このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり歩き隊

                                                                       2011.8.28 晴れ


  月山
   山形県 西川町                                                                    薫SS小隊



昨年は孫の誕生がありました。安産祈願の御守りを受けていたので、納めに参りました。天気は上々、暑くなるゾ〜

本日は姥沢登山口駐車場から月山山頂と姥ヶ岳山頂が良く見えます。

8月最後の休日とあって、月山は登山者、登拝者で賑わっていました。8時40分、駐車場をスタートしました。

月山ペアリフトに乗って上駅へ、足元にはエゾオヤマリンドウがたくさん咲いていました。

リフト代は往復購入で¥1,000也

昨年の9月18日、月山に登りましたが、本宮は閉ざされていました。下山後、湯殿山に詣でた次第です。

どんどん、登山者がリフトで上がって来ます。

本日は仙丈ヶ岳山行の前哨戦で一番重い登山靴を履いて、トレーニングです。

月山春スキーで来た時、このあたり一面はゲレンデでした。山スキーを履いて、月山中腹まで登りました。

上の登山道は姥ヶ岳への道です。下山時に歩くことにしました。

姥ヶ岳と金姥との稜線

心地良い高原の風を受けて、足取りも軽やかに、、、

金姥を見上げています。金姥の由来は、、、判りませんでした。

まだ、小雪渓が残っていました。

法螺貝を吹きながら湯殿山へ向かう登拝者

贅沢は言いませんが、雲間から大朝日岳、小朝日岳が見えれば最高です。

春スキーで滑ろうした湯殿山への稜線も見えます。止めて正解です。今こうして、山を楽しんではいられませんから、、、

お地蔵さま

平成23年は月山の卯歳御縁年の歳です。そのためでしょうか、、、

月山神社本宮の開山は7月1日から9月19日までとなっています。限定のうさぎの御守りは遠うに完売していました。

昭和60年8月10日、月山初登山の際に購入した金剛杖に焼印を押して貰い、ご満悦な山爺です。

11時25分、山頂のお花畑を見ながら、ちょっと早い、昼食にしました。

ハクサンフウロ

   

ニッコウキスゲ

ふう昼食後、肘折温泉への登山道を歩き、お花畑を散策しました。

月山頂上小屋

昭和21年に山小屋を開き、大勢の登山者や登拝者がここを利用したそうです。

しかし、近年は交通の便が良くなり、月山は日帰りの山となってしまいました。

ミヤマリンドウ

金姥の中腹に湯殿山への登山道があります。

金姥への登り

足元のウメバチソウの見ながら、角石を敷き詰めた急な登山道を登りました。

エゾオヤマリンドウ

姥ヶ岳山頂です。コーヒータイムにしましょう。

姥ヶ岳山頂の湿地帯

高原の風になびく、チングルマの花柱

14時、月山ペアリフト上駅に到着しました。西川町の水沢温泉で汗を流して帰りましょう。



月山信仰は西の伊勢詣り(太陽)に対して、出羽三山の奥州詣り(月)と称されています。

両方をお参りすることが人生儀礼のひとつとされ、全国各地からの多くの参拝者で賑わったそうです。

月山神社は月を象徴する神として夜と海の世界を司り、天下泰平、国土安泰、産業発展、五穀豊穣、大漁満足に

霊験あらたかとされています。

早く、そのような社会になること、そして、早く、元の社会に戻ることを願っているのは私だけではない筈です。


   

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