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けなしやま
毛無山 【1946m】 2007.11.11 曇り ヒマラヤ大隊
山梨県・静岡県 天子山塊
コース案内
6:40発 7:25 8:45 10:30 10:45〜12:00
麓登山口→不動の滝展望台→五合目→南アルプス展望台→毛無山山頂→朝霧・下部分岐→
13:30 14:30着
→地蔵峠→下部・湯之奥分岐→広河原登山口///下部温泉・下部ホテル
麓登山口から直ぐに麓宮があります。安全祈願をして出発です。
登山道脇にはいつの時代ものか不明な麓金山金鉱石破砕機が錆びて横たわっています。
この辺一帯はマウンテンバイクのコースにもなっていて、あちらこちらに標識が立っています。
紅葉はもう終わったのでしょうか。
【はさみ岩】
地蔵峠分岐から20分もすると「はさみ岩」があります。名前の通りの狭い岩の間を抜けて登ります。
今回の山行の目的は富士山を眺めることにあります。姿を見せてくれるのでしょうか。
【根性の紅葉】
岩の割れ目から生き、紅葉しています。
【不動の滝】
本日、一番の紅葉と滝の景観に暫し、見入ってしまいました。
昨夜からの雨で朝霧高原は厚い雲に覆われていますが、序々に天気が回復しています。
午後には晴れの予報になっています。
山頂は少し雲に隠れていますが、裾野ははっきりと見えて来ました。期待が出来そうです。
【五合目】
登山口から山頂までの標高差は約1100mあります。昭和初期の看板を背に五合目で小休止です。
「昼食を山頂で摂りながら、富士山を眺める」にはまだ時間があります。
急登が続きます。富士山展望台からは雲に隠れ、富士山は望めませんでした。
雲の流れが早くなって来て、青空も見え始めました。「期待しよう!」先を急ぎます。
「南アルプス展望台】
朝霧・下部分岐手前から一緒に歩いた登山者います。
雲に覆われたアルプスの山々の位置を教えていただきました。
この登山者は地元の方で1400回も毛無山に登っているそうです。
2000回完登をめざしているとのこと。42歳の厄年には1日に4回登ったと話していました。
凄い人もいるもんだ。
【毛無山山頂】
「いつまで、毛があるのかなあ。。。」と考えています。
御座山にも一緒に登った「ケロ太隊員」です。「隊長!何寝てるんだ」 「もう直ぐ、富士山が見えるぞ!」
【限界】
富士山の眺望はこれが今日のところ限界です。午後には晴れの予報ですが、次回、期待しましょう!
正午まで「天気祭り」をして、富士山を待っていたのですが帰りのこともあるので下山を開始しました。
登りほどではありませんが、結構、急な斜面を下りました。
【これが最後】
地蔵峠で富士山を待ちましたが、ここでも顔を出してくれませんでした。
【紅葉の登山道】
国指定史跡の甲斐金山遺跡をゆっくりと歩いて下りました。
そのなかでも中山金山は最大で、山全体がゴールドラッシュで栄え、
大名屋敷跡、女郎屋敷跡などが繁栄を物語っています。
良くも、こんな山奥に金を見つけ、精錬所を作ったもんだ。凄い!
【オヤマリンドウ】
【センブリ】
【下部川渓谷の紅葉】
本日、二番の紅葉です。バスから降りて撮影しました。
それでは下部温泉の「武田信玄の隠し湯」に入りに行きましょうか。
2006年の年末は雲取山と三ッ峠山に登り、富士山の眺望を楽しんで来ました。
今年もと思い、山行地を毛無山に選び、
前日の22時30分に郡山を出発しました。
登山口の朝霧高原の麓には3時45分に到着し、仮眠を取り、夜明けを待ちました。
夜が明けても、すっきりしない天気です。
予報では午後から晴れになるようです。期待して、登るとするか。
昨年のように年賀状の写真に使えたら良いなあ。。。
毛無山山頂から時折、富士山は裾野を見せるのですが、顔を見せてはくれませんでした。
今回の「天気祭り」は効果があるのでしょうか。
待っても、待っても、だめのようです。残念ですが、次回に期待しましょう。
しかし、今回の山行では武田信玄公の「金山と隠し湯」の歴史に触れることが出来ました。
タイムスリップしてみてください。
この登山道をどのような人物が行き来したのでしょうか。
もしかすると、1540年開山の頃、信玄公が金山視察に来たかも。。。
下山口からバスで降りて来る途中、
湯之奥集落の中に一際目立つ「茅葺きの入母屋造り」の家がありました。
あとで知りましたが、この家は江戸時代中期から金山を管理していた「門西家」で
重要文化財指定となっているとのことです。
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