| 温泉街のその2としまして、撫順市郊外にありました琥珀泉を紹介いたします。
大きなレンガ積みの煙突が見えます。
また琥珀泉の看板が建物の上にあります。
支柱で屋根の上に掲げてあり、もしかすると夜中に光らせる為、より目立つように支柱の上に掲げたのか、と想像しました(ひょっとして、ネオンかもしれません)。 |
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| 写真キャプションに
『琥珀泉は、財団法人組織市民共有の特殊期間として広く利用されている。』
とあり、詳細は不明ですが、財団法人による運用であることがわかります。
さてこの温泉ですが、ひとつ不思議なことがあります。
皆様もご存知のとおり、撫順は大炭鉱があります。
また、私が知る限り、炭鉱と温泉は隣接することはありません。
日本で言えば富士山のある静岡県の近辺にはいくつも温泉がありますが、炭鉱はありません。鹿児島の桜島近辺にもありません。火山灰が降り積もる火山の付近では石炭も生成しにくいのでしょうか。
また、現在の中国方面の観光案内などを探してみたのですが、撫順の温泉の紹介例はありません。
さて、それから考えますと、撫順に天然の温泉があるとは考えにくく思われます。
これは想像ですが、琥珀泉は、井戸からくみ上げた水を沸かして温泉としているのではないでしょうか。いわゆる沸かし湯です。
日本人は温泉が好きですし、お風呂も大好きです。そこで、慰安施設として温泉施設を作り、沸かし湯で温泉気分を楽しんだのではないでしょうか。 |
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| さて温泉の湯船です。
お湯はたっぷりと溢れだしています。
タイルを張った清潔なお風呂です。また窓ぎわには、あかおけが積み上げてあり、温泉気分を盛り上げてくれます。 |
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| カウンターで、お酒を酌み交わしているところです。
カウンターにはお銚子が並んでおり、その向こうには女給さんでしょうか、和服の女性も見えます。
最近ではこのお調子や徳利、お猪口ははやりませんが、かつてはこうやってちょっとずつ酌み交わし、ゆったりとした時間を楽しむものでした。
ちなみに、カウンターには柱が並んでいます。
もしかすると、このグリルの写真右側は広いホールになっていて、そのための柱の配置かと想像します。
画面右奥にはスチーム暖房が見えます。 |
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| こちらは琥珀泉のある撫順東公園です。右半分は池でしょうか、冬の撮影で真っ白に凍てついています。
ちなみに画面上、左よりに煙突が見えますが、この琥珀泉のものかどうかは判別が付きません。 |
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