このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


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花図鑑 サンシュユ

サンシュユ(山茱萸)は、早春に黄色い小花を20〜30個集合して散形花序に咲かせ、
秋に珊瑚のような赤い果実を多数つけるミズキ科サンシュユ属の耐寒性落葉広葉小高木です。

「さんしゅゆ」聞き慣れない名前ですが、
江戸時代に薬用植物として中国や朝鮮から渡来した植物で、
果肉に含まれるイリドイド配糖体等の成分が滋養強壮の効果があるとして漢方薬に配合されています。
渡来した時の薬名「山茱萸(さんしゅば)」をそのまま和音読みしたものです。
 
”茱萸”とはグミのことで、秋にはグミのような実がなるらしいのですが・・・
まだ、実の方は出会えてません。
 赤く熟し、食べられるらしいし、果実酒としては旨いらしいです。

梅の香りに誘われる時期に、葉の出る前に黄色の小さな花をたくさんつける、
 早春を代表する花木のひとつです。
葉が出る前に花が咲きますが、四弁花で外側に巻くように咲きます。

別名「春黄金花(はるこがねばな)」
  木全体が早春の光を浴びて黄金色に輝く美しい花ですが、開花時期の読みが難しく、
今の所写真は1枚のみ今後、撮り続けたい花です。

一般名:サンシュユ(山茱萸)
学名:Cornus officinalis Sieb. et Zucc
別名:ハルコガネバナ(春黄金花)、野春桂、アキサンゴ(秋珊瑚)、Japanese cornel(ジャパニーズ・コーネル)
科属名:ミズキ科サンシュユ属
原産国:中国、朝鮮
分布:東北以南の日本 環境:湿地
樹高:5〜7m 開花期:3月〜4月 
花色:黄色 花弁数:4枚 散形花序径:0.5〜1cm 
葉形:卵状楕円形 葉長:4〜10cm 葉裏:全面に白毛 果実色:赤 
果実形:楕円形 果実長:1〜2cm 結実期:10〜12月

まめとの花紀行で撮りためた写真集です

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福岡県春日市「自宅周辺」まめ2才11ケ月 2011年3月25日  記事No168



写真抜粋の記事
168.Sakurasaku 2011年3月作成

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