このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり歩き隊

  しろうまだけ
  白馬岳 【2932.2m】 2005.7.29〜30 晴れのち曇り       ヒマラヤ大隊
    長野県・富山県  飛騨山脈(後立山連峰)


コース案内
  7/29 5:00発                         13:30着
 猿倉登山口→白馬尻小屋→大雪渓→葱平→岩室→白馬山荘(泊)



28日22時にヒマラヤ山荘を出発し、磐越自動車道〜北越自動車道を経て、糸魚川へ。
国道148号線を南下し、猿倉登山口には29日4時に到着しました。

   

白馬尻小屋まで林道を歩く。林道の傍を松川支流北股入が流れる。北俣入は大雪渓を源としています。

林道を歩くこと約1時間で白馬尻小屋に到着します。

ここで再度、身支度を調え、大雪渓へ。

初めてアイゼンを付け、白馬大雪渓に挑みます。
雪渓での登行や休憩の取り方を教えていただきました。

砂糖の上を歩く、蟻ん子のようです。

クレパスを迂回して歩く、蟻ん子部隊の長蛇の列が続きます。

何時、何処から落石があるかも知れません。上部左右を見ながら休憩を取りました。

【天狗菱】
悠々と聳えています。何時、崩れてもおかしくないと感じました。早々に通過しましょう。

大雪渓を通過し、アイゼンを外しました。ここより我々を「白馬の花たち」が出迎えてくれます。

小雪渓をトラバースします。アイゼンは付けませんでした。
那須の朝日岳トラバースとは違い、幅広の登山道になっていました。

お花畑で一休み。昼食にしました。

これから、さらにお花畑は続きます。見たことのない高山植物が一杯です。

【葱平】

葱平、岩室のお花畑の花の多さに感動し、花の色合いに見とれました。ゆっくりと観賞して行きましょう。

唐松岳分岐です。左に行けば、杓子岳、鑓ヶ岳です。右に行けば白馬岳です。
白馬岳の直下に本日の宿泊施設である白馬山荘があります。
ここの登り口にあるのが村営の白馬山荘です。

白馬山荘から今、来た登山道を振り返る。

29日の宿泊者は約1000名です。我々は1部屋4名の特別室に泊まりました。

ここは富山県と長野県の県境です。膝の痛みは全くありませんでした。

山頂のレストランで山行の安全を祈願して、「乾杯!」
生ビール¥800円、ワンカップ白馬錦¥600円、枝豆¥700円、盛り合わせソーセージ¥800円でした。

我々が飲んでいる間に若手チームは晴れ間をみて、山頂に立って来ました。
剣岳や槍ヶ岳が見えたそうです。行く時には行かないとダメですね。

レストランから白馬岳山頂を望む。


  7/30 6:00発                                       14:40着
 白馬山荘→白馬岳山頂→三国境→小蓮華山頂→白馬大池→天狗の庭→蓮華温泉登山口///蓮華温泉ロッジ

   


29日の夜半から天気が崩れ出しました。翌日は悪天候の予報です。
雪倉岳〜朝日岳山行の予定を変更し、小蓮華山〜蓮華温泉に下ることにしました。

白馬岳山頂です。ご覧の通り眺望はありません。

曇っていますが、白馬の稜線を楽しく歩きました。膝は全く気になりません。

ガスっていて、花を見ることも出来ません。

三国境です。

小蓮華山山頂です。これまではガスっていて、全く眺望がありません。
仕方がないなあ、、、と思っていた時、突然、視界が開けました。

ご覧の通り、陽が差し、雨具を脱ぎました。暖かくなり、短パンになりました。

小蓮華の尾根を歩く。思い思いに花との出逢いを楽しんでいました。

「雷鳥の母」の両翼には7羽の雛が我々を警戒してか、隠れてしまいました。

変更前であれば、雪倉岳を歩いているところでした。朝日岳は雲の中です。

大雪渓を歩くため準備をした白馬尻小屋が見えました。下界は暑そうですね。

眼下には大雪渓があります。長蛇の列がはっきりと見えます。

【大雪渓とハクサンイチゲ】は感動の一枚です。

【花を愛でる】は感動の一枚です。

雷鳥坂から白馬大池を望む。何故、こんな高所に池があるのでしょう。

白馬大池と乗鞍岳です。大池山荘前にはテント場があります。水もトイレも完備されています。

ハクサンコザクラを見つけました。息を止めて撮影しています。

白馬大池を前に昼食です。

【天狗の庭】

蓮華七湯の噴煙が見えて来ました。何処か一箇所でも良いから入って行きたいですね。

   

蓮華温泉神社です。蓮華七湯と白馬大池との分岐になっています。
蓮華温泉ロッジの湯に浸かり、白馬岳山行の疲れを取りました。


「白馬岳で出逢った花たち」へ



岩手山・八幡平、会津駒ヶ岳山行では左膝の痛みのため、歩けませんでした。
今回の白馬岳で歩くことが出来なければ、退会するつもりでしたが、
膝の痛みは全くといってありませんでした。

「辞めること」はいつでも出来るので、もう少し、歩けるようにトレーニングや
山行を重ね、体力を強化していこうと考えています。

また、白馬の花には楽しませて貰ったので、もう一度、時期を変えて登ってみたいと思います。
      


   

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください