このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

『城門 / 水門』

< 城 門 >

■南門跡
南門は西門と同じく、12本の角柱で構成され、正面12.3m、奥行8.3mを測る大規模な城門。中央の約4mが石敷きの通路になる。角柱は一辺55cm前後の大きな柱を使用していた。

▼水門と土塁
水門は、水流に堪えるよう下部の内外面とも石積みにし、上端に通水口を設けており、上部は土を少しずつ入れて突きかためた版築土塁にしています。
規模は第1水門が長さ14.6m、第2水門は16.4mです。
二つの水門の間にある土塁は、現状をよくとどめており、ここでも城外側に幅1.5mの敷石の通路があります。

▼城内側から見た南門跡
中央の石敷きは通路部分。写真手前の城内側には石段が7段築かれている(西門は4段築かれている)

■東門跡
東門は正面3.3m、奥行5.6mの6本柱から構成され、柱は全て丸柱を使用していた。城門の柱は各門とも地中に柱を埋没させて建てた掘立柱です。

< 水 門 >

▼第4水門跡

▼第3水門跡

▼第2水門跡
水門は谷部に設けられた排水機能をもつ城壁。

▼上の写真の左側、敷石(通路)と内側列石部分。


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