車場から2.3キロほどでようやく一合目。10時15分。標高は1,405メートル。まだ一合目だが、河口湖からはもう550メートル近く上ってきたことになる。五合目の標高が2,305メートルだから残りの標高差はちょうど900メートルだ。
(一合目。標高1,405m)
ところで、野鳥の声に耳を傾けたり、道端に咲く花に視線を配ったりしながら、山の雰囲気を楽しみつつ走っているわけだが、咲いている花に関していうと、小さな白い花ばかりが目につく。ヘビイチゴに似ているが、普通のヘビイチゴは黄色い花だ。これはシロバナヘビイチゴというらしい。自転車でも普通は気に留めないような小さな存在だが、一応写真に撮っておく。この先もほぼ全区間にわたってたくさん咲いているのだった。
(シロバナヘビイチゴ)
一合目をあとにさらに上る。ここで今日初めてミソサザイの声が聞こえてきた。僕が日本の野鳥の中でも最高の歌い手と考えている小鳥だ。そのさえずりはあまりに複雑で長いので文字化は不可能。
また、キビタキも道路のすぐそばでやわらかなさえずりを聞かせていて、しばらく自転車を停めて、姿を探したが、見つけ出すことはできなかった。
一合目から3.4キロ、10時40分に二合目。標高1,596メートル。
(少し霧が出てきた二合目手前と二合目、1,596m)
早くも右のふくらはぎに張りを覚える。前回に比べて症状の出るのが早い。なるべく脚に力を入れず、ぐいぐい踏み込むというよりは、ペダルをくるくる回す感覚で、ゆっくり行こう。もちろん、ギアは一番軽くしてある。平地だとほとんど空回りに近い感覚だが、ここではちょうどよい踏み心地。以前は一番軽いギアは本当の最後の手段と考えて、もう限界だと思うまでなるべく使わないようにしていたが、むしろ最初から一番軽いギアを使うのが正解みたいだ。それであまりに軽すぎるようなら、少し重くする。
ところで、先ほどから、時折、霧が流れるようになってきた。周囲の林が白く霞んだかと思うと、また霧は消えて深緑がはっきりしてくる。前回は確か三合目あたりで雲の上に出て、青空が広がったが、今日のほうが天気はすっきりしないようだ。五合目までずっと曇りのままかもしれないし、もっと悪天候になるかもしれない。いま自分は富士山にいるのに、今日は山頂は一度も見えずに終わるかもしれないな、と思うが、それでも、まぁ、仕方がない。山登りというのはそういうものだ。
アカハラやキクイタダキ、それにオオルリの声も今日初めて聞いて、二合目から1.5キロで樹海台。標高1,663メートルで、初めて下界の展望が開けるが、今日はほとんど何も見えない。
しばらく休憩している間にロードバイクのサイクリストが数人、走り過ぎていったが、前回に比べて今日は自転車が少ない気がする。
(晴れていれば河口湖などが見える樹海台)
樹海台を過ぎて、ウグイスやアカハラ、ミソサザイ、ヒガラなどにまじって亜高山帯の鳥、メボソムシクイの「チュリチョリチュリチョリ…」という声が聞こえてきた。だいぶ上ってきたな、という気分になる。
二合目から3.8キロで三合目、11時15分。標高1,786メートル。
相変わらず霧が出たり、消えたりだが、晴れる気配はまるでない。
(木々が白く霞む三合目手前と三合目、1,786m)
三合目を過ぎても、霧が晴れるどころか、ますます景色が霞んできた。対向車はみなヘッドライトをつけて下ってくる。この分だと、やはり山の上も天気は悪そうだ。でも、期待通りに涼しいのは助かる。
だんだんバテてきた。道端に咲く花やキノコを見つけては写真を撮るが、本当はただ休みたいだけだったりする。
(左・イチヤクソウと右・アミガサダケ)
(どんどん天気が悪くなる)
11時27分に五合目まで10キロのポイントを通過。勾配6.0パーセント。
脚の張りも一応おさまって、適当に休みながら行けば、なんとか五合目まで到達できそうだ。
(あと10キロ)
標高も2,000メートルが近づいて、コマドリやツツドリ、ルリビタキの声が耳に届くようになった。特にルリビタキが多いようだ。この声を聞くのは、2000年の夏に北海道の国道最高地点・三国峠を自転車で越えた時以来だろうか。メボソムシクイも相変わらずさえずっているし、ほかにも知らない声が色々聞こえる。
(標高2,020mの大沢駐車場)
だいぶペースダウンして、正午前にようやく2,020メートルの大沢駐車場に到着。三合目から4.6キロなのに、40分以上かかっている。かなり情けないペースだが、まぁ、いい。ここでまたしばらく休憩。クルマで来ている老婦人2人連れに「ここまで自転車で来たの?」と呆れられた。
大沢は富士山の西側斜面に位置し、晴れていれば南アルプスなどが望まれる展望地だが、相変わらず見晴らしはきかない。富士山頂も見えない。
ここには飲み物の自動販売機(500mlのペットボトルが180円)のほか、売店があるが、今日は閉まっていた。ベンチやテーブルもあるので、昼食のおにぎりを食べる。
さて、あとひと踏ん張りだ。20分ほどの休憩のおかげで元気が回復した。
大沢駐車場をあとに500メートルも走れば、四合目だ。標高2,045メートル。空はまだ曇ったままだが、いくらか明るくなってきた。
(四合目、標高2,045m)
四合目を過ぎて、しばらく行くと、左手の草地にシカ1頭がいた。でも、向こうが先に僕に気づいて、ピョンピョンと林の中に姿を消してしまった。メスだった。
また、出てくるのではないか、ほかにも近くにいるのではないか、としばらく自転車を停めて待ってみたが、もうシカの気配は感じられないので、諦めて走りだす。
さらに少し行くと、ガーガーと濁った声。今度は高山に暮らすカラスの仲間、ホシガラスだ。すぐ近くに何羽かいる。どうやら、巣立ったばかりの幼鳥らしい。林の中で木々の間をあっちへこっちへと飛び移っている。10分ぐらい見物。
自転車でスバルラインを走る人の多くは、タイムを意識して、ひたすらペダルを踏み続けるタイプが多いようだが、あちこちでこういうタイムロスをするのが僕のスタイルなのだ。その分、休めるし…。
(ホシガラス。左の写真はたぶん幼鳥)
今日は富士山頂は見えないものと諦めていたら、あと5.1キロ地点の左カーブで、いきなりドーンと姿を現した。おおっ! けっこう感動。
(いきなり、どーんと山頂が見えた)
さらにしばらく行くと、木のてっぺんでさえずる小鳥がいた。歌の下手なミソサザイみたいな鳴き方。とりあえず写真を撮って、あとで調べたら、どうやらカヤクグリという鳥らしかった。イワヒバリの仲間で、繁殖期は高山で過ごし、冬には山麓や暖地に移動する日本の固有種だそうだ。
(カヤクグリ?)
まもなく奥庭入口。前回は散策しようと歩き始めて、途中でやめたのだが、今日は歩いてみることにした。
自転車を残して、散策路を歩きだす。これがけっこう急な下りで、張り気味のふくらはぎに少なからずダメージが…。しかも、また登ってこなければいけないのだ。それで前回はやめたのだが、今回は思い切ってどんどん下っていくと、頭上に伸びた針葉樹の枝先にキクイタダキがいて、銀色のしずくのような声を降らせていた。体長10センチほどの日本で一番小さい鳥で、頭のてっぺんの黄色い冠羽がはっきり確認できた。わずか2メートル足らずの距離だが、動きが早く、すぐ林の奥へ行ってしまったので、写真は撮れなかった。
さて、奥庭自然公園は解説板によれば、富士山の寄生火山跡地ということで、厳しい風雪に耐えた樹齢100年を超えるカラマツやコメツガ、シラビソなどの針葉樹が矮性化して、独特の景観をなしている。強風に背を向けるように傾いたり、あるいは地を這うように生えた木々。なかにはついに過酷な自然に負けて枯死し、白骨化したものも多い。そのすべての造形がまさに自然の芸術だ。
いつの間にか、空はすっかり晴れ上がり、富士山もくっきりと姿を見せて、上々の天気になった。山頂まではもうそんなに遠く感じないのだけれど、実際はまだまだ大変な道のりなのだろう。日本人ならやはり一生のうちに一度は登ってみたい。
その偉大な富士山のはるか上空をジェット機が西に向かって飛んでいく。人間って生意気だな、って思う。
(晴れてはいるものの、斜面を雲が這い上がっていくのが分かる)
完璧に晴れたかと思うと、下界から吹きあがる風が雲を運んできて、また富士山も霞んでしまった。相変わらず南アルプスなど周辺の山々はまるで見えないままだ。
(霞む富士山。右写真は奥庭から西望。天気が良ければ南アルプスが見えるはずだが…)
45分ほどかけて、奥庭をひと通り散策して、愛車のもとに戻ったが、最後の上り坂が、すでに限界に近づきつつある脚にけっこうきつかった。ふくらはぎがパンパンだ。
13時35分、再び自転車の人となって、いよいよラストスパート。あと2.5キロ。すぐに勾配が緩やかになるので、ギアを重くして一気に加速。もちろん、最後の最後にまた上りが待っているのは分かっているが、もう着いたも同然だ。
五合目を目前にして、また霧が立ち込めてきた。たちまちあたりが真っ白になって、富士山頂も姿が隠れてしまった。これは前回も同じだった。
この区間に三つある洞門の最後のひとつをくぐるあたりから、車が渋滞しだした。その脇を初めのうちはスイスイ走っていたが、ゴール目前の最後の上り坂でこちらも脚が痙攣しそうになる。すぐ横で停まっている車内からの視線があるので、ここで無様な姿を見せるわけにはいかないと、なんとか持ちこたえ、標高2,305メートルの富士山五合目にゴール。時刻は13時50分。あちこちで大休止、小休止を繰り返したとはいえ、予定よりだいぶ遅くなった。
(標高2305mの五合目に到達)
外国人観光客も含め、大勢の人で賑わう五合目では特にすることもないが、つい誘惑に負けてコケモモソフトクリームを買ってしまう。気温はかなり低めで、涼しいというより肌寒いぐらいなのだが。でも、それが自転車旅行者には嬉しい。
(真っ白で何も見えない五合目)
2度目とはいえ、それなりの達成感を噛みしめつつ、土産物屋などをウロウロしていたが、買う物もないので、トイレに行っただけで、14時半には下りにかかる。
最初だけ風が冷たく感じたが、1キロも行くと、霧が晴れて、寒くはなくなった。
ただ、上りでは気にならなかったが、スピードの出る下りでは路面の亀裂がちょっと気になった。特に下り始めた直後に路面を横切る亀裂にガツンと前輪をぶつけて、けっこうな衝撃だったので、その後もわりと頻繁にある道路の継ぎ目のような亀裂のたびにハンドルを引いて前輪を浮かせ気味にして通過する。当然、スピードも抑え気味になる。前回はこんなことはなかったような気がするのだが…。
慎重に下っていくと、やがて上り車線に救急車が停まっていた。警察車両も来ている。一時的な片側交互通行で、ライダーらしき男性が交通整理をしていて、僕も停められる。
「事故ですか?」
「バイクで事故っちゃって…」
心配そうな、申し訳なさそうな表情。
再び走り出し、現場を通り過ぎると、前部がひどく壊れたバイクが転倒していて、そのそばで救急隊員に囲まれた男性が酸素マスクを装着され、胸をはだけた状態で仰向けに横たわっていた。カーブ手前の直線区間だが、単独の転倒事故だろうか。交通整理のライダーの連れなのだろう。ひどい状況でなければいいが。
僕も気をつけなければ、と改めて気を引き締めて、さらに下る。
パトカーがもう一台、上ってきた。すぐにでも救急車に追い越されるだろうと思っていたが、結局、最後まで抜かれることはなかった。
標高が下がるにつれて、また時折、路上に霧が流れるようになった。そうなると、少し寒い。恐らく下界からは富士山はずっと見えないままだったに違いない。
二合目付近で上りでは聞かなかったエゾハルゼミの声を聞き、一合目も通過。慎重に下っているつもりでも、スピードの出る区間では時速50キロを軽く超え、60キロに達することもあった。
料金所をノンストップで通過し、車が時速50キロで走ると音楽が流れるメロディーポイントにさしかかる。僕も時速50キロ超でその区間に突入したが、自転車ではメロディは聞こえないようだった。軽すぎるからか。
五合目から30キロ、1,448メートルの標高差をひたすら下って、50分、15時20分に河口湖駅前に到着。しかし、今回もまたさらに500メートル近く標高の低い大月まで26キロほど走って、16時半に着いた大月駅前で今日のサイクリングをおしまいにした。
本日の走行距離は91キロ。
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