このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり歩き隊

                                                                    2013.5.14 晴れ


          大東岳
           宮城県 仙台市太白区                                                     ヒマラヤ大隊

山行途中にGPSの電池を交換してもトラック及びウェイポイントデータは連続して表示し、問題はありませんが、、、

グラフ表示は電池を交換した時点で電源がOFFするため、グラフは2枚になってしまいます。

オレゴン450は電池の消耗が早いのかなあ〜、今回、約8時間で電力を消費したことになります。


郡山から約2時間30分で本小屋にある大東岳の登山口に到着しました。本日は距離の長い山行になります。

右に行けば大東岳の表コース、左に行けば裏コースになります。大隊は表コースから裏コースを廻る行程を選択しました。

朝陽が杉林に差し込み始めました。本日は暑いぞ、日焼け止めと虫除けが必要な季節になりました。

名取川の支流小行沢に沿って、登山道があります。

クマもサルも居ます。

ここは一合目です。登山道には大東岳山頂まで立派な石碑の道標がありました。

   

立石沢は大東岳山頂までの距離の約半分となる地点です。この先に三合目の道標がありました。

沢沿いにはいろいろな種類の山野草が咲いていました。栄養分が良いのか、全て大きく育っていました。

杉林からミズナラなどの広葉樹林帯に変わりました。

四合目で小休止です。マダニの話しになり、半袖になることを止めました。

スミレの葉に赤い筋が入っています。アカスジタチツボスミレです。

鹿打林道分岐点です。名前からすると、狩猟のための林道なのでしょうか。

そろそろ、大東岳山頂の急斜面に取り付きますか。まだ、まだです。

タラショウジョウバカマの大きいこと、大きいこと。

大東岳が姿を現しました。山頂付近の登山道に雪がないといいなあ〜

こぶし平

鼻こすりです。山頂まで残り600mです。

九合目です。もう一息です。

開けた雪渓の上で小休止です。船形山や泉ヶ岳を望むことが出来ました。

写真中央の高い山が泉ヶ岳です。

コースタイム通り、約4時間で大東岳山頂に到着しました。小さな社には立石寺の安全登山のお札が納められていました。

立石寺は50年に一度の薬師如来ご開帳の年になっています。これも何かの縁、行って観たいと考えています。

月山です。鳥海山も見えました。

面白山

残雪の船形山と蛇ヶ岳です。蛇ヶ岳山行は猛吹雪のなかの耐寒訓練でした。

大東岳山頂は風が強く、昼食もままなりません。ワンバーナークッキングも出来ないので、早々に降ることにしました。

振り返って見た大東岳は台形をした山容になっていました。左端が山頂です。

 

右端に聳え立つ山は仙台神室、中央の連なりが山形神室です。彼方に蔵王連峰の主峰・熊野岳が見えます。

 降りの裏コースの斜面の方が「鼻こすり」より急な斜面になっていました。

残雪の上を歩きました。スリップ事故に注意しましょう。

沢沿いの登山道は一面、ニリンソウの群生地になっていました。

樋ノ沢避難小屋に到着しました。沢の音が大きいので行ってみると、滝と滝がYの字に交わっていました。

ブナの新緑

裏磐司のそそり立つ岩肌は紅葉の時期が最適と思いますが、、、ここまで来る整った遊歩道はありません。

避難小屋から本小屋のゴールまで6kmあります。帰路の登山道は電車道と思っていましたが、、、

幾つもの沢を横切ります。沢は樋状の滑になっていました。注意して歩きましょう。従来の登山道も迂回路になっていました。

雨滝です。水滴が岩肌の中央からシャワーのように降り注いでいます。

山菜を採りながら、のんびり歩きます。今晩の食卓は山菜づくしですか。

   

大東岳の登山道を甘くみてはいけません。特に裏コースは沢を幾つも渡ります。

スリップすると滑の沢はウォタースライダーになっていて、滝壺にどぶ〜んとなってしまいます。注意して渡りましょう。

本日の温泉は秋保温泉の市太郎です。泉質はナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉(35.8度)、入浴料は770円です。

市太郎は天守閣自然公園内にあり、クマガイソウなどの山野草も楽しむことが出来ます。

       [天守閣4号泉]



今回の山行には気乗りがしませんでした。何故なら、行程が約14kmとWebの事前調査で知りましたから、、、

私の膝は6kmが限界なのです。ことあろうに2倍以上の距離を歩くことになります。

避難小屋から本小屋のゴールまで長いこと、長いこと。最後には歩くことが飽きてしまいました。

、、、と言っても山頂からの絶景にはいつも感動してしまいます。次はどの山を山歩しようかなあ〜


   

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