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   ロケ地探索
亜子の今日この頃 2003年2月編

16-MAR-2003

ミュージカル女優水津亜子さんのホームページに掲載されていた写真。そのロケ地(?)を一瞬で見抜いた僕だが、同じく一瞬でこの構想が浮かんだ。

しかし、大風邪をひいたり、日中は工事用の車が大量に停まっていたりで撮影は思うようにいかない。そこで、早朝帰着のスキーバスツアーの解散後に決行する事にした。その為、スキーバスに中型三脚を積み込むという暴挙に及んだ。また、かぶっている毛糸帽はその名残でもあるのだが、髪の毛を短くしすぎてしまって寒かったというのもある。
秋葉原には朝の5:30頃に到着し、誰もいない(とはいえたまには通る人は皆不思議そうな顔をしてゆくが…)所でじっくりと構図決めが出来た。日中では、たとえ工事用車両がなくとも、ここまで大胆には振舞えなかっであろう。

なお、水津さんはプロのモデルでもあり、そんな人と同一のステージに立てる程の容姿は残念ながら持ち合わせていない為、僕の顔にはモザイクと「!?」マークをかけさせていただく。
矢口 ならいいのか!?)




◎万世橋から岩本町方面を向く

石作りの欄干(?)と、神田川の堤防や背景のビルとの関係からカメラ位置を仮決めし、対岸のビルの窓や、後ろの白いビルのタイルや格子縞等から向きとズームを決め、あとは僕が実際に写る事によって前後関係を修正する。
しかし後から見るとこの最初の方向決めからしておかしい。川の水位も異なるようだ。
これは、デジカメのLCDをくるりとひっくり返し、鏡像状態で位置決めをする(後で自分がポーズを決める時に便利。勿論鏡像の出力画像も用意しておいた)という初の試みを行い、少々不慣れ(LCDを覗くと自分の顔が大写しになってしまい、非常に醜い…いや見にくい)だった為と思われる。カメラ位置をあと10cm程人物に向かって左に動かし、Z軸方向の角度も修正(ちょっと傾けすぎ)した上で改めて前後関係を決定する必要があるだろう。

人物の写っている割合がこれだけ大きいと、人物の実際のサイズの違いが相当影響する。この場合、カメラ位置を正しい位置から動かしてでも、画面上の人物サイズを同じ位にすべきなのだろうか?それとも僕の頭が画面からはみ出そうとも定点に固執すべきか…等と色々考えたが、今回はどうせ定点は出ないだろうから(実際その通りだったが)、あまり凝らない事にした。




◎万世橋から末広町方面を向く

石○電気③号店の「③」とLA○Xの「L」の字が画面内で同一高になるような位置を探す。極めて簡単な作業のように思えたのだが、これが意外と難航。出力画像と実風景とを比べた為、うまくいかなかったようだ。カメラを向けてみると簡単に定まった。
カメラの前後と高さの調整もまた難航。数cm動かすだけで大きく影響する為、もうあてずっぽうで位置を決め、何となく良さそうだったのでOKとしてしまった。が、家に帰ってチェックすると、石○電気看板〜画面左下縁石間に対して、石○電気看板〜左肩付近の街灯間の長さが足りなかった。おそらくカメラの高さがほんの数cm高いか近いかなのだが、流石に現場ではここまで細かいチェックは出来なかった。

また、人物の位置やポーズも大きく異なっている。画面右端をトリミングで落としたというのもあるが、セルフタイマーをスタートさせる為に一旦立ち上がらなければならず、それから僅か10秒足らずで座り位置を含む全ポーズをとらなければならない為、ちょっと難しい。じっくりポーズを決めた所で誰かにシャッターを押してもらうか、120秒位のセルフタイマーが欲しい所だ。



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