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2013.3.1〜2 曇り
鋸山
千葉県 富津市 YRSG会+のんびり親子隊
慣れない首都圏の通勤ラッシュから解放されました。鋸山のある浜金谷駅には千葉駅で内房線に乗り換えます。
千葉駅での待ち時間にモーニング駅蕎麦を食べました。運良く、ホームでO部長とIさんに合流しました。
ここから先は1時間20分のローカル線の旅になります。一杯飲みますか、、、
木更津駅には久留里線に投入されるキハE130系新型気動車が試運転のために停車していました。
郡山駅を6時11分に出発し、内房線の浜金谷駅には10時34分に定刻通りに到着しました。
本日はYRSG会の皆さまとご一緒の山行になります。
どこか見覚えのある車両がホームに停車しています。209系の機器更新車両です。
浜金谷駅の跨線橋から左にそそり立つ鋸山の石切り場と右にロープウェー山頂駅が見えました。
浜金谷駅前の案内板で本日のコースを確認します。平日なので、閑散とした駅前になっていました。
観光案内所「石の舎」
ピッザ屋さんと観光案内所が一緒になっています。ここで、手作りの鋸山のパンフレットをいただきました。
鋸山から切り出した房州石で造られたと思われる石窯が店先にありました。
Webの情報で見た通りの光景です。道順に沿って、登山口をめざします。
鋸山の石切り場が見えて来ました。
鋸山の登山口に到着しました。左の「車力道」と石段の「関東ふれあいの道」とに分かれます。
私たちは関東ふれあいの道を選びました。
いきなり急な階段を登ります。
8伐採された跡地から東京湾を望む
曇っていて富士山は見えませんが、三浦半島と彼方に伊豆半島が見えます。
伐採された尾根を歩き、観月台をめざします。
観月台から望む三浦半島と浜金谷の街並
途中の公園にはコンクリート造りの古い東屋がありました。
石の登山道になりました。雨の日は滑り易いかも知れません。
この石の階段には手彫りで掘ったノミの痕がありました。
石垣が積まれていました。石切り場の作業道の跡が伺えます。
いきなり、石切り場が現れ、写真中央に「地獄のぞき」が見えました。
突き出した岩の上から東京湾や富士山を眺めるのが今回の目的でもあります。
石切り場跡
安政時代から横浜開港に伴い、ここの房州石は護岸工事や土木工事などの石材として神奈川県の御用材となりました。
明治時代には石の需要が増え、靖国神社や早稲田大学大隈講堂などの石塀にもなりました。
切り出した石を麓まで運んだと思われる重機が無残な姿で残っていました。
観光のために残したのでしょうか。それとも、廃棄したのでしょうか、、、
いいえ、昭和57年、自然保護規制の強化により、石切りの歴史は幕を閉じ、そのままになりました。
登山道はさらに石切り場の中を進みます。
広角レンズに入りきれない程の巨大な石切り場です。どのようにして上まで切り出したのでしょうか。
崩れないように切り出した石をレンガ状にして補強しています。
東京湾展望台
石切り場から急な階段を一気に登ります。降りも気を付けてください。
フェンスで覆われた「地獄のぞき」とロープウェーの山頂駅が見えました。早く行きましょう〜
その前に鋸山山頂を踏まなくては、、、
鋸山山頂です。1等三角点と測量のための菱形基線測点がありました。曇りのため展望はありませんでした。
鋸山山頂から石切り場に戻り、日本寺の「地獄のぞき」をめざします。
石切りの作業者が掘ったと思われる小さな坐像が壁面に刻まれていました。
石切り場跡地に水が溜まり、池となってモリアオガエルの生息地となっていました。
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