このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり歩き隊

                                                                  2011.10.18 雨のち晴れ


  雨飾山
   長野県 北安曇郡小谷村                                                            ヒマラヤ大隊

郡山を23時に出発し、途中、休憩を取りながら、目的地の雨飾キャンプ場には4時30分に到着しました。

夜が明けようとしています。本日の天気は曇りのち晴れですが、、、

ヘッドライトを点けて、雨飾キャンプ場登山口を5時20分にスタートしました。

登山口から山頂まで400m毎に11箇所、道標が設けられています。

夜が明ける頃に雨が降って来ました。3/11の道標のある「ブナ平」への急坂を登ります。

荒菅沢

荒管沢の紅葉を楽しみにして来ましたが、、、ちょっと残念です。

先行の16名のグループが荒菅沢の対岸を登って行きます。

平日にも関わらず、関西・中部地方の登山者が多く、この山の人気の高さを示しています。

布団菱

何故「布団菱」なのでしょうか。この奥に雨飾山山頂があります。

笹平への最後の難所です。急な岩場の上には丸太の梯子があります。

笹平

晴れていれば、山頂までの稜線と振り返れば荒菅沢が見えたでしょうに、、、

新潟県側の雨飾山荘からの登山道との分岐です。

予定ではここに出て来る筈でしたが、登山口までの一般道が狭いため、バスが入れません。計画を変更しました。

雨飾山北峰です。こちらが、新潟県、、、石仏や祠は日本海を向いて安置されているそうです。

雨飾山南峰です。こちらが長野県ですか、、、

山頂で晴れ間を待ちます。一瞬、白馬岳の山頂が見えましたが、カメラを出す前に、雲間に隠れてしまいました。

2度のチャンスを逃してしまいました。重い思いをしてデジイチを担いで来ましたが、撮影は上の2枚だけ。

10時40分、下山を開始しました。降りはゆっくり、注意して降りましょう。足を挫く、事故が多いそうです。

アサヒビールの寄付金で梯子や木道が整備されています。

ようやく、視界が開けて来ました。

もっと晴れろ!

限界かなあ。

登山道を歩いていると「竜の頭」をした木の根を見つけました。似ていませんか。

足元に注意をして降りました。

このような天気では、、、紅葉は終わりかも知れません。

荒菅沢

一瞬、陽が山肌を射すと、紅葉はさらに鮮やかさを増しました。今、その時を待ちます。

もっと晴れていれば、本日のイチ押しの写真が撮れたでしょうに、、、

ブナ平の紅葉を楽しみながら降りました。

ブナ平

山頂からは北アルプスや日本海を望むことは出来ませんでしたが、のんびりと歩くことが出来ました。

こんなブナ見たことありません。腰を掛ける良い形をしています。

長野産の天然なめこ

セシウムの心配はいりません。

   

ブナ平と登山道の紅葉

「巻き貝」を思わせる貝がらブナ、アワビに似ているかなあ。

丘の上に雨飾キャンプ場の管理棟が見えて来ました。辛く長い、登山道でした。

手強い山と聞いていましたが、、、急坂の登り、降りで足は棒になってしまいました。2日後は筋肉痛に悩まされそうです。

本日一番の紅葉かも、、、

写真中央に25cm位の岩魚が佇んでいます。この付近の小川には産卵を迎える岩魚がたくさん居ました。

急坂の登山道を振り返ります。怪我なく全員無事下山しました。「安全な登山」こそが一番です。

日本百名山「雨飾山」の登山口です。

スタート時は暗くて判りませんでしたが、設備は綺麗にしっかりと整備されていました。

休日にはテントの中で地元の特産品が販売されるようです。

さあ〜、来る途中にあった道の駅「深山の湯」に浸かり、3悪路の急坂で疲れた足のケアをしましょうか。



本日の雨飾山は文字に示す通り、「雨に飾られてしまいました。」

暫く振りに遠出の山行となり、百名山の紅葉を期待して来ましたが、生憎の天気になってしまいました。

降りの荒菅沢付近から、天気が回復し、小なり、紅葉を写真に収めることが出来ましたが、、、

満足の行く山行にはなりませんでしたが、平日の静かな山を楽しむことが出来ました。また、機会はあるでしょう。

次回の山行は「燧ヶ岳」です。雪にならなければ良いのですが、、、


   

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