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2008.4.13 曇り
額取山 第17回安積山安全登山祈願祭
福島県 郡山市 ヒマラヤ大隊
集合時間まで時間があったので開成山の桜を撮影しました。
いつもの所に残雪がありましたが、難なく通過しました。
今年の安全登山祈願祭はそれより上の櫃石からのスタートです。
私は櫃石からのスタートは始めてです。
【櫃石の由来】
前九年の役で源義家の家臣、鎌倉権五郎景政が賊徒を征伐したことから、
御霊を御霊櫃峠の麓の神社に祀りました。
その後、災害が相次いだため、山中の櫃の形をした大石に神霊を移して祈願したところ、
五穀が豊かに実ったので、それ以来、里人はこの石を御霊櫃石と崇めたそうです。
櫃石から約15分で御霊櫃峠駐車場に着きました。ガスっていて視界が効きません。
御霊櫃峠駐車場付近には沢山のネコヤナギが咲いていました。
ミニウサギ「豆太郎」の尻尾のようです。
ふう「風神社・雷神社」の手前のピークで休憩です。汗がひんやりと冷たいですね。
マルバマンサクです。
シナマンサクも咲いていましたが、デジカメに納めることが出来ませんでした。
「風神社・雷神社」を下った所から残雪が現れました。昨年より雪がありますね。
【セリバオーレン】
オリンパスの廉価版FE−180で撮影しました。D200Microと比較してどうでしょうか?
手前の竹に幣束を立て、A宮司さまの祝詞で今年度の安全登山を祈りました。
下山後は多田野本神社で遙拝式による神事が執り行われます。
額取山山頂はガスの中です。小休止の後、早々に撤退しました。
先が見えませ〜ん。下りでは左膝の爆弾が破裂寸前まで来ました。ゆっくりと歩きます。
大将旗山山頂を下る。登山開始から下山まで、ガスに覆われ視界はありませんでした。
見え難いからこそ、転倒に注意して歩きました。安全登山そのものでした。
A宮司さまから20年に一度の大祭、伊勢の神宮式年遷宮のお話を伺いました。
正殿を始め御垣内の建物を新造し、さらに殿内の装束や神宝を新調して、御神体を新宮に
お遷し申し上げる最も重要なお祭りだそうです。
何故、20年なのか。
大工や鍛冶の仕事は20年を目安に、技術継承していけば、伝統として引き継がれるとのことです。
私共のメンテナンス屋の仕事も同じことが言えると思います。
1300年前からこのような技術継承の考え方がされていたとは凄いものです。
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