このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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山陽新幹線700系「ひかりレールスター」

    

700系使用の「ひかりレールスター」

指定席は2列ずつの並びで、居住性は東海道、山陽新幹線では最高だろう。

500系を髣髴させるグレーの塗色で、他の700系とは違ったイメージがある。

 

 

乗車日;2000-3、8、2001-6、2003-3、2004-4、2005-7etc(主に新大阪→広島間で利用、また博多→広島間での利用もある)

 

  500系のぞみ の貢にもupしていますが、東海道新幹線(東京〜新大阪間)内での新幹線:飛行機のシェアは8:2に対して、山陽新幹線(新大阪〜博多間)においては6:4と、僅かに上回っているに過ぎなかった。500系によるスピードアップが図られたものの、「のぞみ料金」により価格破壊の進む航空業界に太刀打ちしようとすると、「ひかり」で何とか行いたかったのであろう。そういうわけで2000(平成12)年3月に、「ひかりレールスター」用に山陽新幹線限定でデビューしたのである。車両はカモノハシスタイルの700系だが、グレーの塗色でイメージを変えている。

 この「ひかりレールスター」の誕生の背景は、飛行機への対抗以外に、その頃、新大阪〜博多間で、民営化直後に0系を改造して走っていた「ウエストひかり」の0系も老朽化が目立ち、取替えの時期になっていた。「ウエストひかり」用の0系は国鉄末期の0系最終生産グループ中心に使われていたが、それでも約15年が経ち、新幹線車両の法定耐用年数の15年が経とうとしていた。その置き換えもあったのである。「ウエストひかり」時代にあったビュフェ車は設けられなかったが、案内放送がない「サイレンスカー」や4人用個室が設けられ、普通車の指定席車両は「ウエストひかり」譲りの2−2シートとなった。

 この「ひかりレールスター」は、山陽新幹線内では既に定着している。

 

 また、この「ひかりレールスター」は、「ひかり」ながら285km/h運転を行っており、「のぞみ」とほぼ同じ所要時間であるほか、途中での「のぞみ」の追い抜きのある列車は1本のみである。新大阪〜博多間の所要時間は2時間45分。伊丹・関空〜福岡間の飛行機の便数が減便になったほどである。当然人気も高く、編成も8両と短いため、繁忙期の指定券は早く売り切れることが多い。

 

 私も何度か利用したが、指定席は新幹線の中で最も快適である。

 

 ただ、これは個人差があると思うが、途中の駅で降りる場合サイレンスカーは勧められるかどうか、という感じはある。確かに静かな車内になるが、寝てしまうと途中の案内放送が分からずに寝過ごしそうに・・・ということもあった。終点まで乗るならそう問題はないと思いますが。

 

 

 

 

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